家の前のバス路線は平日5本、土曜3本、日曜1本です。少ねえ。
潜水カ級はニタッと笑った。人間共の船、しかも軍艦を沈められるんだから。
「サア、シズメェ!!!」
潜水カ級は魚雷を2本発射した。軍艦から排煙が無い。という事はボイラーの火を落としている。通常、ボイラーを温めるのには半日かかる。もらった!!!潜水カ級は艦の最期を見届けようとした。
ー同刻ー
ー護衛艦「あおば」ー
「阿武隈、ありがとう。」
「いえいえ、こちらこそありがとうございました。」
阿武隈と舞風艦長達が話をしていた。
「そう言えば、海上自衛隊って組織ってどういう『魚雷音聴知!左80度、雷速44ノット!距離3200!!!』魚・・・雷?」
(以下台本形式)
中島「主機起動、全力即時退避!!!訓練通り躱して見せろ!!!」
自衛官「了解しました!!!」
自衛官達が艦内に消えていく。
『対潜戦闘用意』カーンカーンカーン
尾栗「全力即時退避となせ!!!ソナー、曳航機投入よーい!一秒たりともロスするな!!!」
尾栗が電話に叫んでいる。
ーCICー
菊池「ソナー、CIC、探知は出来ないのか!」
CICの自衛官2「推測状況の悪い表面化のダクトに居た模様です、この海域の海洋データが、不足しています!」
菊池「馬鹿者!お前らの訓練不足だ!」
自衛官「すいません。」
菊池「距離!」
CICの自衛官2「距離2000!」
米倉薫1尉「うっ・・・・。」
ー艦橋ー
機関員『主機起動異常なし。』
中島「軸ブレーキ脱!最大戦速!」
航海士「最大戦速。」
航海士がコンソールを前に倒すと「あおば」はガスタービンを唸らせながら急発進した。
ー甲板ー
阿武隈「キャッ。」
阿武隈はよろけながら言った。
ー艦橋ー
尾栗「躱せ!!!」
後部甲板ギリギリを魚雷が通過していった。
尾栗「躱した!!!」
米倉「や、殺られる・・・。」
CICでは米倉が震えていた。
ー護衛艦「あおば」周辺ー
潜水カ級「キカンシドウカラタッタ30ビョウデ・・・?アンナフネヲ、ニンゲンドモガ・・・。クソッ!!!ドチラニカジヲキッテモメイチュウスルヨウ、ギョライヲホウシャジョウニウツ!!!」
潜水カ級は「あおば」に向けて2本撃ち、しばらく経ってからまた2本撃った。
ー「あおば」CICー
米倉「方位210度、距離3700、進行中・・・。」
ー艦橋ー
中島「尾栗!」
尾栗「面舵一杯!!!」
ー「あおば」CICー
菊池「大丈夫だ。「あおば」の脚なら絶対に躱せる。頼んだぞ、尾栗。」
米倉「横須賀に行けるだって?どうせ僕らはここで沈むんだ・・・。」
CICの自衛官「新たな魚雷音、魚雷計4本、右に広がってきます!!!」
ー艦橋ー
尾栗「やってくれるぜ・・・。」
中島「どうする?」
尾栗「慌てるな、10度に戻せ!!!」
ー甲板ー
「なんという機動性・・・。」
阿武隈が呟いた。
ーCICー
米倉(-;@_@)「そんなに・・・、俺達の・・・、力が見たいのか?
攻撃してくる・・・、お・・・、お前らが・・・、悪いんだぞ・・・。」
「あおば」の前部のVLSの蓋が開く。
米倉「殺って・・・、やる・・・!」
CICの自衛官「距離、1000ヤード!!!」
米倉「殺られる・・・、前に!!!」
「あおば」のVLSからアスロックが発射された。
CICの自衛官1「前甲板、VLS開放!!!アスロック飛翔中!!!」
菊池「何!?」
CICの自衛官2「!?魚雷発射ポイントに向かっています!!!」
菊池「誰が発射ボタンを・・・。」
菊池が米倉を見ると米倉は発射ボタンを押していた。
菊池「米倉!!!貴様ァ!勝手に何やってる!!!」
菊池は米倉の胸元を掴んだ。
米倉「殺らなければ、殺られます。砲雷長・・・。」
中島『CIC、艦橋!!!誰が撃てと言った!!!現状を報告せよ!』
菊池は暫く米倉の胸ぐらを掴んだ後、米倉を突き飛ばした。
菊池「ヒューマンエラーだと報告しろ!それからコイツをCICから叩きだせ!!!」
CICの自衛官1「魚雷、計4本のうちの2本、本艦との距離、1,000ヤード!!!」
ー艦橋ー
尾栗「柳!!!これは敵味方どっちの魚雷だ!」
柳「深海棲艦の魚雷、通常魚雷に違いありません!!!人類の物は鋼鉄製ですから、凹凸はほとんどありません!!!先程の魚雷は表面に凹凸がありました!!!」
尾栗「航跡は見えるよな。角度は!!!」
柳「130度!相対速度約5ノット!」
尾栗「面舵一杯!!!」
「あおば」の真横スレスレを魚雷が通過する。
自衛官「躱した!」
尾栗「まだだ!残り二本!航跡知らせ!」
柳「雷跡真艦尾!広がりつつ接近!距離500!!!」
尾栗「もどーせー!」
艦が動く。
自衛官「距離150ヤード!接触します!後5秒!4秒!3秒!2秒!1秒!」
魚雷が「あおば」の後ろをVの字に別れて遠ざかって行った。
CICの自衛官「魚雷全弾躱しました!遠ざかります」
「あおば」艦内には安心した空気が流れた。その頃、アスロックは潜水カ級を追跡していた。
(台本形式終わり)
「ナンダアノギョライハ!!!」
カ級は逃げ回っていたが、アスロック命中後、暗い海中に沈んでいった。
「あおば」、横須賀入港まであと2日
次回は横須賀鎮守府に入港します。