ポケットモンスターXY バロンの旅   作:バロン

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ポケットモンスターXY バロンの旅 六十七話

六十八話

 

現し身の洞窟地下1階に俺はメイビスと光の妖精・ライトとシャラシティへの出口を目指していた。

 

「結構この洞窟って広いんだな」

『そうですね・・・』

 

俺もメイビスも随分歩き回っていた・・・

途中までは、メイビスの道案内で来れたのだが、あの瞑想は使うと頭痛がするらしく、頻繁には使えない。

先に言ってくれたら良かったのだが・・・

俺って凄く方向音痴みたいで・・・なかなか洞窟を出れなく、約2時間程だろうか・・・彷徨っていた。

 

「流石に疲れた・・・ここの洞窟のポケモン達が襲ってくるから全部返り討ちにはしたけど・・・」

 

俺が迷っている間に物凄い数の野生ポケモン達が俺を襲いに来たが、メイビスが見つけ次第全て返り討ちにし、自己再生しながら戦ってくれていたのだ。

だが、自己再生でも傷は癒えるが心までは癒えない。

メイビスから戦闘の疲れが滲み出ていた。

 

「メイビス。迷ってしまって悪い・・・いったん俺の手持ちに戻り、体力を回復してくれ」

『了解です・・・』

 

メイビスは静かにモンスターボールをタッチしてボールの中に入って行った。

 

「疲れた・・・出て来てメタグロス」

『マスター大丈夫?』

 

メタグロスは心配そうに言い、俺の隣に来てくれた。

 

「歩き回りすぎて足がもうね・・・」

『じゃあ僕のサイコキネシスで浮かせながら行こう!』

「その手があったか!ありがとうメタグロス。サイコキネシスを頼む」

『了解!』

 

メタグロスは俺にサイコキネシスを使い浮かせばせ、シャラシティへの出口を目指しメタグロスは歩き出した。

 

 

 

その頃、シャラシテの出口付近の岩陰に黒い影が潜んでいた。

 

「バロンはいつ来るんだ・・・」

 

その影はそう言って隠れている岩に座り込み休憩した。

もう2時間もここに潜んでいるから、腰が・・・

奇襲するために配置したポケモン達はバロンが来ないから寝てるし・・・

早く来やがれバロン!

暇だろうが!!

 

黒い影はそう心の中で叫び、休憩を再開しようとしたとき、地響きが聞こえた!

 

「メタグロス!凄いじゃないか!出口だよ!出口!」

『マスターに喜んで頂けて良かったです。後、そこの岩陰に人がいるみたいですが、どうしますか?』

 

人?

シャラシティまでもう少しの所なのに?

まさか、さっきの黒い影か?

 

「メタグロス、念のためにその岩、壊して。俺はここに降ろしてくれたら大丈夫。ありがとうね」

『了解です』

 

メタグロスは俺を静かに降ろすと、両手を前に突き出し、緑色の光が両手を包み込んだ。

 

『コメットパンチ発射~!』

 

※コメットパンチ※【鋼】

通常の攻撃で威力は90。

10%の確立で攻撃力が上がる。

 

な!?

確認もしないで急に攻撃するのか!?

とりあえず、ダグトリオに穴を掘るを使わせるか・・・

 

「ダグトリオ、穴を掘る」

 

俺の横に待機させていたダグトリオに命令し、俺は直ぐに穴に入った。

その時、メタグロスがコメットパンチで突っ込んで来た!

俺の隠れていた岩は木っ端微塵になり、崩れた時、その瓦礫が俺の隠れた穴を上手いごと塞いだ。

 

「とりあえず助かったか・・・」

 

だが、これではテレポートが出来ない。

出来るポケモンは出口付近に待機をさせてしまっているから。

 

「あの岩に隠れていると思ったんだけどな~勘違いか」

『そうみたいですね』

 

メタグロスは俺の所に戻って来ると、そう言い俺を背中に乗っけた。

 

『それではシャラシティへと出発しましょう』

「おう!」

 

俺達はシャラシティへの出口穴まで行った時、ポケモンが天井や岩陰や地面から出て来た!

 

天井からはジュペッタ。LV400

岩陰からはボスゴドラ。LV350

地面からはバンギラス。LV350

 

3体とも高レベルポケモンで、俺を3方向から囲む形で陣形をとった。

 

『こしゃくな!メタルクロー』

 

メタグロスは両手から銀色の色をしたオーラを爪状に変え、自慢のスピードで一気に前方にいたジュペッタに攻撃をしに行ったが、

 

『遅いな・・・シャドークロー』

 

※シャドークロー※【ゴースト】

手から紫色の爪状のオーラを出す。

急所に当たりやすい。

威力は70。

 

ジュペッタは瞬時に両手をシャドークローに変え、その場から消えた・・・

メタグロスはそのままジュペッタがいた場所を通り過ぎた所で、倒れた・・・

次に現れたジュペッタは元の位置に戻っており、技は解除していた。

 

この一瞬で起きた事を説明しよう。

メタグロスも結構早いスピードを持っているが、ジュペッタの素早さはメタグロスより早く、シャドークローを連撃し、メタグロスを倒したのだ。

メタグロスは突っ込んだ時のスピードが残っていたので、そのまま通り過ぎた形で倒れた。

 

『この程度の速さで僕に勝てるとでも?』

 

ジュペッタはそう言い、嘲笑った。

 

「戻ってくれメタグロス・・・」

 

このジュペッタの素早さ・・・

俺のポケモン図鑑と一緒の効果で特別強化されたのか?

メタグロスを一瞬で倒すとはな。

 

『ん?この先を通りたいんだろ?俺達を倒してから行きな。ここは俺達の縄張り。余所者はバトルで勝たない限り通さない』

 

ジュペッタでこの強さなら、残りのボスゴドラ、バンギラスも相当な強さなはず・・・

 

「なあジュペッタ。ここはいつからお前達の縄張りになったんだ?」

『ん?1週間前からだが?』

 

意外と最近なのか・・・

とりあえず、白龍を・・・

いなかったんだったな・・・

 

「出てこい、レックウザ!」

『マスター!ここ、狭い!!』

 

そっか!

洞窟でレックウザの体は狭すぎる!

 

「すまない!戻ってくれ」

 

俺は直ぐにレックウザを手持ちに戻した。

 

『ん?レックウザ様で戦いたいのか?バンギラス、ボスゴドラ、頼んだ』

『『おう!爆裂パンチ!』』

 

2体は左右の壁を爆裂パンチで殴りつけ大穴を開けた!

更に、爆発の影響で天井も大きく開け、シャラシティ前の洞窟は大きな空間に変わった。

 

『んじゃレックウザ様を出してくれよ。バトルしたいからな』

「ありがとうな。もう一度出てこい!レックウザ!」

『おう!この広さなら十分だ!』

 

レックウザは雄叫びを上げながらそう言った。

 

「レックウザ、シャドークロー!」

『影分身改。シャドーボール!』

 

※影分身改※【ノーマル】

大量の影分身を出し、実体化させる。

技も放つ事が出来る。

 

※シャドーボール※【ゴースト】

通常の攻撃。威力は90。

まれに相手の特防を下げる。

 

ジュペッタはレックウザの攻撃が来る前に大量の影分身を展開した!

その後直ぐにシャドーボールを放つ体勢に移った。

 

レックウザは両手をシャドークローに変え、ジュペッタを攻撃しようとしたが、その時には大量のジュペッタが展開しており、シャドーボールのチャージも完了していた・・・

ジュペッタは物凄い速さで2つの技を準備完了にしたのだ!

 

『さあ!楽しませてくれ!シャドーボール一斉発射!』

「全部打ち返せ!」

『ウオオオォォオオオ!』

 

ジュペッタの超連撃シャドーボールは一斉にレックウザに襲いかかる!

レックウザは自慢の素早さでシャドークローを使いまくり、シャドーボールを全て打ち返していた。

だが、ジュペッタの影分身。いや、分身は次々にシャドーボールを作り、発射しまくっていた。

レックウザの素早さも疲れで、対処が遅れてきている。

 

「ならば!出てこいゾロアーク!ブリガロン!周りの展開しているジュペッタを倒せ!」

『『おう!』』

 

ゾロアークとブリガロンは左右に分かれジュペッタの分身を攻撃しに行った。

 

 




メイビス LV204【エスパー・神】
レックウザ LV204【ドラゴン・神】
ブリガロン LV205【草・格闘】
メタグロス LV202【鋼・エスパー】【メタグロスナイト】
ゾロアーク LV187【悪】

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
現し身の洞窟は狭い洞窟なのですが、ボスゴドラとバンギラスでシャラシティ側の部分が広大な広さを持った洞窟になりました。
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