【完結】ワレアオバ!?   作:しがみの

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最終話の1つ前です。


第119話 選択

明人の運転していた1225M電車は前方に停車していた1844E電車に激突した。1225M電車は時速50km以上で1844E電車に追突したので、両電車の接触した運転席と客室の一部は原型を留めていなかった。1884Eの一番後ろに乗っていた車掌は運転士の状況確認の為、一番前の運転席に行っていたため、無傷だった・・・。事故当初の1225M電車運転士、高畑 明人は未だ意識不明。回復の見込みなしとの事だ。警察によると、東京近郊の列車運行管理システム〝ATOS〟にウイルスが侵入。遠隔操作で東海道線の品川〜東京間の上り線全て信号機を東京総合指令室からの制御を不能にした。その後、1884E電車運転士が運転中に謎の急死。1884E電車の乗客の通報により、1884E車掌がかけた非常ブレーキで停車した後に急にブレーキ不良となった後続の1225M電車が衝突したという事だ。流石に犯人もここまでなるとは思っていなく、こうなってしまった事で恐怖や罪悪感を感じ、事故後30分も経たないうちにに犯人の自宅からほど近い交番に自首した。JR東日本によると、1週間ほど東海道線の東京〜品川間の上下線運休、高崎、宇都宮、常磐各線の東海道線直通を休止した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・、これが貴方が意識不明になった後にあった事よ。」

 

ウザ神は手に資料を持ちながら明人に話していた。

 

「そう・・・。私って電車運がないのかなぁ・・・。」

 

「無いんじゃない?貴方、今回も入れて2回も電車で意識不明になってここに来たじゃない。」

 

ウザ神は少し呆れながら明人に言った。

 

 

 

 

 

 

「それで、どうするの?貴方の生まれた世界に戻るか、貴方が救った艦これの世界に行くか!!!最後の選択よ。どちらかを選べば、選ばなかった方の貴方は死ぬ。」

 

ウザ神は珍しく真面目に明人に問いかけた。

 

 

「・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

艦これの世界に行きます。この世界での自分は捨てます。」

 

 

「それじゃあ、青葉に戻すわね。」

 

ウザ神はそう言いながら右手を明人の方に向け、指をパチッと鳴らした。すると、明人の身体は光だし、黒色で、ミディアムだった髪の毛はピンク色と銀色の中間の色になり、長さはロングになった。

 

「それじゃあ、明人、いや、青葉。君の選択が間違ってなかった事を望んでいるよ。それじゃあ、頑張ってね・・・。」

 

そう言いながらウザ神は辺りが暗くなっていくにつれて、闇の中に消えて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・キ・・・。」

 

 

 

 

 

 

暗闇の先から少しずつ声が聞こえ始める。聞いたことのある声懐かしい声だった・・・。

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