通学中が1番執筆しやすいです。
阿武隈達は艦を甲板から見上げていた。
「どうしました?」
青葉(明人)は阿武隈に聞いた。
「いや、見た事無い艦だなーって。」
「え?貴女護衛艦を知らないんですか?艦娘なのに?」
阿武隈は首を傾げた。
「ごえいかん?」
「え?貴女達も海自に所属してるんだから知ってるんじゃないですか?」
「海自?私達は日本国海軍所属ですよ。」
「え?」
青葉(明人)は阿武隈に恐る恐る聞いてみた。
「阿武隈さん、深海棲艦が現れたのは西暦何年ですか?」
「え?1946年だけど?」
阿武隈は普通に答えた。
「!?嘘!?私達の世界では深海棲艦は1999年に現れた・・・。つまり、ここは別世界!?」
青葉(明人)は甲板で考えていた。
「阿武隈!今、西暦何年?」
「え?今?1979年だけど?」
「嘘・・・。阿武隈、ここで待ってて!」
青葉(明人)は阿武隈にそう言うと艦内に走って行った。
ー艦橋ー
「何!?ここは別世界だと!?」
「それは本当か!?」
艦橋には自衛官らの声が響く。
「はい。先程救助した阿武隈が深海棲艦の現れたのは西暦1946年、そして、現在は1979年だということが分かりました。」
「分かった。甲板に向かう。CICから望月2尉と鈴谷1尉を甲板に呼べ。」
「了解しました!!!」
舞風艦長は青葉(明人)、中島副長と共に甲板に向かった。
ー甲板ー
「初めまして。私は艦長の舞風1佐だ。」
「横須賀鎮守府所属の阿武隈です。助けて頂いてありがとうございます。失礼ですが、1佐ってどのくらいの階級何ですか?」
「海軍で言う大佐だ。」
「佐官クラスですか?こんなにも若いのに!?」
阿武隈は驚いていた。
「私はこれでも50歳は越してるよ。」
「え!?てっきり私、20代だと・・・。」
「まあ、仕方ない。」
艦内から望月2尉と鈴谷1尉が姿を現した。
「お、来たか。望月2尉、鈴谷1尉。」
望月2尉は茶髪で眼鏡を掛けいて、鈴谷1尉は緑色の髪の毛をしていた。
「?何かに似ている様な・・・。」
阿武隈は呟いていた。
「!?まさか、艦娘!?」
阿武隈は叫んだ。
「正解。私も艦娘だ。リストバンドで隠しているがな。」
舞風艦長は制帽を取った。
「阿武隈、君の艤装は最優先で直してもらっている。それは、君にこの艦が横須賀に入港、司令官と交渉したいと伝えて欲しいんだ。出来るか?」
舞風艦長は阿武隈を見た。
「分かりました。助けて頂いたお礼に入港、提督と交渉出来るように通信してみます。」
阿武隈は答えた。
ー同刻ー
ー横須賀鎮守府司令室ー
「阿武隈達の状況は?」
提督は大淀に恐る恐る聞いた。
「まだ連絡がつきません。」
「そうか・・・。第2艦隊を周辺海域に出撃させ、阿武隈達の生死を確認せよ。」
提督が最後に無線を聞いた時は大破2、中破1、小破2だった。
「了解しまし・・・!?」
「大淀!!!どうした!?」
大淀は目を丸くしていた。
「提督、無線です。行方不明の阿武隈さん達からです。」
「繋げ。」
「了解しました。」
『横須賀鎮守府、第6艦隊旗艦、阿武隈です。横須賀鎮守府、応答できますか?』
無線機から阿武隈の声が聞こえる。
「こちら、横須賀鎮守府、大淀です。阿武隈、応答できますよ。」
『大淀さん、提督に通信変わっていただく事できますか?』
「できますよ。提督、阿武隈が呼んでますよ。」
「分かった。替われ。」
提督は大淀と無線を替わった。
「変わった。阿武隈、大丈夫か!?」
『はい。私達、全員無事です。偶然通りかかった軍艦に救助してもらいました。』
「軍艦!?その時間帯にその海域は船1隻すら通らなかったはずだぞ!?」
『その艦の船員達の話を聞くとどうやら深海棲艦の存在する別世界から来た様なんです。』
「そんなの嘘だ!!!お前らを捕まえる為に嘘をついているんだ!!!」
『違います!!!』
「どうしてそう言える?」
『彼らは私達を助けてくれて、破壊された艤装も修理してくれました。普通、捕まえようとする連中が艤装の修理をしますか?』
「分かった。信じよう。」
『それで、要求があると艦長が言ってました。』
「要求?」
『はい。3日後、横須賀鎮守府入港と船員達の今後について提督と交渉したいと言ってました。』
「分かった。この要件を呑もう。」
『分かりました!!!』
ー同刻ー
ー護衛艦「あおば」ー
「大丈夫でした。」
「よし!世界は違うが、横須賀に帰れる!!!」
船員達が喜んでいた。しかし、彼らは気づかなかった。深海棲艦の潜水艦にロックオンされている事を・・・。
次回、曙の師匠(?)が登場します!!!