【完結】ワレアオバ!?   作:しがみの

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どうもー!恐縮です!Aobaですぅ!

これは第18話と第19話の間の話です。


番外編 Episode1 秋月花粉症治療計画 (第18.5話)

艦娘と妖精、事務員全員に猛反対され、秋月が諦めたと皆が思っていたが、次の日、秋月は六田に訴えていた。

 

「司令。秋月を出撃メンバーから外さないでくだざい。」ズビッ

 

秋月は鼻を啜りながら六田提督に訴えた。

 

「そうか。そこまで言うならこの時期に入れてやらん事もないぞ。」

 

六田提督が言った。

 

「本当でずか?」ズビッ

 

「ああ。花粉症の症状が和らいだらな。」

 

「分かりましじだ!」

 

こうして、『秋月の花粉症の症状を和らげよう計画』が始動した。

 

ー大甕鎮守府会議棟ー

ー第1小会議室ー

 

小会議室には第7艦隊の全員と吹雪が集まっていた。

 

「秋月の花粉症の症状を和らげるのにいい作戦がある人。」

 

青葉(明人)が問いかけると、吹雪が手を挙げた。

 

「はい、吹雪。」

 

吹雪は立ち上がり、正面のホワイトボードにペンで何かを書き始めた。

 

「私が考えた、秋月ちゃんの花粉症の症状を和らげる作戦は・・・。

 

 

 

 

『花粉を一杯浴びて耐性を付ける!』

 

 

 

 

 

です!」

 

「(こいつ馬鹿なんじゃ・・・。)ねえ、何でその作戦を思いついたの?」

 

「え?それは、花粉症も風邪やインフルエンザと同じ原理だと思ったからです。」

 

(こいつバカだァ!)

 

青葉(明人)の質問にもしっかりと吹雪は答えたが、青葉(明人)は呆れていた。

 

「じゃあ、誰か近辺の林業関係者を知っている人いませんか?私、博多出身なので。青葉さんはどこ出身ですか?」

 

「常磐です!」

 

「衣笠さんは?」

 

「鹿嶋。」

 

「曙ちゃんは?」

 

「世田谷区。」

 

「日向さんは?」

 

「宮崎県宮崎市だ。」

 

「秋月ちゃんは?」

 

「土浦。」

 

「明人さんは?」

 

「・・・。

 

 

 

 

県内の山間部。」

 

「それじゃあ、明人さんは林業関係者知ってますよね!」

 

「ああ、うん。友達の父親が林間管理局に勤めてるんだって。だからちょっと聞いてみる。」

 

青葉(明人)は廊下に出て、友人に電話した。

 

「もしもし、和義、お父さんいる?」

 

ー5分後ー

 

「はい。仕方ないですね。はい。失礼します。」

 

青葉(明人)は第1小会議室のドアを開けた。

 

「明人さん!どうでしたか?」

 

吹雪が聞いてきた。

 

「大丈夫だって。明日、直ぐ出来るって。」

 

「やったあ!!明日、始発で行きましょう!」

 

吹雪が飛び上がって喜んでいる。

 

「ああ、うん・・・。」

 

青葉(明人)は一応、返事をしといた。

 

 

ー次の日ー

ーある山の中の田舎町の駅ー

 

青葉(明人)と秋月、吹雪、曙は駅前に立っていた。(全員艦娘の制服姿)

 

「久しぶり!」

 

「おー!和義、久しぶりぃ!変わらないねぇ!お父さんもお久しぶりです。」

 

「お前は艦娘になったから性別まで変わったな。それで、明人が話してた子って、そこのマスクしてる子か?」

 

「そうだ。」

 

秋月は和義の横にいる和義の父にに挨拶をした。

 

「秋月でず。今日は宜しくお願いじまず。」

 

「あ、ああ。(なぁ、明人。大丈夫か?この子・・・。)」

 

「(ダメだと思います)」

 

「じ、じゃあ、行こうか・・・。」

 

青葉(明人)達は和義の父親が運転する『アルファード』に乗った。

 

「今日はどこの木を切るんですか?」

 

青葉(明人)は和義の父に聞いた。

 

「県境のトンネルの近くだ。付近は立ち入り禁止だが、立ち入り禁止区域の外でも大丈夫だろう。」

 

「そうですか。」

 

アルファードが国道を駆け抜けて行く

 

アルファードは途中の交差点で曲がり、県道を進んでいった。

 

暫くすると、

 

「もう少しで目的地だ。」

 

アルファードは『林間管理局』と書かれた車の前で止まった。

 

「降りるぞ。」

 

和義の父が言い、皆は車から降りた。

 

「(貞則さん、付近を立ち入り禁止にして有難うございます。)」

 

「(なに。秘書艦に設定している子に頼まれたんだからこの位はやるさ。)」

 

そして、杉の木の伐採が始まった。

 

ギュイイイイイ!!!

 

チェーンソーの音が響き渡る。

 

ザザザザ!!!と杉の木が倒れる。

 

 

 

 

 

 

その瞬間、大量の花粉が空中を舞った。辺りが黄色くなる。

 

「ヘックシュン!!!ヘックシュン!!!ブェックシュン!!!」

 

秋月が物凄いクシャミを連続でする。

 

「秋月!車に戻れ!!!」

 

青葉(明人)は叫んだ。秋月は直ぐに車に乗った。

 

「秋月、大丈夫か?」

 

「車に乗ったら少し楽になりまじだ。」ズビッ

 

秋月はマスクを取った。マスクの内側には鼻水がべっとりと着いており、鼻からは大量の鼻水が垂れていた。秋月は花粉症用のメガネをしているが、真っ赤に充血していた。

 

「こんな姿、みんなに見ぜられないよ・・・。」

 

青葉(明人)は秋月が少し泣いている事に気づいた。

 

 

 

 

ーその日の夕方ー

ー大甕鎮守府会議棟ー

ー第1小会議室ー

 

第1小会議室には第7艦隊の全員(吹雪以外)が集まっていた。

 

「吹雪は司令室で説教受けてるって。」

 

「そうだよね・・・。」

 

第1小会議室には青葉(明人)と曙の声と秋月が鼻を啜る音しか聞こえない。

 

「そうだ!出撃して1回攻撃が当たったら治るかも!!!」

 

青葉が言った。

 

「どんな治し方だ・・・。」

 

青葉(明人)は呆れながら言った。

 

「やって見まず。」

 

「秋月!!!正気か!」

 

青葉(明人)は叫んだ。

 

「やってみる価値はあると思いまず。」ズビッ

 

「無理しなくていい。」

 

青葉(明人)は言った。

 

「じゃあさあ、明人は何かいい案あるの?」

 

曙は青葉(明人)に聞いた。

 

「え?薬飲めば良いんじゃない?」

 

「「「「「・・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

その手があったかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」」」」

 

「じゃあ、部屋から薬取ってくるね。」

 

「え?明人ざんって・・・」

 

「花粉症だよ?」

 

「「「「「工工工エエエエエエェェェェェェ(゜Д゜)ェェェェェェエエエエエエ工工工」」」」」」

 

「クシャミとか1回もしてないよね!?」

 

衣笠が青葉(明人)に聞いた。

 

「だって、毎日薬飲んでるもん。」

 

「そうでずか。」ズビッ

 

「じゃあ、薬持ってくるね。」

 

青葉(明人)は第1小会議室から出ていった。

 

ー10分後ー

「はい。これ。眠くなりにくいやつ。後で耳鼻科行ってきな。」

 

青葉(明人)は秋月に薬を1箱渡した。

 

「はい。有難うございまず。」ズビッ

 

青葉(明人)が秋月に薬を渡すと、秋月は寮に走って行った。

 

「ねえ、アキ、あれ、最後の1箱だよね。」

 

青葉が青葉(明人)に問いかけた。

 

「?そうだけど?」

 

「明日の分ないよね。」

 

「うん。」

 

「酒保には有ったの?」

 

「無かった・・・。」

 

「そう・・・。」

 

 

 

ー次の日ー

 

「ィクシッ」

 

「アキ、大丈夫?」

 

「何どか・・・。」グシュッ

 

その日、花粉症の症状が和らいだのか、走り回ってた秋月の姿があった。青葉(明人)はその日だけ、花粉に悩まされていた。




遂に担任の先生が自分の学校をディスり始めました。
「この学校、クズなんですよ。いつも見栄張って・・・。」
って言ってました。これでいいのか教員陣は・・・。
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