そう言えば、菊池3佐と尾栗3佐出していないような・・・。
護衛艦「あおば」は日本近海を進んでいく。
護衛艦「あおば」2甲板にある艦娘寝室2では青葉(明人)と漣がベッドに横たわっていた。
「暇だ・・・。」
青葉(明人)は呟いた。
「WALKMANで音楽聴けばいいんじゃない?」
二段ベッドの下段に横たわっていた漣がひょっこり顔を出した。漣の耳にはカセットテープ式のWALKMANのヘッドホンが着いていた。
「いや、聞いてるよ。でも・・・音楽を聴くんじゃなくて何か違うのをやりたい気分なんだよね・・・。」
「違うの?」
「そうだよ・・・。あ!!!そうだ!!!「艦これ改」があった!!!」
「艦これ改?って何?」
「私達世界での艦娘の二次創作ゲーム。」
「へー。じゃあ、それやってる間、WALKMAN貸して。」
「いいよ。」
青葉(明人)はそう言うとリュックからVitaと薄型でタッチパネル式のWALKMANを出した。
「はい。」
青葉(明人)はWALKMANを漣に貸してから、Vitaの電源を入れた。
青葉(明人)はiPhoneのアラームを21時40分に設定し、艦これ改をやり始めた。
『とーどけ、とーどけ、おもーいよとーどけ、そうあの日私のねーがいすーべーてー、君と優しいじーかんへーとー、とーどk』カチカチ(iPhoneのロックを解除する音)
21時40分になり、アラームがなった為、青葉(明人)はiPhoneのロックを解除し、アラームを止めた。
「漣、消灯20分前だよ。歯磨きしに行こー。」
と言いながら青葉(明人)が二段ベッドの下段を見ると漣は音楽を聴きながら寝ていた。
「・・・、寝かせておこう・・・。」
青葉(明人)は呟くと歯磨きを直ぐに済ませ、電気を消し、二段ベッドの上段のベッドに潜り込んだ。
「うにゅう・・・・・・」
漣はゆっくりと身体を横にし、時計を見た。
5時32分
「あのまま寝ちゃったのか・・・。」
ベッドの上には電池切れになったWALKMANがあった。
「外に行こう。」
漣はベッドから身体をゆっくり起こすと枕元にあった制服に着替え、髪を縛り、部屋から出て行った。
〝ここは2甲板〟
と、艦内案内図に書いてある。総員起こし前の艦内は静まり返っていた。
漣は急過ぎる階段を登り、1甲板に出た。漣はまた艦内案内図を見て移動した。
漣の向かった先はヘリ甲板。ヘリ甲板の縁に漣は座り、日の出で明るく照らされていた海をじっと見ていた。
「漣、どうしたの。」
漣の後ろから聞いたことのある声が聞こえた。
漣が声のする方を見るとそこには青葉(明人)がいた。
「おはよう。漣。」
「あ、お、おはよう・・・。」
青葉(明人)の今の髪型は髪を縛っていない為、ロングになっていた。
「明人さんって髪下ろしたら衣笠さんの改二に似てるよね。」
「だって同型艦だもん。」
青葉(明人)は漣の横に座った。
「漣、何でこんなに朝早いの?」
「いやぁー、音楽聴きながら寝ちゃってねー、早く目覚めちゃったんだよ。」
「でも何でヘリ甲板に?」
「え?それはね・・・、艦が深海棲艦に襲撃されずに航海する所を見たかったからね。改めて海を見ると戦場なのに綺麗だなって思ったんだよね。不思議だよね。海上は戦場だから漣達、艦娘には恐怖しか感じないのに、何故か希望らしき物を感じられるようになった・・・・・・。
・・・・・・漣を連れて来てくれてありがとう。アキ。」
漣はとびきりの笑顔で青葉(明人)を見た。
「・・・・・・、お礼は松本元帥に言って。書類書いたのは松本元帥だから。」
「あ、そうだった!!!テヘペロ」
青葉(明人)は少し笑った。
ピーッ『総員起こし、5分前。』
放送が聞こえた後、青葉(明人)は「よっこらしょ」と言いながら立ち上がった。
「漣、行こう。」
「うん!!!」
青葉(明人)と漣は艦内に歩いて行った。
CICでは当直の自衛官が数人座席に座っていた。1人の自衛官がレーダーの異変を感じた。
「!?深海棲艦探知!!!右30度、約180マイル!!!戦艦ル級、3隻確認!!!それ以外にも空母ヲ級2隻、重巡リ級が9隻!!!軽巡、駆逐は合わせて40隻以上いま・・・!?」
「どうした!?」
「深海棲艦反応、さらに増加!!!戦艦ル級5隻追加、計8隻になりました!!!戦艦レ級も2隻探知!!!そして・・・、戦艦水鬼が1隻です!!!この深海棲艦は横須賀鎮守府に向かっています!!!最低でもあと、10時間で戦艦レ級の射程圏内になります!!!」
「作戦前にそちらからお出ましかよ・・・・・・。直ぐに横須賀鎮守府に連絡だ!!!」
CICにいる自衛官は艦橋に伝えた後、舞風艦長の命令で横須賀鎮守府にこの事を連絡する為に無線機を手に取った。
Amazonで重巡青葉(ガチの方)を買いました。青葉もフィギュア出ればいいのに・・・。