ほのぼの?はもう終わりかも知れません。
ー防衛省ー
ー会議室ー
会議室には日本各地の鎮守府の提督が集まっていた。
「叶橋(かなばし)防衛大臣、3月中旬に、深海棲艦が第1防衛線を突破し、護衛艦あけぼのが大破しました。」
「そうか・・・。」
防衛大臣は椅子にもたれ掛かかり、言った。
「深海棲艦の大規模侵攻の前兆だ。」
その瞬間、周りにいる各鎮守府の提督はざわつき始めた。防衛大臣はそんなことも気にせずに話し始めた。
「多分、今回は太平洋側から侵攻してくるだろう。太平洋側、特に第1防衛線を突破した箇所から1番近い鎮守府、大甕鎮守府は十分に警戒が必要だ。しかし、突破した箇所から大分違う箇所から侵攻する場合もあるので、他の鎮守府も十分警戒しろ。」
「「「はっ!」」」
「あと、2ヶ月前に試験運用中の対深海棲艦用ミサイル発射基地が襲撃された時、現場にいた職員からその時の状況を聞いた。すると、襲撃したのは艦娘だという事が解った。」
「なっ!?」
防衛大臣の言ったことに各鎮守府の提督達が驚いた。
「なっ、それは本当ですか!?」
「ああ。対深海棲艦用ミサイル発射基地を襲撃したのは高松鎮守府所属の『初雪』だ。防犯カメラにしっかりと映っていた。」
「そ、そんな・・・。」
高松鎮守府の提督は机に突っ伏した。
「同日、愛知近海でカーティス・ウィルバーを襲撃し、沈没させたのは常滑鎮守府所属の『雷』だ。」
「嘘だろ!?」
常滑鎮守府の提督が頭を抱えた。
「今、解っていることは、一部の艦娘が『あちら側』にいるという事だ。最悪、艦娘同士の殺し合いが発生するかもしれない。」
ある鎮守府の男性の提督が手を挙げた。
「どうした、静岡鎮守府提督『松本 薫 少佐』」
「あの、『あちら側』って何ですか?」
「そうか、あの時、お前は居なかったのか。」
「『あちら側』とは『人類は神の使い、「深海棲艦」によって滅ぼされる。だから、戦わずに皆死のう。』と考えている組織、『深海教』に所属している人のことを言う。当然、艦娘も所属していて、こちらの艦娘と衝突する事もある。だから、我々にとって一番の敵とも言える。」
「そうですか・・・。」
「今、できる対策は我々に敵対する艦娘を捕らえ、日本に任されている全海域の警戒を行う事だ。」
「「「はっ!」」」
こうして防衛大臣と各鎮守府の提督との会議は終わった。
ー大甕鎮守府ー
ー第2小会議室ー
司令室には大甕鎮守府の全艦隊の第1艦隊から第8艦隊までが集められ、今日あった会議の事を伝えた。
「そういった所だな。では、解散。」
旗艦達は皆楽そうな態度を取り、会議室から出て行った。
「そうだ、伊勢、ちょっと残っててくれるか?」
六田は伊勢に言った。
青葉(明人)は最後に会議室から出てた。
「大規模侵攻か・・・。」
ドォン!!!
「!?」
青葉(明人)が後ろを振り向くと、第2小会議室が爆発されていたのが解った。