落第騎士の英雄譚 最弱の女騎士と天才剣士の騎士道   作:フォール

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投稿主ッス

落第騎士の新刊が出てました。まだ全部は読み終えてませんが、かなり面白いと思いました。


今回は美玖sideになります。




第4話 side美玖

美玖は悩んでいた。

今日、明日の模擬戦で2年生でNo.2の貴徳原カナタと戦うことになった。最初は何らかの間違いではないか?っと疑問に思い、担任に問い合わせてみると間違いではなかった。むしろ向こう側からの指名だった。

美玖は1年生のなかでも・・・全校生徒の中でも、最弱・・・。そんな自分が貴徳原さんの相手になるのか?直ぐに試合は終わるのではないか?っと不安な気持ちでいっぱいだった・・・。

 

「・・・ただいまぁー。今日も疲れたぁー。」

「お帰りー。今日もご苦労さん。」

 

美沙稀がそう言った。美玖は「本当につかれたよー。」っと言って返事した。

 

「先にご飯頂いたよ。でもーそろそろ、美玖の作りたてのご飯が食べたいよぉ。」

「美沙稀ちゃんは彼氏みたいなことを言うんだね。今度、作ってあげる。何が食べたい?」

「おぉー。それじゃあー、オムライスをリクエストしよう。これなら明日はがんばれるかなぁ。」

「わかった・・・って明日何かあるの?」

 

美玖はリクエストが子供ぽいなぁーっと思いながら、聞いた。美沙稀は「んとねぇー。」っと言いながら

 

「模擬戦やることになったんだけどさぁ・・・。相手がねぇ・・・『雷切』なんだよねぇ。正直勝てるか自身ないんだよねぇ。」

「へぇー。美沙稀ちゃんでもそんなこと言うんだぁ。」

 

美玖が意外だなぁーっと思いながらそう言った。美沙稀は「おい・・・それはどういう意味なんだぁ?」っとジト目で言ってきたので、

 

「いやぁーいつも美沙稀ちゃんってポジティブって言うか、自信家?みたいなところあるじゃない?悠司君と模擬戦が決まったときなんて・・・『あんな、自称天才なんか相手になるわけないじゃん。正直負けるビジョンが浮かばないね。(美沙稀の物真似しながら)』って豪語してたのになぁ。」

「あんた・・人のこと言えないくらい・・今、凄く馬鹿にしたろぉ。」

「そそそ、そんなことないよぉ!!」

 

美玖は震え声でそう言った。すると、美玖の生徒手帳がメールを知らせる着信がなった。

しかし、この世界は凄いなぁー。手帳がス◯ホや携◯電話みたいになるもんなぁー。科学の力ってスゲー。

 

「(今・・・どこから声が聞こえたようなぁ・・・)メールだ・・・誰からだろう・・・悠司君からだぁ~」

「(今ぁ・・・どこからか、聞き覚えのある声がしたなぁ~)なんてメールだい?」

「うん。『明日は頑張れよ。死なない程度に。』ってメール」

 

美玖は今きたメールの内容を簡単に美沙稀に教えた。

因みにメールの全内容は

『件名:明日は頑張れよ。

本文:今日はお疲れ様。明日の模擬戦頑張れよ。相手は2年の中でも実力者らしいから、お前じゃあ、勝てることはないだろうなー。残念賞待ったなしやなぁ(笑)。まぁ・・死なない程度で頑張ればいいんじゃねぇー。っと言うことで俺からの激励の応援の言葉っとしよう・・・以上。

 

 

P.S 美沙稀の相手がわかったら教えて下さい。お願いします。』

 

美玖はメール内容に若干?苛つきながら、返事をした。

ついでに美沙稀の相手が『雷切』であることも教えておいた。

 

「ん?死なない程度に?美玖も明日、試合なのか?」

「うん。相手は貴徳原さん。」

「はぁ!? 美玖・・あんた嘘ついてんの?」

「いや・・・嘘じゃないよ。はい・・・今日の夕方ぐらいの時に連絡が来た。」

 

そう言って美玖は美沙稀に証拠を見せた。

 

「あらぁー・・・本当だねぇー。しかし、なぜ美玖が相手に選ばれたのだろうかねぇ。私だったら、眼中にないって思って気にしないけどなぁ~。」

「美沙稀ちゃんも悠司君と似たこと言うんだね。」

「え!?あいつと似たことだってぇ~。美玖よぉー・・さすがにそれはひどいわぁ~。」

「そこまで!?どんだけ悠司君のこと嫌いなの?」

「そりゃあ、私の嫌いなものランキングに載るくらいだよ。」

 

 

 

「はっくしょん。あぁ・・・くそう」

「あら、風邪でもひいたのですか?」

「悠司君・・・大丈夫?」

「気にするな。大丈夫だ。」

 

 

 

「はぁ~。私・・明日、大丈夫なんだろう・・」

「う~ん。どうだかねぇ~。1分も持てばいいほうじゃない?」

「デスヨネェー。はぁ・・・せめて貴徳原さんの戦いかたが分かればなぁ~。」

 

美玖がそう言うと、美沙稀はパソコンをで何かを調べ始めた。

 

「ちょっと待ってて・・・・あったあった。ほれ、ジュニア時代のだけど、貴徳原さんの試合データみつかったよん。」

 

美沙稀はそう言って、パソコンの画面を美玖の方に向けた。美玖それを見ながら、美沙稀に「ありがとう。」っと言った。

 

「しかし、よく見つけられたね。こんな貴重な試合映像。」

「まぁ・・・彼女はそれなりには有名じゃん!そうすると、こういった映像はよく見つかるのよ。」

「へぇ~。そうなんだぁ。うん?よう見ると、相手は美沙稀ちゃんじゃない!!」

「ふふふ・・・それはねぇ。私のおとんが撮ってくれた、映像なんだよ!私も、負けっぱなしは嫌だから・・・」

 

美沙稀はそう言った。

 

「美沙稀ちゃんでも勝てなかったんだ~。自信無くすよー。」

「まぁそれを見て、多少は研究してみな。他の映像も無いことはないから・・」

「ありがとう美沙稀ちゃん。とっても嬉しいよ。」

 

美玖は笑顔でそう言った。美沙稀も少し照れながら「どういたしまして」っと言った。

 

(頑張れよ・・・美玖。私はあんたが頑張ってるのはしってんだから・・・。私も頑張らんとなー。)

 

 

そして、日付が変わり。美玖、美沙稀・・・そして、悠司の模擬戦の日をむかえた。

 




あれ・・・よくよく考えたら、今のところ・・・悠司皆勤賞?なのでは?

次回は
『美玖・・・絶望する』です。

※予定なので、内容はかわります。予告道理とはなりません。
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