諸君、私だ・・・
というわけで、現在の状況報告だ。
1.ソファーで寝ていた俺にもたれ掛かって寝ているラウラ(服もなにも着ていない。)
2.俺は下着姿
3.本音がいつの間にか部屋に入ってきてる。
・・・絶賛修羅場中だ。
「う、う~ん」
すると目を覚ましたのかラウラが目を擦りながら周りを見渡す。
「おはよう、颯夜」
「ああ、おはよう・・・じゃねーだろ!!」
思わずノリツッコミした俺だがこの時すでに横からの殺気が凄いんだが・・・
横をチラッと見てみると、とてもすばらしい笑顔(目が笑ってない)の本音が此方をジッと見ていたのだ。
「これは何があったのかな?ふうやん?」
「う、うむ、まずは落ち着こうか?話せばわかるはn「颯夜~起きてるか!!」・・・」
ここで一夏が乱入、清々しい程の笑顔を見せつつ俺の部屋に(死地)に入り込んできたのだ。そして・・・
「ぐっ!?」ガゴッ
ものの数秒で本音の峰打ちを首にもらいノックダウン、一夏・・・タイミングェ・・・
「ふうやん…」ゴワッ!!
ー夏を倒した本音は次に俺にターゲットを定めた。
「ラウラたすk」
ラウラに助けを求めたが、ラウラの姿はなく窓のカーテンが虚しく揺れていた。
あのやろう危険を察知して逃げやがったな!こうなったら・・・
「来い!クロ!」(不必要なときにISを使うのは校則違反です。)
クロ(ヘイズル黒)を身に纏い窓から逃げる。
この選択がこの後大変な事になるとは思いもしなかった。
「ふうやんが窓から逃げたよ~会長」
上空をヘイズル(黒)で飛行中の俺だ。
全く、朝から何なんだ?ラウラは俺の上で寝てたし、本音が朝から部屋に入ってきてるし(どうやって入ってきたのかは分からないが)。
「おーーい!!颯夜ーーー!!」
ブツクサ言っていると、下から一夏(あれ?コイツ峰打ち喰らって沈んでたよな…あえて触れないでおこう)が俺を呼ぶ声が聞こえてきた。そして俺は、服をISのバススロットから取り出し即座に着替え一夏の元に降り立った。
「どうした?一夏?」
「あの、なんだ、ISの訓練を手伝って欲しいんだ!」
真剣な面構えで、一夏がお願いしてきたのだ。
「ゴーレムの奇襲の時に俺は、突然セカンドシフトした奴の動きに対応することができなかった、だから、俺を鍛えてほしい!」
いきなりこんな事言われても俺もあの時のことあんまり覚えてないからなぁ…いや…もしかしたらコイツ…
「いいが、それだけが理由じゃ無いんだろ?」
「ギクッ」
「うーん…そうだな、例えを挙げるなら今、訓練を見てくれている3人の説明が擬音語だったり、感であったり、機械みたいに腕は何度の方向とかで、ぜんぜん理解出来ない…ってのがあるんじゃ無いのか?」
「…コクッ」
「で、宛がないから先生に頼ってみたけど仕事が忙しいから、と言われて元指導教官だった俺のところに来たと」
「全て、おっしゃるとおりです。」
全て、当たってたわ。( ^p^)ワーオ
「訓練をみてやるのはいいが、条件がある。」
「な、なんだ?変なのじゃ無かったらいいぞ。」
「何だ?その言い方、俺が変な条件でも出すって決まってたような言い方は?」
まぁ、簡単なことだけどな。
「甘いものを俺に、作ってくれたら訓練をみてやらんこともない。」
「じゃあ、見てくれるんだな!」
「だだし」
俺は時計を指差してこう告げた。
「昼前に食堂にて作ること、今日は休みだから食堂のおばちゃんに頼んだら貸してくれるだろ、それと、料理を作るのはシャルルだ。」
現在の時刻…7:30
一夏は、え?という顔をしていたが俺は、
「まぁ、お前の努力次第と言う訳だ、じゃあ頑張れよ?」
そう言って俺はその場を後にした。
後ろから、一夏の声が聞こえたが気のせいだろう。
俺は今、誰もいない雰囲気を醸し出している格納庫にきていた。
何をしに此処に来たかと言うと、白い兎事、ハクがレイの分身だった為、新しく武装を考えようかと思っていたのだ。
「どうしようかな…そうだ!!」
現在、レイ(ハイゼンスレイ)の武装は、ビームサーベル1本と、ビームライフルのみ、その他はブースターが多めについているぐらいだ。
俺はこれにファンネルとかビット、ファングをつけようかと思ってるのだ。
よし、そうと決まれば早速作業に取りかかるとするか。俺は設計図を作り上げ作業に入っていった。
その作業中、後ろの方で4つの黄色い角を生やし、黒い毛をピコピコと揺らしながら後ろの物陰に隠れて様子を見ている影に気づかず…
一方食堂では・・・
「と、言うわけなんだ・・・」
俺、一夏は食堂にて、シャルルを食堂につれてきて事情を説明し、デザートを颯夜の為に作ってもらおうとしているところだ。
「僕たちはいったいなにを作ればいいんだろうか?」
シャルルは首を斜めに傾けて俺に聞いてきた。
「多分甘いものなら何でもいいんじゃないか?」
「そうなの?」
「多分な」
俺はシャルルの問いかけに答えて、(予想だが)自分が得意な料理を作ればいいんじゃないのかとシャルルに言ってみた。
すると、シャルルは少し悩んで、結果大きいパフェを作ることとなった。
「でも、なんでパフェなんだ?」
「前に、颯夜が食べたいって言ってたのを思い出したからかな?」
なぜ、パフェにしたのかと疑問に思いつつ質問した俺に、シャルルは前に颯夜が食べたいと言っていたからと言うと、俺は、
「・・・よし、頑張ってみるか」
と気合いの入った言葉を言って、作業に取りかかっていった。
しかし、あんなものができるとは思いもしなかったぜ。
場所は戻って、格納庫─────────
「ヤバイ、コスト足りないし作りすぎたな…」
そう、武器を作りすぎてしまったのだおかげコストも足りなくなったしバススロットに全部は入り切らなくなった。
作った数、ドラグーン20個、シールドビット12個といった具わいに勢いに身を任せて作ってしまった結果がこれだよ…
「どうしようかな…」
俺は手を顎に当てしばらく考えた。
ハイゼンスレイはゴツい図体してるけど実際にはそこまで堅い訳じゃないから……ん?待てよ?
この作ったファンネルとかを装甲として体にくっつけたら良いんじゃねえ?
俺は情報が表示されているディスプレイを動かし作業に取りかかる。
当初は、バックパックにファンネルとかをつけて装備使用と思っていたがコストが足りない…それと重心が後ろに行ってしまうから立つ事が出来なくなってしまう。
そこで考えたのがこのファンネルを全て装甲として扱おうと考えついたのだ。
まず、腰にドラグーンを12個装備し、肩にシールドビットを8個付けることにした。残りはどうしたかって?残りはIS起動したときに自分を囲むように展開する事にした。
この装備を使って戦うのは大体敵が複数いる時と、味方がいる団体戦の時だけかな。
「よし、これでコストも抑えられたし、味方も守ることができるな」
作業が終わった俺は、腕を天井に向け背伸びをして、あくびをした、その作業をしている時に打鉄(うちがね)の後ろで黒い毛丸い尻尾をピコピコと揺らし蒼い瞳で此方をちらちらと見てきているレイと同じ容姿をしている兎を見つけた。
俺はあえてそれを無視し、レイを装着し、不具合がないか再び作業に取りかかっていった。
「やっぱり、常に展開させるには頭にかなり負担がかかるな…」
実際、ファンネルを動かすには頭の中で想像しながら動かさないといけない。俺が動かそうとしているファンネルの数は合計で32個、これを一気に動かそうとしたら、頭に掛かる負担が凄いことになる。要するに長時間の戦闘は無理ということとなる。
まじめに考えていると、背中に違和感を感じた。
ISを装備している時でも触れられたらちょっとだけ弱い電流が流れ、さわられていることがわかるようになっている。
そして、背中にくっついている何かを確認するためにISを解除、そして背中から離れた何かを捕獲。
レイと瓜二つの黒い毛をした兎を捕獲した。
「・・・レイ、これはどうゆう事だ?」
「・・・」
場所は変わり食堂道中……
「なぁ、何でこんなところにいたんだ?」
「・・・さぁ?」
「・・・」
何故あんな所に、居たのかは分からないが、今はクロの待機状態である眼帯になっているため大人しくしている。
そうこう考えていると、食堂に着いたのだが……
「デュノア君!!私達のも作って!!」
「「「きゃぁぁぁぁぁ!!織斑くん!!」」」
食堂の前が凄くカオスになっています…
女子が同級生、先輩関係なしに食堂の前に集っているのだ。
「よし、訓練所に行こう…」(゚P゚)
俺は、一夏のISに訓練所に来いとメッセージを残し、訓練所に向かう事にした。
「ふうやん、どこに行くの?」
が、本音に捕まってしまい。
「一緒にお話でもしましょうか」
ここで学園最強の会長が扇子で口元隠し、(扇子には、頼み事と書いてある)ドドーンと登場。
「はぁ、何でしょうか…」
「実は、頼み事があって此処まできたのよ」
頼み事?まぁ俺は、その頼み事を────────
「断らせていただきます」
断った。しかし、会長は口元をニヤリと歪ませ、ポケットからレコーダーを取り出した。
「これが何か分かるかな~~」ニヤリ
「何ですか、そ「助けて、お姉ちゃん」・・・」
「これを、全校放送で流されたくなかったら話聞いてくださいな」ニヤニヤ
「卑怯すっね!!それ以前にどこで録画したんですか!!」
「そうね~誰かさんが幼児化して保健室であれこれやられているときっだかな~」
…あの時か……
「私と勝負して欲しいなぁ…って思って」
……はぁ?この人今何つった?勝負してほしい?いやいや、学園最強のあなたに勝てる訳ないじゃないですか、ヤダー(ノД`)
「ISで☆」
更に望み薄になったぁぁぁぁぁぁぁ!!
俺は地面に肘と膝を落としorzの状態で絶望した。しかし、ここでうまくはぐらかせば逃れr「あ、逃げようとしても無駄だからね?」最後の希望が…軽く打ち破られました、はい…
「分かりました…行事が落ち着いたら戦いましょう…」
俺は絶望しながら、とぼとぼと訓練所に向かった…
場所は変わって訓練所、さすがに休みだからか此処で訓練している生徒は少ない。と思っていたが…なんか人が多いんだが?
まぁ、それはさておき、一夏の訓練を見学しにきたのだが…
────ズバ!!とやって、ドガン!ガキン!という感じだ。
────何となく分かるでしょ?感覚よ、カ・ン・カ・ク、はぁ!?どうしてわからないのよ!
────防御の時は、右半身を斜め上前方・・・
うん…あれだ、予想よりも酷かった…
なんだ?箒と鈴の2人は説明じゃないだろあれ…セシリアはやけに具体的すぎるし、一夏がそんなの理解できる訳ないだろ!?
「おい!颯夜!今俺のことを馬鹿にしただろ!」
何で、みんな俺の思考がわかるんだろうな?
一夏はキッと睨んできたが、一夏なので対して怖くない、そうしてるとシャルルがラファール・リヴァイル・カスタムを纏って一夏の近くに降りてきた。
これを見た生徒が発狂したり、気絶したりしたのは余談だ。
シャルルは手を合わせて一夏に模擬線をやろうと申し出たのだ、これを聞いて、一夏はラッキーという顔になり快く引き受けていたが、箒、鈴、セシリアの3人は納得がいかない表情で待機部屋に戻っていった。
あ、俺はと言うと、レイ(ヘイズルの状態)を纏って、頭に黒くてふわふわな甘えん坊になったクロを頭に乗せ、訓練所のグラウンドにいます。
ピーーーー
お?話している間に試合が始まったな。
ブザーが鳴ったと同時に一夏は雪片を構え突っ込む、一夏得意な先制攻撃だ、だがシャルルは落ち着いて距離を取り、アサルトライフルとサブマシンガン同時に発射し、ダブルスイッチという技能で一夏に鉛玉を食らわせていく、一夏も負けじと距離を詰め雪片を振るうもシャルルはいとも簡単に避け、一夏振るった斬撃も虚しく空を切る、その後も同じようなことが続き最終的には白式のエネルギーが尽き、シャルルのパーフェクトゲーム勝ちになった。
「うわ~ん、颯夜~」
「よしよし…」
負けて悔しいのか、一夏は嘘泣きをしながら泣きついてきたので、頭をなでてやった。そして、シャルルと共にアドバイスをしてやった。
「えっと、一夏、おまえが負けたのは、ただ単に射撃武器の特性を把握してないからだ」
「そうなのか?分かってるつもりだったんだが……」
「知識として知ってるって感じかな?さっき、僕と戦ったときも間合いが詰められてなかったよね」
「お前の得意な瞬間加速(イグニッション・ブースト)も読まれてたしな」
「うっ、確かに……」
「白式は近接格闘オンリーだから、射撃武器の特性を理解しないと勝てないよ」
「シャルルの言うとおりだ、特に瞬間加速は直線的だ、起動が予測出来れば攻撃されるぞ」
「直線的か…うーん……」
「直線的だからって加速中に軌道を変えようとすんなよ?」
「空気抵抗や圧力の関係で、負荷がかかると怪我しかねないしね」
「最悪な場合は一夏の汚い花火が咲くことになる」(・ω・)bグッ
「親指立てて、物騒なこというな!!……にしてもシャルルと颯夜の説明は分かりやすいな!…今まではこう─────」
一夏が何かを言おうとして、箒、鈴、セシリアに睨みつけられながら必死に言い訳をしている途中、クロがもぞもぞし始め、俺の頭から降りて自分を早く使えと言わんばかりで、じぃ~~~っと、見つめてくるがまた今度な、と言って頭を撫でる。
「あ!!あの黒い兎、佐々木君に頭なでてもらってる!!」
「「「なにぃ!!」」」
クロの頭を撫でていると、同級生からではなく、先輩達から嫉妬や憤怒の声があがったが、クロは涼しい顔で無視し、気持ちよさそうに目を細めながら堪能していた。
「………後で私にもしてください…」
「ん?いいぞ?どうしたんだいきなり」
突然、レイから私にもしてくれと言ったから当然のごとく承諾し、笑いながらどうしてか聞いてみた。
「……私も…その…してほしかったので…」
照れたような声で、理由を言ったレイに対して俺の理性(母性的な意味で)が飛びかけた…あぶねぇ…
「話が逸れちゃったけど、一夏僕のを貸すから射撃訓練してみよっか」
シャルルがアサルトライフルを呼び出す。
「え?ほかの奴の装備って使えないんじゃ…」
「普通はな、でも、使用許可すれば他人でも使えるようになる」
「はい、試しに撃ってみて」
「お、おう」
一夏にとっては初めての銃器なだけに構えがぎこちない。
「か…構えはこうでいいのか?」
仕方ない、教えてやるか。さっさと一夏の横に移動する。
「脇をしめろ、左腕はこうだ…分かるか?反動はISが自動相殺するから心配すんな」
教官時代の経験を思い出しつつ、一夏を指導する。
「センサーリングはできてる?」
「こいつのIS格闘オンリーだから多分無いと思うぞ」
「確かに、探してみたけど見当たらない」
「じゃあ、目測でやるしかないね」
「んん…やってみる」
「じゃあ、俺が的になってやる」
「「え?」」
全員が驚きの表情を見せている。
俺何か、変なことでもいったか?こう言えばやる気がでるか
「俺に1発でも当てることができたら…1つ願いをきいてやろう」
と言った瞬間、シャルル以外の目つきが光り始める。
…俺が言ったのは一夏だぞ?
「本当だな?颯夜…」
「あ、ああ…」
一夏は使用許可された慣れない手つきでアサルトライフルを構え、乱射。俺は体を捻りつつ避ける。
「覚悟おおおおおおお!!」
「おいおい!危ないだろ!?試合開始っていってか────」
突然横から、細い青いレーザーが肩を狙って放たれる。それをギリギリで避ける。
「あら、外してしまいましたわ」
「なに?楽しそうね、私も混ぜてもらおうかしら」
「私も混ぜてのらうぞ颯夜」
おい…専用機3人に突っ込み箒がいるんだけど…これ俺生きていけるかな?
訓練のつもりが演習になったぞ。
頭の上でしっかりしがみついている黒い兎が、うずうずしているのに俺は気づかなかった。
次回も、マイペースに投稿していきます!お楽しみに。