「眠い」
「昨日の疲れがでたんじゃろ」
「帰って来たら、ベットにダイブだ、そしてそのまま、夢の中に」
「あら、駄目よ実験台になってもらうんだから」
「じゃあ、寝てる時に薬飲ませればいいだろ」
「駄目よ、紅葉が薬の効果で、反応してくれるからいいんじゃない」
「止めて下さい、お願いします」
「駄目」
「というか早く起こしてよ」
「えっ、あまりにも気持ちよく寝てるから、起こすの写真撮ってからでもいいかなって」
「だからカメラ持ってるのか」
「早くしないと、学校始まるぞー」
「ばあちゃんどいてくれ、僕は学校に行くんだ」
「昨日、頭痛がってたから休みますって伝えたけど」
「大丈夫だよ、ピンピンしてるよ、昨日の頭、痛かったのが嘘のようだよ、いいからどいて」
「分かったわ」
「急げー」
-学校始まる何秒か前-
「間に合った、・・・何?この黒い板みたいなの」
「初めまして、自律思考固定砲台です、紅葉さんですね?」
「そうだけど、何?」
「休みと聞いてますが?」
「というか、紅葉君、驚かないの?」
「渚君、昨日じいじが、校舎から銃の気配がするって言ってたから、しかも4つ銃を持ってる機械って予想してた、でも銃どこにも無いけど、多分中にあるでしょ?」
「あのーチャイム鳴ったんで席に座って下さい、というか紅葉君は帰りなさい、昨日実験して頭痛したのでしょう?」
「そうだけど、大丈夫だって殺せんせー」
「よくありません、副作用的なのが出たらどうするんですか」
「痛み止め持って来てるから、大丈夫、というかもう出たと思う、頭痛として」
「・・・分かりました、頭、痛くなったらすぐに帰るんですよ」
「はーい」
「それでは、授業を始めます」
(どんな方法で暗殺するのかな?分かってるけど)
「攻撃を開始します」ガチャ
ドドドド
(授業中の発砲、生徒のこと考えてないな、砲台も開発者も、まあ地球のこと考えたら当然か)
「自律思考固定砲台さん、授業中の発砲は止めて下さい」
「分かりました、以後気を付けます、続いて攻撃を開始します」
(これだと、今日一日授業無くなるな、休めば良かったかな)
ドドドド
(殺せんせー大丈夫かな?こんな人を考えない開発者や砲台には殺されて欲しく無い)
ドチュ
「・・・」
(殺せんせーの指が)
「増設した副砲の効果を確認」
(へー自分で進化していくんだ、さすが自律思考、でもこのBB弾、片付けどうするの?)
-休み時間-
「このBB弾の片付け俺らがするのかよ」
「うわー」
「おい、固定砲台さん片付け機能ついてないのかよ」
「無駄だよ、村松君」
「機械にからんでも何にもなんねーだろ」
「学校終わってから、まとめて掃除しよ、殺せんせーに放課後までBB弾掃除しないって伝えてくるから」
「頼んだぞ、紅葉」
-職員室-
「というわけ、殺せんせー」
「ヌルフフフフ、あれだと明日には拘束でもされているでしょう、さて準備しますか」
「なんのですか?」
「決まってるでしょう、固定砲台さんの改造準備です」
「殺せんせー僕も手伝いますよ」
「ホントですか、ソフトとか色々買ったら残高が五円になるんで助かります」
「ご縁があって良いじゃない、あと材料用意するとは言ってない」
「よくありません、材料用意してくれないんですか?」
「用意するよ、殺せんせー」
「良かった」
「とりあえず、じーちゃんにメールするよ、後のことは放課後」
「分かりました」
そのあとは、予想どうり授業がつぶれた。
-放課後-
「やっと掃除終わった、改造は具体的にどうするの?殺せんせー」
「お疲れ様です、生徒と仲良くできるような改造ですかね」
「いいね殺せんせー、というかそれが目的だよ」
「ところで、材料は?」
「じーちゃんが、全部手配してくれたよ」
「早いですね」
「まぁ大体、揃ってるからね」
「紅葉君は、何か作らないんですか?」
「そーだね、久しぶりに何か作ろうかな、あと帰るね殺せんせー、じーちゃんから話が終わったらすぐ帰ってこいってメールきたから」
「分かりました、さようなら」
-大樹家-
「紅葉」
「どうしたの?じーちゃん」
「自律思考をする機械が、転校してきたそうじゃな」
「そーだけど」
「感情あった感じするか?」
「いやしないよ、それがどうしたの?」
「いや、自律思考と聞いてな」
「じーちゃんなら、作れるでしょ?」
「作れる作れないじゃないんじゃ」
「・・・?」
「自律思考は、むやみに作る物じゃない」
「どうして?」
「命を作るようなことじゃから、多分、戦争とかに使う気じゃ」
「でも、固定砲台はそんな感じしないけどな」
「ちょっとしたきっかけで、感情が芽生え、人になる、命になる、それを道具としてしか見れない人がわしはきらいじゃ、固定砲台もいずれ、人になるだろう、明日の改造によって」
「そーなのかー?」
「だが、作られたのなら仕方ない、近々開発者が、メンテナンスにくるじゃろ、開発者にもう作るなと忠告しておいてくれ、あと紅葉その時にはお前達の改造は、撤去されるじゃろな」
「分かったよ、じーちゃん、それでも僕は改造するよ」
「言っておくが、お前も自律思考できる物は作るんじゃないぞ、人の手が加わってこその機械だからな」
「うん、分かった」