五話
俺はヤヤコマとケロマツをモンスターボールに戻し、ハクダンの森に向かった。
その道中、
「僕とポケモンバトルしよ!」
急にそう言われた…
まあ、お金も欲しいし受けてやるか…
「良いぜ!バトルしよう!」
「あっ!言い忘れてました!僕はビズと言います」
「俺はバロン。よろしくな」
☆ビズVSバロン☆
勝負…始め!
「行け僕の相棒!ジグザグマ!」
『ジグ!』
「行け相棒、ケロマツ!」
『ケロ!』
さあ!やってやるか!
「ジグザグマ!先にアタックするぞ!たいあたり!」
ジグザグマはジグザグに進んでたいあたりをしてきたが…
遅い!
遅すぎる!
「ケロマツ、あれぐらいは躱す事が出来るだろ…頼んだよ」
ケロマツはうなづき、ジグザグマが直前まで来てから難なく躱した。
さあ、仕上げようか!
「ケロマツ、でんこうせっかでトドメをさせ」
『ケロ!』
ビュン!
俺、でんこうせっかって命令したよな?
でんこうせっかの速さ超えてるぞ…
あれは…神速の領域だぞ…
ジグザグマはケロマツの技をまともに受けすぐに戦闘不能になった。
まあ、あれをくらったら負けるわ〜
「悔しいが僕の負けだ…」
すると、ポケモン図鑑にお金が増えた。
この世界でのお金は、一般人はカード、ポケモントレーナーはポケモン図鑑にお金が増えるようになっている。
ちなみに…
ポケモントレーナーは、バトルで負けると自動的に勝った方のトレーナーに相応のお金が増えるような仕組みになっている。
もちろん、全額では無い。
よし!お金ゲットだ!
これできずぐすりが買える!
俺はバトルが終わったのでケロマツをボールに戻し、ハクダンの森に向かった。
ハクダンの森に着くと、褐色の少女、巨漢な少年、小柄な少年の三人組に出会った。
「やあ、君達はここで何をしているの?」
俺はとりあえず声をかけてみた。
もしポケモントレーナーだった場合、バトルしようと思っていたから。
「私はサナ。バロン君を探していたの。ハクダンの森は絶対に通ると思って、ここで待ってたんだ」
なるほどね。じゃあ、この三人組は俺に用があるって訳だ。とりあえず話を聞くか。
「そのバロンって人…俺だよ?」
「「「え…?」」」
三人とも一緒の反応って面白いや!
「じゃあ、ダンテ所長に会った?」
「うん」
「じゃあ、ポケモン図鑑も貰った?」
「うん」
「って事は、ポケモンも貰った?」
「うん」
三人は顔を見合わせると、小柄な少年が話かけてきた。
「僕はトロバ。僕達はプラターヌ博士からバロンさんに最初のポケモンやポケモン図鑑を渡すように言われまして…」
俺はふと思った事をいった。
「それってさ…二番道路に行く前に渡さないとダメじゃないかな?ここはもう、野生のポケモンもいるし、何より、メイスイタウンで渡してくれた方が早かったし安全だった。ちなみにダンテ所長から貰ったポケモン、ポケモン図鑑は返すつもりは無いって事は先に言っておくわ」
だって…ポケモン図鑑は凄くいい機能が付いてるし、ケロマツもヤヤコマも俺のポケモンだ。誰にも渡すなんてするもんか。
「そうですよね…わかりました。今回の件は忘れてください」
「ちょっと待てよトロバ。バロンにポケモンを渡すのはいいんじゃないのか?」
「ティエルノは黙ってください」
ん?ポケモンは貰えるのか?それはいい事を聞いた…
「ティエルノよ。ポケモンはもらって良いんだよな?」
「ああ!博士から渡すように言われてたからな!」
「じゃあ、ポケモンを貰いたいのだが…」
「おう!フォッコにハリマロンにケロマツ。どれにする?」
んー悩むが…やっぱりハリマロンかな?
「じゃあハリマロンにするよ」
「分かった!これがハリマロンのモンスターボールだ!可愛がってやれよ!」
「もちろん!」
あっという間にティエルノからハリマロン入りのモンスターボールを貰い、俺のポケモンになった。
トロバは慌てていたが放っておこう。面倒くさそうだ。
サナは呆れていたしまあ、大丈夫だろ。
ティエルノは達成感があるみたいで凄く満足気だ。
「さて、バロンよ!ケロマツは育っているんだろ?ポケモンバトルしようぜ!」
ラッキー!向こうから勝負を仕掛けきた!
「もちろん!俺対サナ、トロバ、ティエルノでも良いぞ」
この言葉に三人は一斉に
「「「分かった!」」」
さ〜って!
ポケモンバトル楽しみますか!
俺のポケモン
ケロマツレベル10
ヤヤコマレベル16
ハリマロンレベル5
持ち物
いのちのたま
………………
いのちのたまの効果だが、
自分のHPを削り攻撃力をあげる物だ。