第0話 青葉になるまで
誰もいない島の海岸線に1人の女性が座っていた。彼女の名前は青葉型重巡洋艦1番艦『青葉』。青葉はぽつりと言った。
「どうしてこうなった・・・」
一週間前に遡る。こうなる前の彼女は『高畑明人』と言う名前の普通の男子高校生だった。事件は学校から家に帰るときにあった。
ー身体が浮いているー
死ぬんだな・・・と僕は思った。
帰宅中に乗った列車にトラックがぶつかった。
そう、
自分が座っている場所に
ステンレス製の車両はぐしゃぐしゃになっている。自分の座っていた場所は原型を留めていない。
他の乗客は無事の様だ。他の乗客は車両の後ろ側にいたからだと思う。その為なのか、1番前にいた自分だけ吹き飛ばされている。
ー誰か助けてー
と、口に出そうとした瞬間、黒い三角形の吊り革に頭を打ち付け気を失ったのか、目の前が真っ黒になった。
ふと目が覚めた。そこは真っ白な空間だった。
「あれ?ここは?」
すると、白いワンピースを着た女性が来た。
「はぁーい!私は神様でーす!」
「ウザっ」
「ウザイとか神様悲しいー。そんな事よりもー、あなたは死にましたぁー。」
「唐突過ぎない!?」
「とゆーコトで、あなたを生き返しまぁーす!」
「話き・・・え?本当?」
「ホントホント!神様嘘つかなーい!」
「ほんとに?(¬_¬)」
「本当だってー。あ、でも神様馬鹿にしたからぁー、ちょっと罰を与えまーす!」
「え?どうi」
「死ぬ予定だった場所から遠ーく離れた場所に出現させまーす!」
「はぁ?」
「それとー、好きな艦これの艦娘の姿にフォルムチェンジができるようにするねー。」
「ちょ、ちょっと待った!」
「何が?ɿ(。・ɜ・)ɾⓌⓗⓐⓣ?」
「『何が?ɿ(。・ɜ・)ɾⓌⓗⓐⓣ?』じゃないよ!好きな艦娘にフォルムチェンジが出来るってどう言うこと?罰じゃないじゃん!」
「私にとっては罰だよぉー。だって、」
「だって?」
「戸籍と家がないじゃん。」
「・・・・・・。」
急に黙り込んだため、彼女は明人の顔を覗き込んだ。
「そうだったァァぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
急に明人が叫んだ。
「五月蝿っ!」
「戸籍が無いって言う事はどうすれば・・・。」
「大丈夫ですぅ!私にお任せ!」
彼女は胸を張った
「どうせ戸籍偽装とかするんでしょ?信用できない・・・。」
「大丈夫ですぅ!このリストバンドをすれば前の姿に戻れるよ!」
「外すと?」
「艦娘の姿になります。艦娘の名前を書いたらそっちに転送するよ!」
いつの間にか、彼女の目の前には机があり、机の上には1枚の紙があった。
「わかったわかった。じゃあこれで。」
明人は紙に『青葉』と書いた。
「じゃあ、持っていた荷物は艤装と一緒に全部転送するから。リストバンドはリュックの中に入れるからよろしくー!」
「ありがと。また会えるかな?」
「大丈夫!『神様に会いたい!』って思えばその日の夢の中で会えるから。」
「そっか。じゃあ、またね。」
「はい!楽しんでいってください!」
彼女が手を振ると辺り一面が真っ暗になり、次第に意識がハッキリとしてきた。
ー1面の海ー
ー美しい大自然ー
ー人一人いない島ー
「ココ、ドコ?」
どうでしたか?気に入られれば嬉しいですぅ!失踪しない様にAoba、頑張ります!