┌(┌ ˘ω˘ )┐クソネミィ....
ー3月27日ー
ー08時30分ー
ー大甕鎮守府ー
ー司令室ー
「明人はどうしたんだ。」
六田は電に聞いた。
「昨日、吹雪と言い争いをして部屋にこもっているのです。」
「そうか・・・。」
「青葉さんが言うには、昨日の夕食を食べず、お風呂にも入らなかったそうです。」
「吹雪は?」
「同じく、部屋にこもっているのです。」
「そうか・・・・・・・・・。」
六田は頭を抱えた。
「第7艦隊の主要の2人が部屋にこもり、出て来ないか・・・。」
「無理矢理引きずり出す?(低声)」
電が指をポキポキ言わせながら言った。
「止めろ。下手すると2人とも艦娘(特殊国家公務員)を辞めてしまう。」
「そうなのですか。」
「曙は?」
「2人のことを心配していたのです。今日は普通に学校に登校しているのです。」
「そうか・・・。」
ー09時30分-
ー艦娘寮ー
ー2階202号室ー
コンコン
「アキ、入りますよ。」
ドアを開け、青葉が入ってきた。
青葉は青葉(明人)のベッドの目の前で椅子に座った。
「アキって自分で誰かを傷つけた時、そう思われる時って毎回そうしていますよね。」
青葉(明人)は毛布にくるまったままだ。
「貴方は昔から変わってない。やっぱり、姿は変わっても中身は変わらないんですよね。」
「何が言いたい・・・。何故私の性格を知ってるの?」
青葉は青葉(明人)がくるまっている毛布に近づいた。
「本当に私のこと覚えていない?」
「・・・・・・。」
「貴女が前の世界にいた時、
助けられなかった子だよ・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「交差点を自転車で横断中に居眠り運転の車が信号無視して私に突っ込み、1時間後私はその世界からこの世界に『転生』した。こちらの世界の私は事故で死んだが、私が替りにここに来た。」
「それって・・・・・・。貴女も・・・。」
「そう、私も転生者。それに貴女も名前を知っている。」
青葉(明人)は毛布から体を出した。青葉(明人)目の周りは赤く腫れていた。ポニーテールだった髪型はロングヘアーになっていた。
「それって・・・、もしかして・・・、貴女の名前は・・・、
瑞希?」
青葉はこくりと頷いた。
「そう、私の本名は『小鳥遊 瑞希』。貴女と同じ転生者よ。」
青葉(明人)はまた泣き始めた。
「私さ、吹雪を傷つけたの・・・。私が無能だったから。」
「そんな事無い。」
「アキ、使用出来る弾薬の数も制限されている状況であんな指示を出せるなんて凄いよ。私なんか絶対にできない。」
「そうかな・・・。」
「そうだよ。あと、人を傷つけたと思ったならひきこもらずに謝りに行けばいいのに。貴女の悪い癖よ。今から吹雪に謝りに行く?」
「そうする。」
コンコンコン
3回ドアをノックする音が聞こえた。
「私が行ってきますね。」
青葉が席を立った。
「あら、貴女でしたか。」
青葉は青葉(明人)の方向を見た。
「アキ、行く手間が省けましたよ。」