魔法少女リリカルなのは【魔を滅する転生砲】   作:月乃杜

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StrikerS篇
第1話:再演 再び始まる原典


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 ピロートーク、要は性交で身体を重ね合った後に語り合う余韻を味わう為の会話であろうか?

 

 基本的にユートは相手を気絶させてしまう為、ピロートーク自体が発生しようも無かったりするのだが、今回はあきらかに初めてで御座いますと云わんばかりの幼児体型なチンク、実際に真っ白いシーツには初めての証が点々と付着している。

 

 彼の“無限の欲望”は飽く迄も研究という欲に取り憑かれているだけで、しかも彼は促成複製人間だから赤子から急激に大人の姿に培養をされて、人間としての想い出なんてモノは皆無に等しい。

 

 正しく、身体は大人で頭脳は子供という何処ぞの名探偵の真逆を往くのがDr.ジェイル・スカリエッティ、大人の姿をした子供であるが故に三大欲求である性欲が無かった。

 

 だからであろう、魅惑的な女性を侍らせながらも彼女達に何ら手を出してはいなかったのは。

 

 まぁ、自分が創造主=父親みたいな感覚もあったのだろうが、若しかしたら子供だからこそ家族ごっこに興じていたのかも知れない。

 

「嗚呼、私は姉として罪深い事をしている。しかもドクターを裏切る様な真似をしているなんて」

 

 嘆くのはスカリエッティ・ナンバーズの五番、先程までユートに啼かされていたチンクである。

 

 条件は揃っていた。

 

 ユートが相手に勝利を収める事、相手が女性である事、それにより敵対をしていた相手の女性に他よりユートを優先する順位変更が起きる。

 

 【闇を祓いて娶る美姫(プリンセス・アンドロメダ)】。

 

 これは【カンピオーネ!】の世界にて弑逆した鋼の英雄神ペルセウス、彼の“まつろわぬ神”は言っていたではないか? 自らが討ち斃せし怪物こそは即ち自身に侍るべき美姫であるのだ……と。

 

 ペルセウスが討った海獣ティアマットは詰まりエチオピアの美姫アンドロメダ、その英雄神の理が奴を殺害した際にユートの権能として作用し、この権能を使えば斃した敵対的な女性を自らへと侍る女として変えてしまえたのだ。

 

 その真髄は『優先順位の変動』、チンクの場合はジェイル・スカリエッティを筆頭に姉妹達こそが最優先だった筈だが、ユートの権能を受けてしまった影響から順位がユートを最上位に変動をさせてしまった。

 

 結果として、チンクはピロートークでジェイル・スカリエッティや姉妹に罪悪感こそ懐くも、ペラペラと色々な情報を喋ってしまう。

 

 早い話、嘗てのジェイル・スカリエッティの位置にユートが居る。

 

 詰まりは、そういう事だ。

 

 罪悪感は有るけど、ユートが最優先だったから矢張り話さずには居られない、だったからチンクはユートに抱き付きながら蒼褪める。

 

 まぁ、板挟みというやつだろう。

 

 頭を撫でられて、嬉しく成るのはどうしても止められない。

 

「わ、私をこんなにしたんだ。責任は取って貰うからな!?」

 

「チンクだけを見る事は出来ない、それで良ければ責任は取るさ」

 

「そうしてくれ」

 

 真っ赤な顔でユートの胸板に顔を埋めながら、チンクは頷きユートの指示に従う旨を宣言した。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 権能によるものとはいえ、仲間に加わったからには多少の(わだかま)りこそ有れど別に仲違いはしない。

 

 同僚として地球や他の次元世界で仕事を熟す。

 

 それから数年後……

 

 新暦〇〇七一年 四月二九日。

 

 ミッドチルダの北部臨海第八空港に殉職をしてしまったクイント・ナカジマの娘達が、父親であるゲンヤ・ナカジマの元へ訪れていた。

 

 原典の通りならスカリエッティ・ナンバーズの不備により、レリックが爆発を引き起こしてしまってスバル・ナカジマとギンガ・ナカジマも巻き込まれ、命からがら高町なのはやフェイト・T・ハラオウンに救われて憧憬を懐く事に成る。

 

 大規模な空港火災も、八神はやての尽力で消し止められた。

 

 あれは利用者も職員共に多数の負傷者を出し、空港施設のほぼ全てが焼失をしてしまう記録的な事故ではあったが、奇跡的な鎮火救出劇によって死亡者は出なかったと云う。

 

 スバルとギンガは間違い無くゲンヤ・ナカジマの元へ訪れているし、スカリエッティ・ナンバーズも暗躍をしているらしいのだが、問題が有るとすれば原典と異なり高町なのは達が時空管理局には所属をしていないという致命的な事。

 

 即ちスバルもギンガも助からず、空港火災も消し止めるのには相当な時間が掛かるという。

 

 地上部隊は八神はやてが嘆く程に初動が遅い、それというのも彼女が所属をする本局が地上から人員を吸い上げていくからだし、時空管理局本局に所属してる彼女が言えた事では無いのだけど。

 

 寧ろ、それで初動が遅いとか傲慢にも程がある話であろう。

 

 それは兎も角としてユートは事件自体を食い止めようと思ってない、怪しい動きをしていて事件が起きれば犯人扱い待った無しだからだ。

 

 況してや、時空管理局の御膝元で別組織の人間が勝手に動くと、それは間違い無く嫌われる。

 

 そして巻き起こる大爆発。

 

「矢張り起こったか」

 

 戦闘機人によるレリックの大爆発事件である。

 

 ユートは知識的に、何処で何故にこんな事件が起こったのか? を実は全く識らなかったのだ。

 

 ただ、爆発や火災規模と戦闘機人が暗躍していたらしいという情報、それらの事象を総合的に鑑みて連中が某かをミスった結果か、若しくは何かの理由で意図的にやらかしたかのどちらかなのであろう。

 

 事が起きれば【聖域】ミッドチルダ支部として動かぬ理由も無く、支部の部員達を即時に動かして事態の収拾に尽力をする事が可能だ。

 

「レジアス中将、此方は【聖域】ミッドチルダ支部のユート」

 

〔何が起きた?〕

 

「ミッド北部の臨海第八空港で爆発が発生した、それに伴い空港全体が大火災に見舞われてる!」

 

〔な、何だとっっ!?〕

 

「即刻、時空管理局・地上本部へ出場要請する」

 

〔了解した!〕

 

 偶にはコネクションを使うのも悪くは無い。

 

 初動が遅くとも、地上本部のトップへと直接の連絡を入れたからには、直ぐにも動き始める筈。

 

「此方は此方で動くがな」

 

 知識が足りず事件自体は見過ごしたとしても、必要な人材を必要な場所に配置をする事は可能。

 

 暁美ほむらを筆頭にし、鹿目まどかと巴 マミと美樹さやかと佐倉杏子の五人組が現在の主力だ。

 

 元々は所謂、ツンツンなほむほむに至るより前の眼鏡を掛けた御下げ状態の暁美ほむらを救い、鹿目まどか達をも魔法少女の宿命から解脱をさせた事と“ワルプルギスの夜”を滅ぼした事により、五人の関心を強く買ったのが切っ掛けだった。

 

 その内の暁美ほむらはユートと共に過去へ遡って真皇妃の一人と成り、こうして残りの四人を率いる形で“まどマギ部隊”を結成している。

 

「ソウルアップ!」

 

 暁美ほむらの掛け声――元々は必要無い――を皮切りに、残りの四人も一斉に掛け声を上げる事でそのコスチュームを変換させていく。

 

 見た目は大学生の鹿目まどか達、それがちょっと大人びた嘗ての魔法少女姿に変身をしているのだと思えば正解、但しソウルジェムを身に付けている訳では無いから、矢っ張り魔法少女とは異なる存在だ。

 

 願いを餌にされて魔法少女に成る事を了承した思春期の乙女達、彼女らは“キュウべぇ”なる怪しい存在に自らの魂を加工されて、ソウルジェムという外付けの意識発生装置に変えられてしまう。

 

 願いを餌に……という意味ではユートも大概ではあるが、連中は訊かれなかったのを此れ幸いに何の説明もしないで、魂をソウルジェム化したり魔女の正体を黙秘したりと遣りたい放題である。

 

 魔法少女が討つ魔女の正体とは、ソウルジェムの澱み穢れが最大化されて変質した魔法少女達、詰まりは自身も魔法少女に討伐される魔女に容易く成り得る訳だった。

 

 本来、暁美ほむら自身は時間遡行にて大好きな鹿目まどかを救おうとする事を何度も繰り返し、然しながらそれは一切合切全く成らずにいずれは精神が磨耗、性格も擦れていってツンツンな態度を取って心を守ろうとしてきたのである。

 

 そうなる前、視力を魔力で補正をして御下げをやめて……では無い暁美ほむらとの出逢いから、ワルプルギスの夜が最悪なレベルで強化されてしまう前に斃し、魔法少女達に関しては念能力である“緑之浄解(クーラティオ)”にて本来の姿に戻してやった。

 

 まぁ、仮に“緑之浄解”で無理でも冥王ハーデスの権能で魂の操作をする事も出来そうだけれど。

 

 とはいえ魂の問題が無くなった事も手伝って、孤独を怖れる巴 マミは勿論の事、自分の願い事を親に知られて結果として親が無理心中してしまった佐倉杏子、魔法少女に成った事でゾンビにされたと嘆き好きな男に告白出来ずに友人に奪われてしまった美樹さやか、自分が何がしたいかが判らない侭に魔法少女に成ってしまった鹿目まどか、そんなまどかの死を嘆いて出逢いからやり直したいと願った暁美ほむら、五人は思春期の年頃である事と吊り橋効果など幾つかの要因が重なったからか、仄かな想いをその心に大小の違いはあれど灯していた。

 

 然しそれは本当に仄かな、小さい種火で軽く火を灯した程度の吹けば消える想いに過ぎない。

 

 そんな仄かな火が爆発的に燃え上がる切っ掛けとなったのが、ユートと暁美ほむらとシュテルが過去へと跳ばされた結果、心身共に結ばれていたのだと云う現実を見せ付けられたからだった。

 

 シュテル・スタークやリルベルト・ル・ビジュー・アシュリアーナは未だ良い、然し友人関係に在って殆んど同時期に知り合ったにも拘わらず、ユートと結ばれてた暁美ほむらには物申したい。

 

 インキュベーターの手で魔法少女にされてしまった少女は、大抵が某かを喪って心に大きな穴を持っていたり、そうで無くとも叶えられない願いに押し潰されんとしていた場合が多かった。

 

 孤独、愛憎、家族、親友、焦燥、そして彼女達はインキュベーターに誑かされた結果、魂を勝手に加工されソウルジェムが離れてしまえば死体の如く冷たく動かなくなり成程、それはゾンビというか生ける屍にも等しいだろう。

 

 そんな絶対的な絶望から救ってくれた相手に、好きな男が居た美樹さやかですら吊り橋効果としてときめく、おかしくも無かったからこそ思い詰めてしまったし、高校生に成るのすらも待たずにユートへと突撃をしてしまったのである。

 

 尤も、鹿目まどかはルートによって願い事が違うのだけれど。

 

 五人は魔法少女の時代の衣装を、大学生に合う形で意匠を変えたソウルジャケットに身を包む。

 

 武装もまどかが弓矢、ほむらが盾、マミがマスケット銃、さやかが剣、杏子が槍を持った。

 

 その全てが魔力の具象化を成した武具だから、時空管理局のルールにも抵触をしてはいない。

 

 更にはユートの【閃姫】に成った事で、魔力量も魔力強度も魔力純度も高水準に纏まっている。

 

 特に魔力量は大幅に増えた分だけではなくて、ユートとの【閃姫】契約で使える様に成っている恒星が数個分の純エネルギーを、魔力変換して使えるから実質的には無制限だと云えるであろう。

 

 そんな膨大な魔力に飽かせ五人は魔法を使う、氷の魔法で燃え盛る火災の鎮火をしていった。

 

 ユートが“ナコト写本ラテン語意訳”に記録をしていた魔法の中から選択、編纂、体系化をして、使い易くしたモノを魔法陣に換えてある。

 

 彼女達は面倒な呪文詠唱もせず、魔法機器内に記録されている魔法陣を思考選択して魔力を籠めるだけ、それで魔法を扱う事が可能だ。

 

 また魔力を扱う念能力みたいな訓練法により、五人はユニークスキルを扱えるに至っていた。

 

 オーラによる通常の念能力の“発”という事で、時空管理局側から視た場合はレアスキルという。

 

「いっくよ~! ダイヤモンドダストォォッ!」

 

 まどかが弓を引き絞り、番えた魔力の矢に対して魔法陣を附与、編纂された魔法の中でも中級に位置しているダイヤモンドダストを放つ。

 

「ティロ・フィナーレ!」

 

 同じくダイヤモンドダストを附与した大砲の如く巨大化した銃、その引き金を引きながら嘗ての魔法少女時代からの科白を叫ぶマミ。

 

「オラァ! ブリザード!」

 

 杏子は手持ちの槍を多重節棍に変化させると、それを振り回しながら攻撃に使うならば範囲型とも云えるブリザードを放ち、広域範囲に亘り冷気を伝え火災の鎮火をしていく。

 

「やぁっ!」

 

 掛け声と呼ぶには可愛らしく聴こえる声だが、一応は気合いを入れて刀にも似た片刃の剣を上段から斬り下ろす形で放って、攻撃魔法であるアクアトルネードをぶちかます。

 

 さやかは氷より水の方が得意だったらしい。

 

 そして、三つ編み眼鏡っ娘なほむらは火災鎮火には参加せずに某かを捜しており、左目にまるでフリーザ軍のスカウターに近い機器を装備。

 

 様々なエネルギーを探索をする機器である。

 

「ふむ、隠れていますね」

 

 カシャリと安全装置を解除、そして視線も向けずに拳銃を片手で敵に向けると引き金を引いた。

 

 放たれたのは一発の弾丸、然しそれは魔力により形作られた魔力弾だからミッドチルダで使っても違法性は無く、その一撃はこそこそ隠れて様子を窺っていたと思われる変質スーツ姿に向かう。

 

「キャァッ!? あ、あぶないですねまったく」

 

 躱したのは戦闘機人No.4であるクアットロ。

 

「え?」

 

 BANG! BANG! BANG!

 

 ノーモーションで更に三発。

 

「ちょっ!? 私のISシルバーカーテンが効いてないんですか?」

 

 慌てて避けるけど、驚愕の余り叫んでしまう。

 

 それは戦闘機人の特殊能力――インヒューレント・スキル、No.4たるクアットロが扱うISとはその姿を隠すシルバーカーテンである。

 

「残念、傭兵は情報が命。シルバーカーテンなんて既に情報は得てますし、それに対する対抗手段も構築されていますよ! 幾ら姿を消したとしても生体エネルギーを隠さなければ意味は無し! ですからね」

 

「くっ!」

 

 素早く撤退に走るクアットロ。

 

「無駄ですよ」

 

 左腕の銀色に輝く小盾を弄ると、ほむら以外のクアットロは元より動き全てがピタリと停まる。

 

刻之女王(クイーン・オブ・タイム)

 

 流石に時間遡行は出来ないけど、一時的ではあるが数秒間だけ時間停止が叶う謂わば大魔法。 

 

 何処ぞのDIOのスタンドの如く、これこそが暁美ほむらが発現させたユニークスキルであった。

 

「覚悟して!」

 

 動きが停止したクアットロのどてっ腹へ弾丸を数発をぶち込む、これによりクアットロは吹き飛ばされながらダメージを受けてしまう。

 

「そして刻は動き出す――なんちゃってね?」

 

 決めポーズを執りながら言う。

 

「キャァァァァァァァァァァァァァァッッ!?」

 

「クアットロ!」

 

 吹き飛ぶクアットロを戦闘機人No.6セインが、瞬間の隙を突いて地面から顕れて掴まえて離脱。

 

 ほむらはそれを敢えて見逃した、これはユートからの依頼だった。

 

 肝心たるユート本人は、スバルとギンガの二人を救う為動いている。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 エントランスホールを泣きつつ、青く短い髪の少女が歩いていた。

 

「お父さん、ギン姉……何処~? 何処なの?」

 

「取り敢えずは連れて行けるけど、どうする?」

 

「……へ? 誰?」

 

「危ないから手短に、僕は【聖域】の教皇兼聖闘士である緒方優斗だ。スバル・ナカジマ、君達を助けに来たんだ」

 

「わ、私達……?」

 

「君の姉、ギンガ・ナカジマも助けないとな?」

 

「ギン姉を!」

 

 姉の名前を出されて、思わず叫んだスバル。

 

「何だか誘拐犯っぽくなるけどね、スバルは一緒に来るかな?」

 

「い、行きます!」

 

 素直に過ぎるスバルに、ユートはちょっとだけ彼女の将来が心配だ。

 

「じゃあ、僕の背中に」

 

「はい!」

 

 素直な良い子、スバル・ナカジマに懐いた感想はそれに尽きる。

 

(原典に当たるStrikerSでも思った事だけどな)

 

 一一歳だから発育敵には未成熟極まりないが、数えでは一二歳だからその気に成ればパクリと逝ってしまえる年齢、だからと云って積極的に手を出したいか? と問われたら否と答えるだろう。

 

 姉のギンガ・ナカジマは現在で既に一二歳だったけど、これもまた積極的に手を出す年齢では無いのだろうが、少なくとも縁は繋いでおきたいのが実情である。

 

 それに契約の為に一度は褥を供にしたクイントの血を引く遺伝子上と戸籍上の娘、見捨てるのは有り得ないからこそ二人を助けに来た。

 

 どうでも良いが、黄金聖衣を与えられてこの地に根差した転生者達、連中は大火災にビビり結局は現場に全く入り込めずに居たらしい。

 

 単に黄金聖衣を持っているだけ、元一般人の域を出ないという事だ。

 

 入れそうな蠍座の黄金聖衣を持つエウラリア、然し彼女は抑々がスカリエッティの陣営に居る。

 

「すご~い、飛んでる!」

 

「余り喋ると舌を噛むぞ」

 

「は、はい!」

 

 ユートは生体反応を便りにして、ギンガ・ナカジマの位置を把握していたから急行をしていた。

 

 ユートが【魔法少女リリカルなのはStrikerS】の主要人物を助けるのは何も今回が初めてだという訳では無く、例えば第六管理世界アルザスでは空腹で流浪の旅を強いられたキャロ・ル・ルシエに接触、暫く一緒に旅をして信頼関係をそれなりに築いてから、地球の【聖域】支部として機能をしてしまっている月村家の御世話に成っている。

 

 他にも、死んだティーダ・ランスターを冥闘士として黄泉返らせた上で、兄の遺産的なモノにより生活してたティアナ・ランスターに接触、兄の状況を教えた事でミッドチルダを出る決意をした彼女を地球へと導いて矢張り月村家に。

 

 広い家だからまるで宿舎の様な扱いだったし、何よりまだ幼めとはいえ女の子ばかりを連れて来るから、月村 忍の妹のすずかは御立腹。

 

 ティーダも居るし、決して女の子ばかりでは無いのだが……

 

 尚、クイントとメガーヌ+ルーテシアは月村家では無く、裏木星とも云うべき木星の位相の異なる空間に浮かぶユニクロンの冒険惑星アドベンチャーに暮らしており、日々を冒険者として動きながら生活をしていたりする。

 

 時折だが、【聖域】からの依頼を受けながら。

 

 クイントもメガーヌも素の侭の能力の場合は、冒険者ランクは精々がDランク程度でしかない。

 

 デバイスを十全に使ったり、召喚蟲を使ったりすればBランク相当にまでは上がるのだけれど。

 

 それは兎も角、ヴァイス・グランセニックによる誤射にて人質だったラグナ・グランセニックの右目が撃たれた事件、これもユートが直ぐにも対応をしたから義眼に変えず瞳の再生が叶っている。

 

 それは扨置き、ユートはギンガが危機的な状況にあるのを見付け出したので更に加速をした。

 

 スバルを早目に確保したから、ギンガの場合は丁度良い塩梅で原典に於いて、フェイト・T・ハラオウンが助けた時と同じシチュエーションだった事もあり、落ちる彼女を抱き留める事で救出の完遂をする。

 

 二人を助けたユートは即刻、指令を出しているゲンヤ・ナカジマの元へと帰してやるのだった。

 

 

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 同時進行に少しばかり無理が出たから、さっさとSTSに入ろうと思います。

 まどマギの所感は、ユートがTVアニメ版から得たモノです。彼はポータブルやレコードや劇場版などの知識を持ってはいません。
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