大樹 紅葉の不思議な人生   作:湯っすら

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猫耳の時間 二時間目

-三年E組教室-

 

「何で帽子を被っているんですか?紅葉君」

 

「何も、気にしないでください、ただ、ばあちゃんの薬の、成分や作り方の謎が深まっただけです」

 

「そうですか」

 

速く学校についた。

理由は、走ってきたからというより早く家をですぎたことかな

教室にはまだ殺せんせーしかいない

 

「紅葉君、いつもは、もっと遅いのにどうして今日は速いんですか?」

 

「それは、・・・たまには速くきたいなーなんて」

 

「紅葉君何か隠してませんか?」

 

「そんなことありません」

(猫耳と猫の尻尾が生えたなんて言えるわけない)

 

プルルルル

 

「電話ですね、ちょっとお待ち下さい」

 

「はい」

(電話、誰からか、あとで聞いてみよう)

 

-職員室-

 

「はいもしもし」

 

[殺せんせーですよね]

 

「はい、そうですが」

 

[紅葉のばあちゃんです]

 

「はい、それでご用件は」

 

[紅葉の帽子をホームルームに外して下さい]

 

「はい?それくらいすぐできますけど」

 

[ホームルームにやるからこそいいんです]

 

「分かりました、というかしゃべり方変わってません?」

 

[今、テンション高いんで、ああ紅葉には内緒でお願いします]

 

「分かりましたそれじゃあ」

 

[はい、それでは]ツーツー

 

「何でしょうか?紅葉君の帽子を外せって」

 

-ホームルーム前-

 

(あのあと殺せんせーに〔電話相手誰?〕ときくと、電話相手は、秘密と言っていた、おおかたばあちゃんだろう、問題は何を頼んだか、うーん何だろう)

 

「紅葉君、何で帽子を被ってるの」

 

渚君がきいてきた。

 

「色々あって」

 

キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン

 

「ホームルームを始めます」

 

「起立、礼、着席」

 

「紅葉君ちょっとこっちに来て下さい」

 

「?・・・何でしょうか」

 

「今だ」バシュ

 

「あ・・・」

(ばあちゃん頼んだのって帽子を外すこと?)

 

黒板の前に来て結構なスピードで帽子を外された。

お陰で頭の猫耳がみんなにみえる。

 

「「「「「えっ、」」」」」

 

「逃げるんだよー」

 

「そうは、いきません」

 

「HA☆NA☆SE、殺せんせー」

 

「放してほしいと言うのか」

 

「そうだ、放課後にエクレア奢るから」

 

「だが断る」キリッ

 

「うわぁぁぁぁ」

 

そのあと、みんなに質問責めにされた。

 

「・・・ということがあったわけ」

 

「大変だね」

 

苦笑いしながら、渚君が言う。

 

「何いってんの、こんな面白いことするなんていいじゃない、あとでばあちゃん紹介してよ友達になれるよ」

 

ウキウキしながらカルマ君が言う。

 

「絶っっっ対、教えない」

 

「ちぇ、それよりその薬持ってきてる?」

 

「なぜそんなことをきくの」

 

「いいからいいから」

 

「持ってきてないよ、多分」

 

そう言いながら鞄をあさっていると薬が出てきた。

 

「薬?」

 

「うん、何か入ってた」

 

「ねぇ渚君、これ飲んでみてよ」

 

「えっ、嫌だよカルマ君」

 

「なら実力行使で」

 

「ちょっと、カルマ君」ゴクン

 

渚君に猫耳と猫の尻尾が生えた。

そしてクラスのみんな多分おもったことだろう

 

( ( ( ( (可愛い) ) ) ) )

 

「うぅ、ひどいよカルマ君」

 

「あはは、ゴメンゴメン」

 

「そういえば、紅葉君、何かメリットないの」

 

渚君がきく。

 

「確か、運動能力がふえる?とかなんとか」

 

「この怒りを殺せんせーにぶつけてやる」

 

渚君、怒ってるんだね、確かに暗殺しやすくなると思うけど

 

「そういえば、今の姿にマタタビって効くのかな?」

 

「ちょうど、ここにマタタビがあるよ」

 

(カルマ君どっから採ってきた)

 

「猫じゃらしも効くのかな?」

 

「ちょっと、どっから持ってきたの中村さん」

 

「いやー、たまに校舎の近くに野良猫がきてさー女子たちで相手したりしてたのよー」

 

「マタタビは」

 

「中村さんにもらった」

 

「ちょっと紅葉君何か反撃し・よ・・う・・よ・・・?」

 

「ニャーン」ゴロゴロ

 

「紅葉君が猫化した」

 

「ニャーン」トロン

 

「何マタタビあげてるのカルマ君」

 

「いや、面白いかなーって」

 

「だからってあげないで」

 

「ニャーン」

 

「中村さん、何猫じゃらしふってるの」

 

「遊びたいだろうなーって思って」

 

「だからって」

 

「ほらほら、渚君も遊びたいだろう」

 

「そんなわけ」ソワソワ

 

「ほらほら」

 

「にゃーん」

 

「よし、渚君の猫化完了」カシャ カシャ

 

キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン

 

「皆さん授業で・す・・よ・・・」

 

「よし今だ殺れ、紅葉君、渚君」

 

「「にゃーん(ニャーン)」」

 

「なにがあったんですか?」

 

「にゃーん」

 

「ニャーン」

 

「止めて下さい、紅葉君、渚君」

 

そのあと気がついたら、家にいた。

後日話をきくと授業にならなかったらしい。後みんなに好き放題されたらしい。紅葉君は、カルマ君からマタタビもらった後覚えてないらしい、本人いわく、〔最高にハイッでやつだ〕だそう。

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