五十三話
『プラターヌよ。ディアルガとパルキアの事件だが・・・まさか、あんな解決法があったなんてな・・・』
「バロンだからこそ出来る解決法だと思うけど・・・」
プラターヌと擬人化したギラティナが反転世界で話していた。
擬人化のギラティナは、幼い子供の容姿で髪は黒だ。
反転世界は無重力になっているので、浮いたりしてギラティナと少し遊んでいたら仲良くなってしまっていたのだ。
『ディアルガ達の件は片付いちゃってるから、プラターヌもそろそろ戻るかい?』
「そうだね。戻ることにするよ。また今度ここに来させて貰ってもいいかな?」
『勿論だよ!じゃ、出口を造るから待っててね』
そう言ってからギラティナは擬人化を解き、ポケモンの姿へと変わった!
「いつ見ても擬人化って凄いと思うよ。ポケモンの時の姿と、擬人化の時の姿と大きさが違うからさ」
『まあ、人間に近づけるようにとしている事だからな。擬人化状態だと技もろくに使えない』
そう。擬人化状態だとポケモンの技が殆ど使えないのだ!
『更に伝説ポケモンの中で擬人化状態で技が使えるのは、伝説級伝説ポケモン達。世界を作れる程の力を持つ者なら技は使える』
伝説級・・・
伝説ポケモンにも階級があるんだな・・・
ギラティナは作業をしながら更に説明してくれた。
伝説ポケモンの階級は主に・・・
初級
中級
上級
最上級
伝説級
☆神☆
こんな感じになっている。
ちなみにギラティナは最上級に位置づけられている。
ディアルガ・パルキアは、中級だと教えて貰ったが、あの2体で中級なら伝説級以上はどんな化け物なんだよ・・・
『プラターヌは知らないと思うが、この世界に【ミュウ】と言うポケモンがいる。このポケモンは伝説級の階級に入っているポケモンだ。
初級は伝説であり伝説では無いポケモン達だ・・・
たとえば・・・
【ルカリオ】・【ミカルゲ】この辺りだな』
ルカリオにミカルゲ・・・
確かに伝説では無いが、レア度で言えば伝説に近い・・・
『たぶん分かったと思うが、サンダー達は中級に入る。まあ、ディアルガと一緒だと思ってくれ』
え!?
サンダー達って言えば・・・
カントー地方のポケモンで、サンダー・ファイヤー・フリーザーがいたはず。そのポケモン達は中級クラスなのか。なら、レックウザとデオキシスはどうなるんだ?
「ギラティナ。レックウザとデオキシス。いや。バロンのそのポケモンの階級はどれに入る?」
『バロンと言うのか。バロンの伝説ポケモンは階級こそ上級に入っているが、ステータスは伝説級だ』
上級の階級なのに、伝説級のステータス!?
2段飛ばしってバロンの伝説ポケモンは凄すぎだろ!?
「ついでに聞かせてもらうけど、バロンの白い龍。バロンは白龍と名を付けたあのポケモンの階級は何に入る?」
『僕も始めて見たけど、全てにおいて、伝説を上回る・・・僕もこの目で始めて見た。神級だ・・・』
神級!?
一番上の階級だって!?
じゃあ、バロンのポケモン達って本当にとんでもなく強いじゃん!
『バロンの伝説ポケモン以外のポケモンでも、ステータスだけなら
僕を超えているよ・・・軽くショックを受けているよ』
目の前にいる伝説のステータスを上回るだって!?
しかも、伝説以外のって・・・
「じゃ、じゃあ・・・バロンのポケモン達は
白龍・・・・・・・・・☆神☆級☆
メイビス・・・・・伝説級
レックウザ・・・伝説級
ブリガロン・・・最上級
メタグロス・・・最上級
ゾロアーク・・・上級
これで合ってるか?」
『間違いない・・・普通ならあり得ないが、あのバロンと言うトレーナーのポケモン達は伝説の力と変わらない』
伝説と互角に戦える・・・
いや!
伝説を上回る強さを持っている・・・
何かカラクリがあるのか?
「僕の方で少し探っておくよ」
『頼む』
ギラティナはプラターヌを宮殿に送るために、安全なゲートを造っていてくれたみたいで、時間がかかったみたいだった。
『やっとゲート出来た~!プラターヌ。どうぞ使ってね!』
「ありがとうね。じゃまたの機械に!」
プラターヌはそう言ってゲートに入って行った。
ゲートの中は真っ暗で何も見えない。
とりあえずまっすぐに歩き続けた。
5分程歩いていると、前方に光が見えた!
その光の方に歩いて行くと、ゲートを抜けた!
辿り着いた場所はパルファム宮殿の噴水の裏だった!
振り返ると、そこにはもうゲートは消えていた・・・
「ギラティナ・・・ありがとうな」
プラターヌはパルファム宮殿の方へと歩き出した。
場所的には噴水から1㎞離れた所にパルファム宮殿がある。
結構広くて歩き疲れるんだよ。ここの宮殿は・・・
暫く宮殿の方へと歩いていたら僕を呼ぶ声が聞こえた。
だけど、辺りを見渡しても声の主は見つからない・・・
「プラターヌ~!上だよ~!」
上?
プラターヌは顔を上に向けた。
「やっと気付いた~プラターヌどこに行ってたんだよ」
「すまないね。穴に落ちてから色々あってね・・・」
プラターヌは少し困った様な顔をしてから笑顔に変わった。
「ただいまバロン!」
「おかえりプラターヌ!」
俺達は無事に出会うことが出来た。
「よし!じゃあ旅を続けよう~!」
「それなんだけど・・・僕はこの村までの同行で、この後は用事でついて行けないんだ」
プラターヌは申し訳なさそうに言い、頭を下げた。
「大丈夫だよ。ここまで一緒に来てくれてありがとう!」
「こちらこそありがとう。また会える日まで元気にね!」
「うん!」
プラターヌはボーマンダをモンスターボールから出し、飛び立った!
久しぶりの1人旅の再開だ。
次の目的地は・・・コウジンタウンだ!
とりあえず、地つなぎの洞穴(ほらあな)に向かおう!
俺はパルファム宮殿を出発して7番道路に出た。
そこから地つなぎの洞穴に行けるからだ。
何も問題無く行ければいいが・・・
白龍 LV150【神】
メイビス LV148【エスパー・神】
レックウザ LV148【ドラゴン・神】
ブリガロン LV149【草】
メタグロス LV150【鋼・エスパー】【メタグロスナイト】
ゾロアーク LV135【悪】
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プラターヌと別れて久しぶりの1人旅再開です!