魔法少女リリカルなのは【魔を滅する転生砲】   作:月乃杜

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第7話:仮面騎士 ちょっとした模擬戦を

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 擬似的な機動六課みたいな形で集まった面々、緒方優斗を部隊長に副隊長は長八神はやてを。

 

 第一小隊にティアナ・ランスター&スバル・ナカジマのコンビ、これは原典でのスターズ分隊をその侭に流用したみたいなものだろう。

 

 隊長には高町なのは、副隊長には八神ヴィータを置く。

 

 第二小隊にギンガ・ナカジマ&キャロ・ル・ルシエを置いて、原典に於けるライトニング分隊をエリオ・モンディアル無しで流用した。

 

 隊長にフェイト・テスタロッサ、副隊長には八神シグナムだ。

 

 本来の機動六課には存在していない第三小隊、ヴァイス・グランセニックとルーテシア・アルピーノでの二人に頑張って貰う事になる。

 

 保健部隊として、八神シャマルが置かれるのは鉄板であるが、これにザフィーラとアルフとリニスの守護獣と使い魔のトリオが配置された。

 

 移動にはヘリを使うから、アルト・クラエッタが専任のパイロットとして配属をされている。

 

 食堂や宿舎にはアイナ・トライトンの配属を、更にノエル・K・エーアリヒカイト、ファリン・K・エーアリヒカイトを配属させていた。

 

 予備戦力として月村すずかとアリサ・バニングスをロングアーチへ配属、更に機動六課だった筈のグリフィス・ロウランとルキノ・リリエに加えてリインフォース・アインとリインフォース・ツヴァイ、技術者としてマリエル・アテンザとシャリオ・フィニーノが配属されている。

 

 グリフィスも、レティ・ロウランが管理局への不信感からか、敢えて【聖域】に出向をさせていた。

 

 アギトもシグナムのユニゾンデバイスという形で付き添っているし、ヴィータの為にリインフォース・ツヴァイの方が出る場合もある。

 

 元より、リインフォース・ツヴァイはシグナムとヴィータにも扱える様に調律が成されており、リインフォース・アインははやて専用だ。

 

 【聖域】は所謂、ミッドチルダの廃棄区画へと新たに建物を建てており、更にASRSによって建物を隠してあるから少なくとも暫くは時空管理局、そしてスカリエッティの連中にも見付からない。

 

 とはいえ、レジアス・ゲイズ中将からの許可を受けて建築をしてあるし、時空管理局には割かし直ぐに位置をしられてしまうであろう。

 

 そうなればスカリエッティ側に伝わるのだって時間の問題、何しろ奴は時空管理局の最高評議会と野太いパイプを持っているのだから。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

「ユート、私がこうしてバックヤードスタッフとして雇われるのは良いのか? 元々はドクターの所に居た戦闘機人……敵だったんだぞ?」

 

「僕の権能に抗って裏切れるなら裏切れば良い、チンクは本当にそうしたいと思っているのか?」

 

「意地の悪い質問だな、私には貴方を裏切るなどと出来る筈が無いと、外ならない貴方自身がよく知っている筈だろうに」

 

 銀髪でロングなミニマム美少女、それは嘗てのゼスト隊の襲撃をした戦闘機人の一人でチンク。

 

 初顔合わせではチ○コとか呼ばれて憤慨していたが、権能により数年間を身も心も虜とされてきて現在、既にすっかり骨抜きにされたチンクは何故か秘書官の一人の様な仕事を任されていた。

 

 服装もスカリエッティの戦闘機人然としているピッチリとしたスーツでは無く、見た目には誰が目撃をしたとしても秘書だと判るスーツだ。

 

「だいたい、秘書なら幾らでも居るのだろうに。筆頭秘書官の月嶋夜姫なんか睨んで来るのだぞ」

 

 冥王様の寵愛が深いとなれば妬心も仕方無い。

 

「パンドラはパンドラで別に仕事を任せている、冥王軍の統括は聖域の教皇みたいな存在の彼女にしか出来ない。ファリンは此処でバックヤードスタッフをさせているし、パルティータはイタリアに戻しているから現状ではチンクだけなんだよ」

 

「判っているとも」

 

 だから引き受けたのだ、スカリエッティ側からは完全な裏切者扱いに成るだろうから憂鬱だが。

 

「機動六課が稼働してから、初めての実戦配備となる事件がもうすぐ起きる筈だ。それを止める為に第一小隊と第二小隊に動いて貰うから」

 

『『はいっ!』』

 

 第三小隊は戦力を隠しておくので動かさない、だからヴァイスとルーテシアは普段だと違う仕事を任せており、仮にスカリエッティがサーチャーで観ていても第一小隊と第二小隊しか判るまい。

 

「それに併せて、君らのデバイスも完成させた。ティアナとスバルとギンガは取りに来なさい」

 

「あ、はい!」

 

 スバルが返事を返す。

 

「ティアナのクロスミラージュに、スバルのマッハキャリバー、更にギンガのブリッツキャリバー」

 

 三人が待機状態のデバイスを各々で受け取り、それぞれが真新しいデバイスを手に笑顔だった。

 

「俺達のデバイスは特に変わらないって訳かね」

 

「仕方が無いよ、ヴァイス君。私達は元からデバイスを持ってたもん」

 

 ルーテシアが訳知り顔のしたり顔で言い放つ。

 

 彼女はアスクレピオスというブーストデバイスを与えられていたし、ヴァイスはストームレイダーを持っていたし、キャロもケリュケイオンを初めから持たされていた。

 

 ちょっとしたバージョンアップくらいはしているけれど、新しいデバイスなんて高価な物だからそうそうと造って与える訳にもいかない。

 

「ドクターは動くと思うか?」

 

「ガジェットを遣わせる程度でなら動くだろう」

 

「ふむ、そんなものか」

 

 原典による謂わば歴史的な事実であると云う。

 

 暫くは地球の月村邸で(おこな)ってきた訓練を遣り込みつつ、肉体的な疲労を余り溜めない様にと確りとした休みも小隊員達には取らせていた。

 

 元魔法少女の部隊は【聖域】の別動隊として、ミッドチルダ支部の本隊という形でクラナガンの時空管理局地上本部に近い、確りとした土地へと支部を置いてあるからそちらへ待機をしている。

 

 某か起きれば彼女達が動く手筈と成っていた。

 

「変身っ!」

 

 はやてがカードデッキを手にし、腰へはVバックルを装着して叫ぶ。

 

 カードデッキをVバックルへと装填をすると、鏡が割れたかの如くの甲高い音を鳴り響かせた。

 

「仮面ライダーオーディンや!」

 

 強力なミラーモンスターと契約をしている為、元から強めな仮面ライダーでありながら、更には“サヴァイブ[無限]”によって初めから本来なら強化形態であるサヴァイブ形態を執っている。

 

「はやて、格好良い!」

 

 どうやらヴィータには大好評。

 

「それじゃ、私も変身っ!」

 

 同じくカードデッキを掲げると、Vバックルを装着してから装填。

 

 パリンと甲高い音と共に、緑と銀を基調とした仮面ライダーゾルダにその姿を変えてしまった。

 

 サヴァイブのアドベントカードを使わない限り通常形態、当然ながらが本来であるならばまともな戦闘にはならないのは必至であろう。

 

「それじゃ、はやてちゃん! 征っくよ~っ!」

 

 然しながら、両人共に運動神経が余り宜しく無い者同士であるが処がぎっちょんというべきか、激しく動き回る仮面ライダーオーディンに対して砲撃や銃撃が主な仮面ライダーゾルダ、詰まりは高町なのはは得意分野で闘えるという訳である。

 

 とはいえど、仮面ライダーオーディンにしても動き回るというのは、別に走り回るという意味では無いから完全に不利という事でも無い。

 

《SHOOT VENT!》

 

「いっけぇぇっ!」

 

 ドウンッ! と重低音を鳴り響かせながら放たれる、ゾルダのギガランチャーによる一撃。

 

「うきゃぁぁぁっ!?」

 

 はやて=オーディンは諸に喰らってしまった。

 

「お、鬼に金棒。魔王様(なのはちゃん)に砲撃か、まったく、マジに冗談ちゃうで!」

 

 北岡秀一は仮面ライダーゾルダに成ったけど、結局は彼の本職は弁護士であるに過ぎないのだ。

 

 上手く扱ってはいたかもだけど、それでも本来はずぶの素人に毛が生えた程度の腕前である。

 

 だけどなのはは違う、彼女は凡そ一〇年間もの時間をずっと砲撃魔導師として努めて来ていた。

 

 理論的にも本能的にも、砲撃魔導師・高町なのはの砲撃は既に芸術の域にまでも到達している。

 

 未だに仮面ライダーオーディンに慣れていないはやてと、砲撃が得意中の得意であるなのはなら確実に後者へと軍配が挙がるであろう。

 

《SWORD VENT!》

 

 剣を召喚するカード、それにより羽根を模した双剣が空中から顕れてはやての手に収まった。

 

 片方AP4000のゴルトセイバー。

 

「はぁぁっ」

 

「やらせないよ!」

 

 ゴルトセイバーを揮うはやては、然しながら元々の彼女はなのはより大雑把な砲撃をしているタイプで、大魔力持ちであるが故にだろうか細かな魔力運用が苦手である。

 

 それは扨置き、パワーアシストで身体能力こそ高めに成ってはいるものの、近接戦闘は苦手過ぎて中々に上手く闘えないはやてだった。

 

 なのはのギガランチャーは何度かぶち当たっているけど、なのはの方はちょっとはやてが素早く動いてくる程度なら躱してしまえる。

 

 高速戦闘という意味ならフェイトが得意とする処だったし、何ならユートが亜光速で動いて闘うからすっかり慣れてしまっているのだ。

 

「其処ぉぉっ!」

 

「嘘っ!?」

 

 マグナバイザーによる多段銃撃。

 

「うわぁぁぁぁぁっ!」

 

 それを腹部へと喰らってしまい吹き飛ばされたはやて。

 

《FINAL VENT!》

 

 マグナバイザーへとアドベントカードを装填、マグナギガという牛型ミラーモンスターが召喚をされて、マグナギガの背部からマグナバイザーをセットして引き金を引いた。

 

「エンド・オブ・ワールド!」

 

 それはマグナギガが持つ全火力の一斉掃射で、詰まりはフルバーストと呼べる大攻撃である。

 

「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁあああああああっ!?」

 

 凡そ、美女が出すにはちょ~っとアレな悲鳴が訓練所に響き渡った。

 

「訓練所が自動的に非殺傷設定に成るシステムじゃないと、はやてさんって若しかしたら死んでいたんじゃないですか?」

 

 大粒の汗を流しながらティアナが問うてくる。

 

「そりゃ、死ぬだろ。何しろ大火力で『世界の終わり』……なんて名前の必殺技なんだからな」

 

「うわぁ……」

 

 スバルも呆れるくらいだ。

 

「さて、僕も遣るか」

 

 シミュレータに入るユート。

 

 このシミュレータは部屋内が空間拡張が成されており、ダメージが自動的に変換がされて非殺傷化されるから怪我をしないし、勿論だけど死なないから使い易いシミュレーション機器として扱われている。

 

 手にしているのは龍騎のカードデッキであり、それを掲げるとVバックルが腰に装着された。

 

「変身っ!」

 

 装填をするとパリンと甲高い音を鳴り響かせて、仮面ライダー龍騎のアンダースーツとアーマーが装着。

 

 カードデッキからカードの一枚を抜き取る。

 

 “サバイブ[烈火]”を手にすると、左腕に装着がされたドラグバイザーツバイへと変化をした。

 

 鉄甲の様だった形状から銃の様な形状に変形、まるで龍の顎の様な部位を開いてカードを装填。

 

《SURVIVE!》

 

 電子音声と同時に全身を赤々とした炎に包まれた龍騎、その姿を仮面ライダー龍騎サバイブへと劇的なる進化を遂げてフェイトの前に立つ。

 

 フェイトもカードデッキを使って変身をして、仮面ライダータイガの姿へと変わっていた。

 

「行くよ!」

 

 デストバイザーはカードを使う機能兼武器で、龍騎のドラグバイザーは武器には成ってない。

 

 然し進化したドラグバイザーツバイの場合は、バイザー自体が武器としても使える物である。

 

《SHOOT VENT!》

 

 龍騎のミラーモンスターたるドラグレッダーが進化してドラグランザーに、シュートベントによる銃撃が吐き出す焔と共に放たれた。

 

「やらせない!」

 

 何とか攻撃を躱しながらも突進をして往くと、大きく振りかぶって真っ直ぐ幹竹割りとばかりに振り下ろすフェイト。

 

「真剣白羽取り!」

 

「ちょっ!? 仮にも斧を白羽取りってぇっ!」

 

 斧の刃先の部位をガッチリとホールドされて動かせない、フェイトは腕力が余り無い疾さ特化型の時空管理局基準で云えばセンターガード。

 

 どちらかと云うなら疾風迅雷な、その動きを活かした遊撃の方がフェイトの働きを良くする筈。

 

「仮面ライダータイガで、疾風の如く軽やかに、迅雷の如く鋭くっていう訳にはいかないよな?」

 

「仮面ライダータイガは私に噛み合わないよ!」

 

「バルディッシュのブローヴァフォームから着想を得たから」

 

「そんな~!?」

 

 それに爪で攻撃をするストライクベントも使い難いのだ。

 

「という訳で、ほらっ!」

 

「キャァァッ!?」

 

 鳩尾の部位を蹴り飛ばされ吹き飛ぶフェイト、透かさずユートはVバックルからカードを抜く。

 

《FINAL VENT!》

 

 ドラグランザーの背に乗る龍騎(ユート)

 

 そんなドラグランザーは変形をしてバイク型に成ると、口からはタイガに向けて火の玉を吐き出して牽制をしつつ高速で走り出す。

 

「あっ!」

 

 見事な轢き逃げアタックが決まってフェイトが吹き飛んだ。

 

 まぁ、シミュレータ内だから死なないけれど。

 

「ねぇ、ユート? 矢っ張りサバイブフォームって狡くないかな? 私のは通常フォームなのに」

 

「はやての仮面ライダーオーディンもサバイブフォームだぞ」

 

「そ、それはそうだけど」

 

 仮面ライダーオーディンは“サバイブー無限ー”を使った常時サバイブ状態、故に変身をした時点でサバイブフォームに成っているのだ。

 

「はぁ……仕方が無いね」

 

 敗けは敗けと認めるらしい。

 

「取り敢えずだが、噛み合わないとか何とかなんてのは仮面ライダーじゃよく有る事なんだよな」

 

「そういうものなんだ?」

 

「極一部を除けば、仮面ライダーは基本的に普通の一般人だからな」

 

「一般人?」

 

「君らで云うと、なのはみたいな感じだからね」

 

「ああ!」

 

 周囲で聴いていたスバル達とて、高町なのはの出自や魔法に出会った経緯に付いては知ってる。

 

 普通の小学三年生で九歳児に過ぎなかった筈のなのはが、古代遺失物を運んでいたら地球の日本に落としてしまったとかで、ジュエルシードをばら撒いたのを切っ掛けにユーノ・スクライアとの出逢いを経て、魔法に触れたのだと云うから。

 

「例えば仮面ライダー龍騎。変身者たる城戸真司は単なるジャーナリストに過ぎなかったんだが、ある日突然にブランクのカードデッキを得てしまった上、ミラーワールドにまで入り込んだから。しかも止せば良いのに、ドラグレッダーと契約までしてしまったからな」

 

 なのはが真っ赤な顔に成る。

 

 城戸真司の彼是(あれこれ)は確かになのはに通じるのだ。

 

「勿論、場合によっては単に巻き込まれただけとかじゃない。仮面ライダーカブトの天道総司だとベルトを得た経緯は兎も角、手にしてからずっとベルトを使う為の訓練はしてきた。仮面ライダー響鬼は抑々にして鬼に成るという明確な目標を掲げて修業、師匠から認められて変身器の音叉だのギターだのを与えられる。仮面ライダーブレイドは会社に入ってサラリーマンだったからな」

 

 結局、師匠さえ選べばある程度戦闘スタイルを選べる響鬼は兎も角、他の仮面ライダーの場合は選ぶ余地が余り無かったのである。

 

「ユートさん!」

 

「マリーとシャーリーか」

 

 秘密基地的なこの場に来れるのは余り居ない、何の抵抗も無く来れるのはパス持ちだけだった。

 

「スバル達のデバイスが完成したので、此方へと持ってきましたよ」

 

 笑顔のマリーが言う。

 

 待機形態たる三つのデバイスが、マリーの手でテーブルに置かれた。

 

「これがティアナのクロスミラージュ、通常モードで拳銃型。必要に応じて二挺拳銃に出来るわ」

 

「クロスミラージュ。兄さんのデバイスの名前がクロスブレイバーで兄妹機なんですよね、確か」

 

「そうよ、クロスミラージュとクロスブレイバーは基幹システムを同じくする同型機だからね!」

 

 うんうんと頷きながらシャーリーがドヤ顔に。

 

「で、こっちの子がスバルとギンガのデバイス。マッハキャリバーとブリッツキャリバーよ」

 

 人物紹介をするかの様にマリーが差し出した。

 

「マッハキャリバー」

 

「ブリッツキャリバー」

 

 一応、高価なデバイスとして二人はリボルバーナックルを与えられているが、これはクイントの形見的な意味合いが強いし、二人で利き腕が違うからそれぞれ自身の利き腕に装着をしている形。

 

 クイント、生きてるけど。

 

「さて、きっと明日にはスクランブルが掛かる。今日の内に君達はデバイスに慣れておこうか」

 

「「「はいっ!」」」

 

 新デバイスを受け取った三人は元気良く返事をしていたし、既存のデバイスを持っているキャロとヴァイスも確りと頷いている。

 

 基本的には、第一小隊と第二小隊の隊員のみが出動をするという形、これ自体は機動六課と大した制度上の差違などは特に無い。

 

 というよりも、起きるのは黄金聖衣持ち連中が動き出さない限りは、ファーストアラートという第六話で列車にレリックを載せていた件。

 

 未だに実戦経験が皆無なティアナとスバル組、キャロとギンガ組を出すのなら丁度良い塩梅だ。

 

 ヴァイスは第三小隊として予備戦力扱いだが、きちんとスナイパーとしての御仕事をして貰う。

 

 その為にも給金は支払っている。

 

 ルーテシアも一応は第三小隊ではあるけれど、この場には居ないから当然ながら出動はしない。

 

「クロスミラージュ!」

 

「マッハキャリバー!」

 

「ブリッツキャリバー!」

 

 三人が早速の初起動。

 

「「セェェットアップ!」」

 

「イィィィクイップ!」

 

 先ずは服が弾け飛ぶ……といっても視覚的な話であるが、素っ裸に成った三人の身体を魔力により形成が成されたバリアジャケットが装着。

 

 更に各自デバイスも起動形態に移行をすると、ティアナは二挺拳銃を、スバルとギンガは右と左で違うけどリボルバーナックル、足にはローラー型のマッハキャリバーとブリッツキャリバーが。

 

 バリアジャケットはギンガに関しては原典から変化していないけど、ティアナはGGGの女性隊員の服装を戦闘用に落とし込んだデザイン、スバルは獅子王 凱のIDスーツを女性用にアレンジが成されたモノと成ってて、原典の欠片も見えない。

 

 スバルの場合はユートの念能力で武装形態に成ったのを見せて貰っていたから、ティアナの場合はスバルのデザインを知って教わったから。

 

 いずれにせよ、ユートが原因での変化だった。

 

 因みに、キャロとヴァイスのバリアジャケットの方はギンガと同じく、原典と変化は全く無い。

 

 デバイスを起動してバリアジャケット姿に成った五人は、ユートから言われた通りにデバイスに慣れる為の訓練を行うのであった。

 

 

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