草加連れて現代に帰ったらどうなる事やら・・・。
補給作戦が発動してから1週間後、艦長、副長(中島、角松を除く)、砲雷長、船務長、航海長、飛行長、補給長、衛生長、艦娘等が「あおば」の士官食堂に集められた。
「この会議で我々が元の世界に戻るまでどうするか決定する。」
舞風艦長が一番前の席で士官食堂にいる士官全員に言った。
「時空間の歪みが発生するまでここで大人しくするか、帝国海軍と行動を共にするか。どちらも完全に安全ではない。どうする?」
「あけぼの」艦長、
「舞風艦長、ここで大人しくしていれば、歴史に影響しませんよね・・・。」
「いや、ここにいる護衛艦はこの世界では全て不明船です。帝国海軍は不明船を発見した為、その不明船を捜索しているでしょう。多分、もう歴史は変わっています。」
「そうですか・・・。」
「そういえば、梅津艦長。もし、我々が元の世界に戻る事になったらどうしますか?一緒に戻りますか?それとも、自分達が来た世界に繋がる時空間が見つかるまでここにいますか?」
舞風艦長は梅津艦長の方を向き、言った。
「我々の帰る世界は2004年です。しかし、この世界では身の安全は確保されていません。クルー達が一番安全にいる為には貴方方の世界に行くしかありません。」
「と言う事は?」
「共に行動し、2016年の日本に行きます。」
梅津艦長ははっきりと舞風艦長に言った。
「分かりました。」
ー数日後ー
「暇だなあ・・・。」
「あおば」艦橋で尾栗が海を見ながら言った。
「ん?あれは漁師のカヌー?」
尾栗は「あおば」等を唖然としながら見ていた漁師の親子を見つけた。
ー1日後ー
ーシンガポールー
「本日午後10時、第3埠頭から
「東進丸を拘束する。行くぞ。」
1人の将校が部下に言った。
ジリリリリリリンジリリリリリリン
ドアから外に出ようとした瞬間、電話が鳴った。
「もしもし。はい、はい、津田大尉ですね。少々お待ちを。津田大尉!!!」
1人の部下が1人の将校、
「今、取り込み中だと「それが・・・、例の不審船の事だと・・・。」何!?」
津田は受話器を部下から受け取った。
「はい、津田ですが。」
『不審な艦の情報が入って来たので、お伝えせねばと・・・。先ほど、憲兵隊屯所に連絡がありまして、アナンバスの島の漁師が河口で身を潜めた日本名の入った軍艦らしき艦を5隻見たという話です。制海権のある海域で隠れているのもおかしいと思いまして。』
「その艦は我が国の特務艦です。お心遣いありがとうございました。」
津田大尉は受話器を置き、少し考えると言った。
「東進丸拘束は中止だ。作戦を変更する!!!」