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脳筋な戦法を平然と執るスバル達を視ていて、ユートは仕方が無いからと夜間勉強会で戦術理論を教え込むけど、矢張りというかティアナやキャロは兎も角としてスバルが大苦戦をしてしまう。
比喩では無く、頭から煙を噴き出しそうなくらい目がグルグル。
莫迦では無いし、勉強だってそれなりに理解をしているスバルだったけど、複雑怪奇な戦術理論を完璧に理解をするのは向いてない様だ。
(まぁ、基本的にそんな難しい部分はティア任せにしてきたからな)
遣らないから出来ない典型。
「ユート、お疲れ様」
フェイトがクスクス笑いつつ出迎えてくれる。
「いや、比喩表現じゃなくて疲れてしまったよ」
「矢っ張りスバルが?」
「全く理解をしてない訳じゃ無いのが痛し痒しって処でね、困った事に半ばはちゃんと理解をしてテーブル模擬戦ではある程度遣れてる」
「それはまた……」
フェイトがまるで新婚の奥さんみたいに服へと手を伸ばして、正しく新妻の如く甲斐甲斐しい様で会話しつつユートの上着を脱がしていく。
新婚や新妻に拘る理由? 流石に数年もしたらこんな風に甲斐甲斐しくはしないであろうから。
「それで、どうするの?」
「スバルが基本、
「理論では無く脳筋には脳筋でか。それってさ、ユートも大概だよね」
「ほっとけ」
脱がせた上着は洗濯してアイロン掛けをする、勿論だけど風呂に入れば下着類も一緒に洗濯だ。
長らくミッドチルダに居た上に、一緒に過去へと遡行をしたシュテルやほむらと懇ろになって、いつの間にかほむらの仲間とも仲好しだったりと放って置かれた為、なのはとフェイトとはやては勿論の事だが他にも複数人が該当する女性陣が、新婚ごっこに興じる権利を獲ている。
夕飯に関しては個々人で食べるのでは無くて、全員で揃ってという形だから作る手間は掛からないけど、夫婦の様な二人っ切りで何て事は遣りたくても出来ないのが現状。
因みに、月村家は大改造を経て幾つもの部屋を増設した宿舎みたいな機能を持ち、風呂も一時に何人も入れる様に拡大化されているし、食堂にしてもまるでレストランの如くテーブルと椅子が並べられ、それでいて月村 忍が月村恭也と夫婦生活をするのに困らないし、すずかが長年暮らしてきた部屋もちゃんと維持をされている。
尚、現在の月村 忍と月村恭也は娘の月村 雫と共にドイツ在住だ。
どうでも良いが、姓から判る通り恭也は月村家に婿養子として入っており、現在の月村家当主は両親が半ば引退をしていて忍が継いでいた。
「キャロもユナイトを随分と熟せるように成ってきた事だし、新しい技でも教えていこうかと考えているんだよな。まぁ、既存の技が更に突っ込んだ形に成るだけなんだがね」
「それって?」
「ま、明日には判るよ」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
翌日の早朝、ユートはヴァイスと三人の新人を含めた四人の前に立つと、フッとキャロの方へと視線を向けて口を開いて話を始める。
「キャロ」
「は、はい!」
「君は無機物召喚が出来たな?」
「え? はい。錬鉄召喚アルケミックチェーンですよね?」
「それをやってみてくれるか?」
「判りました」
ブーストデバイスたるケリュケイオンの中央に輝く紅い宝玉が輝き、キャロの足下にピンク色のミッド型魔法陣が展開をされていく。
「我が求めるは戒める物、捕らえる物。言之葉に応えよ鋼鉄の縛鎖よ。錬鉄召喚アルケミックチェーン!」
更には召喚型の魔法陣が浮かぶ、其処から召喚されウネウネと顕れ出でたのは鎖の数々だった。
「宜しい」
「あの、それでどうすれば?」
「その前に、ティア」
キャロからの質問を前にティアナへ向き直る。
「え? 私ですか?」
「ティアはチェーンバインドを使えるのかな?」
「い、いえ。練習をした事が有りませんから」
「ふむ、今から覚えるにはちょっと遅いかね?」
ユーノ・スクライアやフェイトの使い魔であるアルフ、ユートの許にいるリニスも扱える拘束系の魔法の一種だったけど割と便利なモノ。
「あの、覚えたら新しい技でも教えて貰えるんでしょうか?」
「覚えたいなら教える。だけど先ずはチェーンバインドを使えない事には当然だが話にならない」
「は、はい……」
言って再びキャロに向き直った。
「キャロはアルケミックチェーンを、どの程度の正確さで操作が出来るのかな? 先ずは実際に操るのを見ておきたいから試しに……」
そう言言うと、ユートがパチンと指パッチンをして数機のガジェットドローンを召喚する。
「それって、確かガジェットドローンですか?」
「そう。一番スタンダードな型で、初期型ってやつみたいだな」
勿論だが、スカリエッティの造ったガジェットで無く、ユートが破壊された物を回収して覆製をした物。
上下に丸みを帯びた縦長なガジェットである。
シミュレータで仮想再現をした物では無くて、実際に量産ラインを構築して製造した物だった。
スカリエッティ側が、破壊されても破壊されても次から次へと増産しているだけに、コスパが良いから的にして使うのも惜しくはない。
「キャロに遣って欲しいのは、アルケミックチェーンを自由自在に操作をするって事なんだよ」
「自由自在に?」
ユートは両腕に黄金に煌めく星雲鎖を顕現。
「こんな具合に……な!」
言いながら星雲鎖の右手の角鎖を真っ直ぐに伸ばしながら飛ばして、キャロに当たる直前で直角に上へと曲げてやると同じく直角に後ろへ。
最後には、ガジェットの一機を角鎖で貫いた。
それにしても、星雲鎖を目の前に飛ばされたのに目を閉じもしないのは胆力か、或いはユートへの信頼が自分を無意味に傷付けないと理解をしていたからか。
「此処まで精密な操作をするのは不可能ですよ」
だけど自分への自信が無い為に、苦笑いを浮かべつつ首を横に振る。
「君は召喚とサポート魔法が真骨頂なんだろう、アルケミックチェーンもそういう使い方だしな。それ自体は間違ってはいないよ、然しそれだけと云うのもちょっと勿体無い気がしているんでね」
「勿体無い……ですか……」
キャロはアルザスにある竜を奉る故郷の村から追放をされ、ユートに拾われてから旅路の中で『竜召喚は怖いもの』という意識をゆっくり、然し確実に溶かしていってくれた日々を思い出す。
あの時に言われた――『まだ幼い内に才能に飽かせて竜召喚を会得し、更にはアルザスの守護真龍ヴォルテールとさえ契約を成した。愚か者共はその才能に恐怖したって訳だな。君がいつ召喚をミスして暴発させるか判らないから。だけど抑々にして幼い君が如何に才能に恵まれようと、制御力まで伴わないのは必然だろうに。だからこそゆっくりと、先ずは制御の修業を遣らせるべき。それを怠って何を況んやだね』
焚き火の傍で、全身を包み込む様に後ろから抱き締められて暖かな微睡みに落ちる中、キャロの耳に囁かれてとても印象に残っていた言葉。
まだ未成熟、親許で暮らすのが普通な年齢で、孤独に寒くてひもじい事を強いられる旅に出るしか無く、自身を追放した村人や村長を怨み憎むより寂しさや空腹などが勝って、竜召喚を行う事への恐怖に支配されそうだった。
其処へ極度の疲労困憊が襲って、そんなキャロを救ったのがユート。
本人は打算も有るからと嘯いていたものだが、それでも助けて貰った事には違いが無いのだ。
「もうちょっと、扱いの幅が有った方が良いかなと思えてね」
「幅が?」
「さっき見せたみたいな事が出来れば支援としてだけで無く、攻撃手段も増えるから闘いも遣り易くなるからな。直ぐに手練れなレベルで遣れる様に成れとは流石に言わないし、無理なら無理でも全然構いはしない。僕の星雲鎖は一応なレベル、そうだな……ストレージデバイス程度のAIを積んだくらいの知能は持っている。それと自身の思考を同調させて自在に操作が出来ているんだ」
「それを言うなら私のアルケミックチェーンも、無機物召喚ではあるんですけど簡単な思考を持たされているんです。私達召喚師の思考を矢張り同調して動かしていますから」
キャロは困った表情になる
「キャロ、昔に教えたオーラ……氣は使えるな」
「はい。魔力に慣れてからも細々とですが練習をしていましたから。元々、オーラを扱うのを魔力で遣っているのが今の訓練ですよね?」
「その通りだ。だけど氣力と魔力は基本的に反発し合う。だから普段は魔力を扱うのが正解だな」
「はい」
「じゃあ、オーラで【纏】」
「はい!」
魔力では無く氣力での【纏】をするキャロ。
「確かに、淀み無いオーラの動きだな。間違いなく練習を欠かしてない証拠だ。随分と上手いね」
「【錬】!」
「はい!」
魔力で遣るのと変わらぬ程にオーラが増した。
「これなら水見式も出来る」
「水見式……ですか?」
旅路の暇を埋める為、ユートは魔力制御の他にも氣力による通常の念修業をキャロに施した。
最終的には魔力と氣力の合一を、即ち咸卦法も教えてフィジカルの強さも底上げをする心算だ。
机を出して、その上にコップを置くと水を並々とそそいでやったら、その中には葉を浮かべる。
「これは?」
ティアナが怪訝な表情に成って訊ねて来る。
「念の属性を調べるモノ」
「属性?」
「強化系、変化系、放出系、具現化系、操作系、特質系という念能力の六属性を調べるんだよ」
キャロを机に促してやった。
「手を翳して【錬】を」
「はい!」
言われるが侭にキャロは、両手を翳した状態で流れるが如く【纏】から【錬】へと移行をする。
すると、浮かんでいる葉がクルクルと回った。
「「「えっ!?」」」
詳しく念について知らないスバルとティアナとヴァイスが驚き、一応は知らされていたなのはとフェイトもキャロの念に目を見開いている。
水見式について知らないキャロ、故にユートを見遣って来た。
「水見式ではコップ内の水や葉に変化が起きる、例えば水の味が変わるのは変化系。水の量が変わるのは強化系。水に不純物が出現で具現化系だ。そして葉が動くのは操作系という事に成ってる」
「放出系と特質系は?」
フェイトが恐らく興味本意だろう訊ねて来る。
「放出系は水の色が変わる。特質系はそれらと違う変化をした場合だ」
「へぇ? 本当に魔法とは資質が違うのかな?」
「仮に全く同じ資質だった場合は、なのはは明らかに放出系という事になるんだろうな。そして君の場合だと恐らくは変化系かね?」
「変化系? どうして?」
「電撃変換資質持ちだからな」
「ああ、成程」
納得して首肯するフェイト。
「じゃあ、優斗君の資質は?」
「特質系」
「そうなんだね。だけど操作系や強化系なんかは想像も出来るけれど、特質系はいまいち想像がし難いよ。いったいどんな資質なの?」
なのはが小首を傾げている様が可愛らしい。
「基本的には他の属性と全く違うモノだろうね、但し必ずしもそうだとも限らないのが念能力だ。例えば僕の知り得る者なら他者の念能力を限定的に奪うとか、個人の占った内容を知り得ない代わりに精度の高い未来を予見するとかだな」
「それは確かに全然別物だよね」
「とある特異状態の時に限り、自身の資質を特質系にするなんてのも居たな。この状態の場合のみ全資質を一〇〇%の精度に出来るとか」
「へぇ。で、優斗君は?」
「僕はそれより尖っている。恐らくは僕の本来の資質は具現化系だよ。だけど僕自身が相当に特殊な感じだからかね? 具現化は一二〇%で、他の資質が一〇〇%の精度で修得が可能な特質系なんだな」
「そのパーセンテージは?」
「念能力は属性に於ける六相図というのがある。六角系を描いて頂点を強化系にした場合は時計回りで変化系、具現化系、特質系、操作系、放出系という形に成っている。仮に強化系の資質持ちだった場合、両隣が変化系と放出系となる訳だな。これは強化系だと一〇〇%の精度で修得が可能、両隣の変化系と放出系で八〇%、更に具現化系と操作系だと六〇%、一番反対側になる特質系だと四〇%……と言いたいが、特質系は一〇〇か〇かだから特質系で無い限りどの属性でも〇%だ」
「成程……って、それじゃ優斗君は特質系なのにどの資質も一〇〇%と言ってたよね? それってばどんなインチキ? 有り得るものなの?」
「普通は有り得ないし、獲られたとしても間違いなくデメリットが有る。さっき言った一時的にだが全資質が一〇〇%に成る特質系に変わる奴な、彼はこの力を使う時、一秒毎に一時間の寿命を減らすそうだ」
「なっ!?」
それは余りにも余りなデメリットだったけど、彼には一族の尊厳を取り戻すと、その生命を犠牲にしても成し遂げたい想いが有ったのだ。
「あ、あの!」
「スバル、どうした?」
「ユ、ユートさんは大丈夫なんですか? さっきユートさんも似た能力て言ってましたよね!?」
慌てふためくスバル。
「実は判らん」
『『『えっ!?』』』
ユートからの余りな驚愕の告白、正しく驚きの声を全員が上げた。
「知り合いは確かに一秒毎の寿命が一時間減る。一応は彼にちょっと話し合ってもみたんだがね、結局は僕も彼もこれはよく判らなかった」
クラピカにも相談をしてみたが、彼自身が棚ぼた的に“緋の眼”の状態で至れた境地だと云う。
「まぁ、僕には抑々にして寿命が無いんだから。減るも何も無いと思うよ。事実として念能力を獲てからもう随分と経っているんだしな」
単純にこの世界に来てからの時間だけで最早、六一〇年はほぼ確実に経過をしているのだから。
「じゅ、寿命が無いって……」
知らなかったティアナが困惑をしている様だ。
「兎に角、キャロの念能力の属性は操作系と判明した。先にも言ったけど、魔法は術式の関係から念法とは結び付けられないにせよ、不可分という訳でも無いんだ。自分は操作が得意だと思いながらも、アルケミックチェーンを自在に操る様を想像しながら遣ってみなよ」
「わ、判りました!」
言われた通り、キャロは頭の中で鎖を自在に操る自身を想像しつつ、マルチタスクを以てして『私は操作系だよ、私は操作が得意なんだ』と唱えており、そんな事をしながらもアルケミックチェーンを動かした。
真っ直ぐ動かし、上に動かして、更には下へと動かしてガジェットドローンに
「で、出来た!?」
然しながら凄く集中力を要する操作をした為、キャロは既に心身諸共疲れ果ててしまっていた。
キャロが着る訓練用のジャージ、それに見えないけどショーツが汗びっしょりに成っている。
「よく出来た、良い子だ」
「あ、有り難う御座います」
ナデボでは無いがそれでもキャロは頭を撫でられて嬉しそう、そしてティアナとスバルはそれを見てちょっと羨ましそうにしていた。
何しろ、スバルは四年前に空港火災から救われた時に異性である事、そして吊り橋効果も相俟ってユートには随分と懐いているし、ティアナにしても兄を救われた上で自身の事も助けて貰えた恩が有って、流石にキャロ程の時間では無かったけど、ユートからは様々な魔法の上達法を教えて貰っている。
同性なら原典のスバルの様な憧憬だけで終わったかもだが、異性だった上に多感な時期に唯一の肉親を喪ったと思っての絶望感、更にティーダの上司だったオヤジの心無い言葉に傷付き鬱いでいた時の事、兄の活躍を誉められて、強く成りたいという御願いを叶えて貰い、ある程度は絶望が薄らいだ処へ兄の生存を教えて貰ったのだ。
少なくとも原典機動六課フォワード組であった筈の三人は、ユートに対しての恩義と吊り橋効果による精神的な支柱から懐いていた。
キャロのは未だ『お兄ちゃん』であろうけど、ティアナの場合は矢張りソッチ方面からの好意。
「あの、チェーンバインドであんな事が出来るんでしょうか?」
「ああ、チェーンバインドってのはバインドとか謳っているけど、実際には魔力で編み込んだ鎖を操作をして敵対者なんかを縛る魔法だ」
「成程……」
「僕が使う星雲鎖は元々が正規にオリジナルの使い手が居たんだが、彼は聖衣と呼ばれる鎧に付属していた物だったんだ。そんな星雲鎖を小宇宙で構築して全く同じ機能を持たせる事が出来た」
「コスモ?」
「魔力と似た精神から生じるエネルギーだけど、そうだな……正確には魔力と氣力と霊力と念力の全てを融合昇華させたモノ。川の流れで云うと、魔力や氣力が支流なら小宇宙は源流という事だ」
そして神の力の神氣は最源流という事に成る。
ユートはアンドロメダ星座の瞬が扱う小宇宙の特殊な星雲鎖、それを【
「取り敢えずこんな感じに」
普段使う黄金の星雲鎖とは異なる漆黒の星雲鎖が顕れ、ユートが腕を揮うと漆黒の星雲鎖がジャラジャラと何故か音を鳴らしながら蠢く。
「征けっ、星雲鎖……
魔力にて構築がされた漆黒の鎖、それは嘗ての暗黒アンドロメダが使っていた暗黒星雲鎖などとはモノが違う、暗く果てなく深き深淵の闇を思わせる闇色の鎖と成り、雷鳴の如く軌跡を描きながら高速で飛んだ。
たった一本の鎖の筈が、何故か数本の鎖の様に見えて……不思議な事にガジェットへと与えた傷は、間違いなく数本の鎖に貫かれたモノ。
「闇色は優斗君の魔力光だね。チェーンバインドとは異なる魔力で構築された鎖でこれだけの事、流石は優斗君だとしか言えないよ」
感心をするなのは、ティアナはユートが見せた闇黒の星雲鎖を視てその力に魅せられてしまう。
「闇色なのになんて綺麗……」
そんな風に呟いていた。
「ティアは前に言っていだろ? もう少し戦闘の幅を増やしたいと」
「え、はい」
「銃撃で中距離、砲撃で遠距離を、短剣で近距離、それに魔力鎖による支援と攻撃と防御を同時に出来れば遣り易く成る。ティアが良ければ教えて上げるし、何なら専門家を紹介する事も出来るな」
「教えてくれるんですかっ!? って、えっと……専門家?」
ティアナは満面の笑顔で嬉しそうにした後に、『専門家』の言葉を聴いて小首を傾げてしまう。
「アンドロメダ星座の瞬をな」
ユートの冥界には既知の聖闘士が何人も住んでおり、その中には共に神々と闘った嘗ての青銅聖闘士も居る訳だが、ユートが模倣をした星雲鎖の使い手も普通に暮らしている。
しかも以前、城戸沙織がアテナの時代に冥王の依代だったから冥界との親和性が非常に高くて、ユートが招かなくても自動的に来ていた程だったのだと云う。
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