通学に使ってる列車4両でも混んでるのに今日3両って殺す気か・・・。
「!!!深海棲艦探知衛星、目標探知!!!大艦隊です!!!未確認の姫級1隻、鬼級5隻、戦艦35隻、計400隻以上です!!!艦隊速力10ノット!!!距離大甕鎮守府に向かっていると思われます!!!大甕鎮守府近海に到達まであと48時間!!!」
横須賀鎮守府のレーダー室では、大淀からの報告を聞いて横須賀鎮守府司令官の
「提督、どうされますか?敵大艦隊に1番近い鎮守府はこの横須賀鎮守府ですよ。」
「この試作兵器を使うしかないのか・・・。試験も無しで直ぐに実戦に投入されるのか・・・。」
机の上にあるその書類には対深海棲艦の新型兵器について書かれていた。
「しかし、やらなければ・・・、私は処分される・・・。やるしかない・・・。」
大岡は震える手で書類の〝印〟と書かれている場所に判子を押した。
「今すぐ連合艦隊を編成せよ。多分命中したら少ししか深海棲艦は残らない・・・。我々はそこを叩く・・・。」
「了解しました。」
震える声で大岡は大淀に指示を出した。
‐同刻‐
‐大甕鎮守府‐
「「「「開いたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」」」」
その瞬間、艦娘寮には、叫び声があがった。そう、永遠に開かなかった開かずの間のドアが開いたのだ。
「誰!?」
「「「!?」」」
ドアが開いた先は廊下になっていた。そこには曙が立っており、こちらをジッと見ていた。そこに立っていた曙は年代物の物を沢山所持していた。
「あ、えっとね・・・、私の名前は高畑明人。大甕鎮守府所属の2等海佐よ。」
曙はしばらく沈黙していたが、漣を見た瞬間、直ぐに笑顔となった。
「え!?もしかして漣!?アタシよ。アタシ!!!違う世界の呉鎮守府所属の艦娘の!!!漣がいた鎮守府の!!!」
「え?もしかしてそっちって違う世界!?」
「そう!!!」
曙と漣は笑顔で抱き合っていた。数分すると、向こうに朧や潮が現れて、漣に抱き着いていた。
漣達は1時間経ってもまだ曙や、朧、潮と話していた。
ピーンポーンパーンポーン『えー、各艦隊の旗艦は至急第1小会議室に来てください。繰り返します。至急各艦隊の旗艦は第1小会議室に来てください。』
旗艦の呼び出しが行われたので、青葉(明人)は小会議室に走って行った。
第1小会議室には、各艦隊の旗艦、各部署の部長、各艦の艦長、副長、船務長、砲雷長、航海長、秘書艦、司令、提督がいた。
「只今、太平洋側に深海棲艦の大艦隊が出現した。未確認の姫級1隻、鬼級5隻、戦艦35隻、計400隻以上の大艦隊だ。今、横須賀鎮守府の連合艦隊が迎撃中の事。万が一の為、いつでも出撃出来るように待機し、鎮守府運営時別法、第3条を発令。鎮守府から半径20kmに避難準備情報を出」プルルルルルルプルルルルルル
その時だった。電話が掛かってきたので、秘書艦の電はすぐに受話器を取った。
電はしばらく会話をすると、ゆっくり受話器を置いた。
「何処からだ?」
「横須賀鎮守府です。」
天津風(六田)が電に問いかけると、電は震える声で答えた。
「何だって?」
「迎撃しに出撃した連合艦隊の全艦が姫級に傷一つつけられずに大破状態で帰投したとの事です・・・。」
なんか微妙な終わり方になりそう・・・。