落第騎士の英雄譚 最弱の女騎士と天才剣士の騎士道 作:フォール
今回の第4話は二人の目線で書く予定だったので、
悠司側と美玖側っとなっております。
今回は悠司側やでー。
前回のまとめ。
美玖と美沙稀が上級生のかなりの実力者とやることがわかった。そのあと・・・何故か、鬼にしばかれた・・・
「それで・・・こんな時間にどうしました?東堂さんに貴徳原さん?」
「普通に、昔みたいに刀華って呼んでもいいよ。」
「えぇ・・・まぁ、ちょっとした世間話でもっと思いまして・・」
「世間話ねぇー・・・。はいお茶どぞー」
悠司が二人にお茶をだすと、刀華はありがとうっと言って受け取った。
因みに、この数分前までは、悠司は刀華にお仕置きされていたらしい。
悠司は「なぜ、失礼なことを思ったのか?」っと刀華に聞いたところ・・・「女の勘ですよ。」っと返ってきた。
「それで・・・世間話って言っても、何を話すの?」
「それは・・・何を話そうか?」
「刀華さん・・・まさか・・・ネタなし?」
「そ・・そんなことなかぁー。えーっと・・・お母さんは元気?」
カナタがそう言うと、刀華はあわててそう言った。悠司はあははっと苦笑いした。
「まぁ・・元気だよ。時々、体調は崩すけど・・・選手辞めてから回数は減ったかな。」
「そうですか。悠司君のお母さんかなりの腕前だったもんねぇ。あの《美しい燕返し伝承者》っと呼ばれた・・佐々木櫻子さんだもん。」
「えぇ・・・まさか、悠司さんが櫻子さんの息子さんだとは思わなかったですわ。それに選手引退の理由が・・・」
「私も理由を聞いてびっくりでしたよ!!」
カナタがそう言うと、刀華も両手を合わせていった。
そして、二人に口を合わせるように・・・
「「悠司君(さん)に止められたが理由だもんねぇ」」
「・・・・母さんは俺のことを溺愛してる感じだからなぁ・・・そろそろ辞めて欲しいけどな・・・」
と悠司がそう言うと、刀華は少し寂しそうな顔をした。
悠司はその意味が分かっていて、しまったっと思った。
「わ・・わるい。刀華さんは・・・」
「気にしないで、今では『若葉の家』が家みたいなものだから。」
「そうかぁ・・・けど、俺も親父のことはあまりわからないから。」
悠司は天上を見上げてそう呟いた。刀華はそれが聞こえたのか・・
「え?でも悠司君、お父さんもいたでしょ。今は亡くなったけど・・・私も見かけたこと何回もあるけど・・」
「あ・・・あぁ・・・そうだったな・・」
刀華がそう言うと、悠司は何故か困惑しながら・・・そう言った。
カナタはそれを黙って聞いていた。
~~回想~~
『カナタ・・・』
『なんですの?悠司様』
『俺・・実は・・・______なんだよ。これは他の奴等には秘密な。』
(悠司さん・・・まだ、私以外の人には言ってないのですね。けど・・刀華がこの事を知ったら・・・)
カナタは心で呟きながら悠司を見つめていた。
彼を見つめるその目はどこか儚げにもみえた。
「悠司さん・・・」
「ん?どうしたカナタさん?そんな真剣な目で・・・あれか・・勝負しようとか・・」
「えぇ。そのまさかです。ですが・・・今ではありませんわ。」
「うん?今じゃあないって・・」
悠司がそう聞くと・・・
「明日の模擬戦の後に・・・宣戦布告しますわ。」
っとカナタはそう言って、悠司に宣戦布告をした。
(まさか・・・カナタに宣戦布告されるなんてなぁー。おまけに刀華にまでも・・・めんどくさいことになった。)
あのあと、カナタが悠司に宣戦布告すると、刀華も私もっと言わんばかりに、宣戦布告してきた。
悠司はめんどくさそうにしていたが、心のどこかでは楽しそうにしていた。
(まぁ。相手にはなるけど・・・そうなると、俺も誰かと一戦やっときたいよなぁ。いきなり、刀華達を相手するのは無謀だろう。)
っと彼はベッドで横になりながらそう考えた。
しばらく考えて、彼は答えを導いた。
「夜遅くにすみません。実はお願いが・・・はい、ではお願いします。ありがとうございます・・・。折木先生。」
こうして、秋時悠司と現生徒会長との試合が急遽決定した。
美玖側の投稿は少々待たれよ。