Glory of battery   作:グレイスターリング

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第五話 夏・開幕前

 帝王リトルとの練習試合から約二ヶ月──。

 暖かった春空が一転し、気付けば緑の葉が生い茂り始めた初夏へ季節が変わっていた。

 今日は六月十八日の土曜。夏の全国リトル予選を目前に控え、本来なら練習しなければならない時期だったのだが、何故か俺は私服姿の格好で電車の中をゆらゆら揺れていた。

 

「はぁ…俺も練習したかったなぁー」

 

 窓越しに映る景色を観ながらふと愚痴を溢す。どうしてこんな羽目になったかというと、それは二日前まで遡る…

 

 

 

 二日前──

 

「偵察……ですか?」

「ああ。是非お前たちにやってもらいたいんだ。あとこれも」

 

 渡されたのは一週間後に迫った神奈川予選のドロー表。ジーっと目を通してみると、ウチはAブロックの3番にエントリーされていた。

 

「でも、どうして僕たちなんですか?」

「理由は簡単だ。初戦は佐藤、その次は一ノ瀬にキャッチャーをさせるって監督から指示を受けた。そこで二戦のデータをお前らに託すことに俺が決めた」

 

 キャッチャーがデータ収集するのは全然珍しいことではない。だけど年下の選手にこんな責任重大な任務を与えていいのだろうか……?

 

「一回戦の相模リトルを佐藤に、二回戦のおてんばピンギースを一ノ瀬に任せたぜ」

「おてんばピンキーズって……確か昨年の…」

「帝王リトルと互角にやり合った強豪だ。勝って三船や帝王にリベンジするためにもしっかり頼むぞ」

 

 肩をポンっと叩かれ、不本意ながらも偵察行きを了承せざるをえなかった。

 ま、相手チームの研究もキャッチャーの役目だし重要なんだけど…俺は少しでも自分を磨きたかったぜ。

 

「いいじゃん。学校の勉強はできるんだから、相手を研究することもいい勉強になるよ」

「はいはい。行ってくるよ」

 

 

 

 とまぁ、こういう経緯に至ったわけだ。

 今の話を見ると偵察を嫌がってそうに聞こえるけど、別に偵察を嫌ってるわけじゃない。ただ……

 

(練習がしたかった……っていうか本当に俺一人かよっ!!)

 

 地図と往復分の電車賃だけを渡し、監督とキャプテンは『頼んだぞ』の一言。せめて付き添いに誰か来たっていいと思うんだが気のせいか?

 これでも小学五年生なんだから、誰かイカツイ人とかに絡まれたらヤバいとか考えないのか?もしかして男は大丈夫って安直な考えで俺を指名したんじゃ…。

 

(まぁ仕方ない。とっとと練習を見て帰るか)

 

 目的地の駅に着くまで、心の中でブツブツ愚痴りながら待っていたのであった。

 

 

 

 

 

 横浜リトルグラウンド──

 

「真島、本当によかったのか?」

 

 とある休憩時間。

 真島がスポーツドリンクを片手にベンチへ腰掛けてた時、横からフリーバッティングを終えてきた伊達が隣に座った。

 

「あ、何が?」

「何がじゃねーよ。佐藤と一ノ瀬にあんな役を任せて大丈夫か?」

「アイツらなら大丈夫だ。勉強も野球もバカな奴等じゃないからな」

「それならいいんだけどさ、どうして監督も偵察行くのを許したんだろうな。今までじゃそんなセコイ真似しなかったのに…」

「多分、去年の敗戦が原因だと思うぜ」

「敗戦……三船リトルか…」

「そうだ。これは俺の憶測に過ぎないんだが、ウチには決定的な弱点があったから負けたと思うんだ」

「決定的な弱点……?」

 

 顎に手を付けて伊達が悩む。

 ウチの弱点って……コールド勝ちできる打撃力は持ってるし、守備や走塁だって全国水準と比べても充分高いし、投手の層だって厚い。

 うーん…頭の中でグルグル考え込むが、答えが見当たらない。

 そんな様子を見ていた真島は「はぁー」と一つ溜め息をしながらこう続けた。

 

「データ力の無さだ」

「は?データ力が無いって…どういうことだよ?!」

「そうだな、簡単に言えば自分たちの実力のみで戦ってたんだ。それでも俺達一人一人は強かったし、全国大会でも好成績を収めていた。でもこれは全部マグレだったかもしれないって最近感じるんだ」

「!!お前……!」

「対策をしてこなかった、つまり相手を想定して練習をしてこなかった」

 

 チーム戦力があっても無名チームに負けたのはそこだ。自分たちの力を過信し過ぎたチームと、必死にその差を埋めようと愚直に努力を重ねたチーム。例えカッコ悪くてもチームの勝利のために勝てる要素を集めようとした『勝ちへの貪欲さ』。

 何気ないただの精神論に思われるが、野球は技体だけでなく“心”も問われるスポーツだ。どんな実力差があったとしても、その執着心が才能を凌駕する可能性を秘めている。

 アイツらは“心”で技術差を埋めたのだ──。

 

「だけど俺達だってあの悔しさから変わったんだ。実力だけでなく心も鍛えることの大切さを、三船から学んだ。そしてきっと……」

「勝って全国制覇をするんだよな」

「…そうだ」

 

 俺達が飽きに引退するまでに悲願の全国制覇を。

 このベストメンバーで監督を胴上げするためにも必ず……

 

「絶対勝つぞ」

「おうよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「確かこの辺だったはず…」

 

 地図を片手に梅雨特有のじめじめした空気の中をひたすら歩いていた。

 周りは住宅やコンビニしかない場所だが、少しずつ目的地に近づいてきている。

 おてんばピンキーズ──。帝王リトル相手に0-2までもつれ込ませた実力。じっくり観察させてもらうぜ。

 

『もっと早く走りなさいっ!!』

 

 っおっと!?今何処からかデカイ声が聞こえたぞ。しかも女の子の声だったし!?

 

「……まさか、な」

 

 女の子が野球やってるなんてそんな馬鹿な話……って涼子がやってるんだから何を今さら考えてんだ。こんなことを涼子の前で口を滑らせたら失礼だよな。

 

「えーっと……お、ここか!」

 

 第二総合グラウンド──。

 そこは県内でも随一の広さを誇るグラウンドで、周りにはサッカースタジアムや陸上競技場などもある施設となっている。

 

「おっ、やってるやってる」

 

 その入り口から歩いて直ぐの場所、とある野球チームの声が聞こえる。おそらくは『おてんばピンキーズ』の奴等だろう。

 

 

「ほらほら、あと4本のこってるわよ!!」

「ひぃ~っ!、助けてくれでヤンスーっ!!!」

 

 さっきから外野の方で女の子の甲高い声と悲鳴が入り交じって聞こえるなぁって思ってたけど、まさかこういう訳だったとはな…。

 

「あの水色髪の女の子…いくらなんでもやりすぎだろ…」

 

 少し小さめのバットを片手に、牛乳瓶の蓋のようなメガネをかけた男を短距離ダッシュさせてるよ。…しかも何本も。

 

「ぜぇ、ぜぇ、く…ううっ……もう嫌でヤンス…」

「全く、全然だらしないんだから」

「みずき、さすがにやりすぎだぞ。いくら相手が矢部だからってそこまでは…」

「甘いわね聖。これくらいできなきゃ帝王や横浜リトルになんか勝てないわよ」

(30mダッシュを休みなしで20本、しかもそれを5セットはやり過ぎな気がするのだが)

 

 今度は紫色の髪をした少女が止めに入りにいったな。うっすらと聞こえたけれど、『みずき』と『聖』、あちらの死体化してるのが『矢部』君か。

 

「なんかなぁ、随分と個性的なチームだな…」

 

 正直強いのか弱いのか分からんな。ふざけてやってるわけではなさそうだけど、帝王と互角にやりあった感じはしない。まさか調べるチームを間違えたのか?

 

 

「あらあら、また矢部君をしごいてたんだ」

「あ、あおいちゃんじゃないでヤンスか……頼むから助けてくれでヤンスよ…」

「頑張ってね矢部君♪」

「ちょっ!…激励だけでヤンスか!?せめて復活のキs」

「いいからさっさと走りなさいっ!!!」

「ひぃぃぃっ!!?冗談でヤンスからそんなに怒らないでくれでヤンスー!」

「もう…ボクにそんな無駄口を言う暇があるなら少しは横浜リトルのファイトプランでも考えてくれれば良いのに…ね?、雅ちゃん」

「う、うん。そうだね……」

 

 

 

 あおいちゃんに雅ちゃんかぁ~。

 って、女の子多いな!しかも髪の毛の色がカラフルだし、皆結構可愛いじゃん。でもな…

 

「本当に強豪チームなんだよな?」

 

 雰囲気はピリピリと言うよりは穏やかな感じだし、友沢のような強いオーラを放つ奴だっていない。失礼な言い方になるかもしれないが、これは格下相手になるな。

 

「ふぅ、作戦終了だな。一応ポジションだけ確認して帰るか」

 

 とにかく早く帰って練習がしたいんだよ。そんな思いでスポーツバックからメモ帳とペンを取り出して最終確認をしようとしたその時だった――

 

 

「君、もしかして入部希望者?」

 

 後ろから不意に飛んできた声。一瞬背筋がピクッと硬直し、恐る恐る後ろを振り向いた。

 すると、そこに立っていたのは癖っ毛が特徴の野球部員であった。付けている背番号が『10』だったから、おそらくこのチームのキャプテンらしいな。

 

「驚かせて悪いな。さっきから君がジーっと見学してたのを後ろでずっと見てたから、入部したいのかと思ってな」

「えっ、あ、いや…俺は……」

 

 ヤバイ。コイツ何か勘違いしてやがる。真の目的はおてんばピンキーズの偵察だってのに、ずっと観察してたら入部希望者と思われてるな…。仕方ない、ここは正体がバレないように丁重に断ろう。

 

「いや、悪いな。今日は入部は遠慮しておくよ」

「待て、せめて見学くらいでも来てみろよ。俺達とて野球好きなら誰でも大歓迎だからよ」

 

 あ、これはマズイやつだ。いくら断っても入れさせようと頑張るタイプの人だな。

 そしてこの予想は当たり、俺の手を引きながらおてんばピンキーズが練習しているグラウンドに強制的に移動(この人の中では入部させる気満々)されてしまったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 自慢じゃないけれど、パワスポの雑誌等で一躍有名にもなっていたから一発で正体が別っちゃうかもな、と覚悟を決めて皆のもとへ歩いたが、案外俺のことを知らない人が多くて助かった。

 

「この人はさっきから遠くで見学してた人なんだけど、結構野球に興味も持ってるし、一応ここで見学だけでもさせたいんだけど皆いいか?」

「まぁ練習の邪魔にならなきゃいいんじゃない?」

「私は全然構わないよ」

「ボクも。寧ろ入部してほしいくらいだよ」

「それは俺も同じだ。…あ、そういえば自己紹介がまだだったな。俺の名前は『薬師寺祐介』だ。五年生だけど一応キャプテンをしている。お前は?」

 

 頼むぞ…顔はパス出来たから名前もバレないでくれよ!

 

「……五年生の一ノ瀬大地。よろしくお願いします…」

「ん、ありがとう。じゃあ皆、練習を再開してくれ!」

 

 あれ?、思ったよりも知名度は低かったな。横浜リトルや帝王リトルは顔だけで分かったのになぁ。なんか少し残念。

 

(ま、バレなかったし結果オーライだ。こんな特等席で見させてくれるわけだから、最後まで見ておくか)

 

 結局、おてんばピンキーズが練習を終えた午後の4時まで、持ってきたおにぎりをかじりながら見学していたのであった。

 途中で俺を体験させようと薬師寺やみずきちゃん逹が何度も誘ってきたが、練習してて目的がバレたら困ると思ったので、最後まで見学という形になってしまった。正直かなり退屈ではあったがな…。

 

「皆お疲れ様。明日は練習OFFにするから、疲れをとって下さいね」

 

 もう一つ気になったことがあり、実は監督が若い女の人ってところだ。

 名前は『神下奈美恵』さんと言うらしい。歳は今年で21歳とかなり若く、既に既婚者であると教えてもらった。

 神下って名字は何処かで聞いたことがあったのだが、今は思い出すことはできなかった。

 

「貴方はどうしますか?次の練習は月曜日の午後四時半からですが…」

 

 神下さんは俺の身長に合わせて優しく話しかけてきた。間近で見ると凄い美人だな…なんだか少し緊張してきたよ。

 いつもより少しだけ速い鼓動を冷静に抑えながら、無難にこう返した。

 

「もう少し考えてから決めようと思います」

「そうですか。また気が変わったら部員一同、勿論私も大歓迎ですのでいつでも来てくださいね」

「…はい。今日はありがとうございました」

 

 頭を下げて挨拶を交わし、入り口まで見送ったのを見計らって神下さんは駐車場に停めてあった車へ乗って帰って行った。

 

(さてと……俺もそろそろ帰らないと電車が遅くなるぞ…)

 

 今晩中に今日のメモしたことをまとめて皆に教えないとな。自分でも怖いくらいに収拾できたから、皆もきっと驚くはず……

 

 

 

 

「ちょっといいか?」

 

 うおっ!?今度は横からかい!相変わらず心臓に悪いからいきなり声をかけるのは……ん?、この子……

 

「すまない、驚かせてしまったな」

「いや、別に大丈夫だよ。えっと確か…六道聖ちゃんだっけ…?」

 

 確か矢部君とみずきちゃんが揉めてたときにいた子だな。ワンレッドの綺麗な目に後ろを赤い布上のもので縛ったその姿は、まるで大和撫子を強調させるかのような姿だった。初めて見たときは着物とか似合うんじゃないか?と思わせるほどだ。

 ポジションは俺と同じ捕手で、計算されたリード術に巧打なバッティングが持ち味の選手であるが、足が遅いのが欠点でもある。

 

「ああ。帰るところ申し訳ないが、一つ聞きたいことがあってな」

「聞きたいこと?」

 

 彼女は持っていた荷物を足元に置き、一つ呼吸を間を開けてこう言った。

 

 

 

 

「“暁リトル”の一ノ瀬大地……であってるか?」

「──!!」

「…なるほど、どうやら図星だったようだな」

 

 こ、コイツ……俺の事をもしかして…。

 

「初めから知ってたのか?」

「暁リトルで4番キャッチャーを努め、猪狩守と共に黄金バッテリーを結成。無名の弱小リトルを全国No.1へと導いた立役者でもあり、中等野球界から一目置かれる存在になった。これでどうだ?」

「…充分過ぎる程の答えだね。まさかここまで知ってたなんて驚いたよ」

 

 だけどマズイことになったな。もしも聖ちゃんが俺の正体を監督やチームに喋ったりしたら面倒なことになりかねない。

 幸い、俺が横浜リトルに転向したことはまだ知ってなさそうではあるが、あれだけ頭良さそうな人だとバレるのも時間の問題だ。

 

「そんなに難しそうな顔をするな。皆には黙っておいてやろう」

「え?、本当に!?」

「ただし一つ私の頼み事を聞いてくれたらの話だ」

 

 頼みにもよるが、法に触れる頼みだけは勘弁願うぞ。小学五年で警察に連れていかれるのだけは勘弁だし。

 

「変な頼みじゃなければいいよ」

「そ、そうか。実は……その…えっとな………」

 

 喋ろうとはするも、モジモジとせわしない素振りを見せるだけで話そうとしない。

 そんなに喋りにくい頼みなのか?まさか俺達にはまだ早いこととかだったらダメだと思うが…。

 

「悪いことじゃなきゃなんでもするよ。ほら、言ってみて!」

 

 聖ちゃんの肩に手をポンと置いて優しく促す。彼女は顔を赤くして口を開いた。

 

 

「…私に…キャッチャーのコーチをしてほしいんだ……」

「ん?…コーチぃ?」

 

 予想外の頼みに俺は頓狂な声をあげて驚いた。あんなに落ち着かない様子だったから、もっとおかしな内容かと思ったぜ。

 

「でも何で俺に?わざわざ俺じゃなくても他の大人とかに尋ねたほうが分かりやすいと思うけど…」

「いや、どうしても大地じゃなきゃダメなんだ。だからなんとかお願いできないか…?」

 

 今さらっと俺の名前を呼んでたけど、下の名前で俺を呼んだのは涼子に続いて二人目だ。

 まぁそんなことはどうでといいが、本人は真剣にコーチを頼んでるな。俺がちゃんと教えられるか不安だけど、今は素直に受け入れて素性が発覚しない方が先決か。ん、その方がいい。

 

「いいよ。それで黙っててくれるなら」

「本当か!?やった……!」

 

 おおっ、凄い喜んでるな。嬉しそうで何よりだ。

 教えるのも立派な練習だし、聖ちゃんがあんなに泣きついて懇願してきては断れないよ。

 ──きっと好きなんだろうな、野球が。

 

「じゃあ日にちとかはどうしようか?俺は明日練習があるから無理なんだけど」

「そうだな……26日の日曜はどうだ?その日はAブロックのチームは試合を行われないんだ」

「26、な。分かった、約束だ。場所は分かりやすく試合会場に9時半でいいよね?」

「構わないぞ。じゃあそれで頼む」

 

 偶然その日は横浜リトルも珍しいOFF日であったから、出掛けるタイミングには都合が良かった。

 

「ではそういうことで黙っといてね」

「了解した。26日にまた会おう」

 

 荷物を再び持ち、軽くさようならをして彼女は歩いて帰った。「心配だから家まで送ろうか?」と言ったが、すぐ近くのコンビニに親が待ってるらしく、そこで軽食を買ってから帰るそうだ。

 

「……やばっ!?今何時だ?!!」

 

 夢中になってずっと話してたら電車の時間を忘れていた。次の出発が4時32分で、今の時間と比較してみると、

 

 

   4時21分

 

 

 

「えぇっーーーっ!!!!?あと十分位しかないじゃん!!!」

 

 結局慣れない2km程の道のりを全力で走るはめとなったが、滑り込みでなんとかセーフ。全然練習してないのに、なんだかどっと疲れた一日になってしまった。

 

(ふぅ~…いよいよ始まるんだよな……)

 

 帰りの電車でまたふと思った。来週の今頃には初戦の相模リトルとの勝負がとっくに終わっている日だ。

 その翌週には聖ちゃん達のおてんばピンキーズ、そのまま勝ち上がれば決勝トーナメントで帝王リトルや三船リトルと争う。

 どのチームも強敵揃いだ。しかし俺達だって負けるつもりはない。

 

  『優勝して全国の舞台で猪狩に勝つ』

 

 

    それが俺の最終目的だからな!

 

 

 

 

     開幕まであと7日──

 

 

 

 

 

 

 




更新が遅れてしまい、すいませんでした。
今後も不定期投稿になりがちですが、長い目で見守っていただけると幸いです。

次回は久しぶりの試合回です。
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