P.S.本日、在原昴はリアルの方で誕生日を迎えましたww
あ、これはどうでもいいか…それよりも後四日後…ホワイトデー…リアル在原昴にとってまた甘ったるいお菓子と戯れる日が後四日って…
すみません、脱線しました
ではどうぞ!!
真耶「そんなわけで、クラス代表は織斑春人君に決まりました!」
朝のホームルームにて、真耶がクラスのみんなに教えたが、何人かは不満の声が上がっていた
春人も例外ではなかった
春人「あの、何で僕なんでしょうか?」
ナツキ「俺等が辞退したからだ…」
ナツキは冷静に言い、春人は食って掛かった
春人「どういうことだ!?」
ナツキ「言ったはずだ…俺等は雑用事を押し付けられるのは嫌いなんだ…」
レック「ナツキに同じく…と言いたいところだけど、僕等が出ると色々とバランスが取れないからね…それに、僕達の会社のお偉いさんがうるさくて…」
レックは苦笑しながら前髪をいじくっていた
男と言っても、レックは女の子寄りの顔なので、女子たちから一瞬、男だと言うことを忘れられていた
そして、女子たちは落ち込んだ
女子1「そんな…」
女子2「フリーパスが…」
レック「ん?フリーパス?」
ナツキ「ああ、何でも今度のクラス対抗戦で優勝すればデザートのフリーパスがもらえるらしい…」
レック「…ナツ…簪にお願いできる?」
レックは黒いオーラを出しながら、ナツキを見ていた
ナツキ「…受け入れろ、レック…これが運命だ…」
レック「ソンナ~(´・ω・`)」
レックは落ち込んだ
ナツキは苦笑いするしかなかった
そんな時、セシリアが教壇に立った
セシリア「皆様、この前は申し訳ありません!!」
セシリアはみんなに頭を下げて謝罪した
レック「ああ、あれか…もう過ぎたことだし、別にいいって♪」
ナツキ「全くだ、だが、お前はこうして謝った、だから何も言わないぜ?」
アラン「そうだな…」
他の生徒達も頷き、セシリアは嬉しそうだったが…
アラン「だが、口の聞き方には今後は気をつけろ…また、酷い目に遭いたくなければな!……もう、怒ってはいない……親友であるナツキも許している…私も、許すとする」
セシリア「は、はい!!」
セシリアは思わず声を上げて返事をしてしまった
時は変わり、現在、実践訓練を行っていた
千冬「では、専用機持ちは専用機を展開してみろ」
レック「…はいはい…シロシバ、出番だよ」
シロシバ「わふ!」
箒「はぁ…私もか…」
春人「んな!?箒も!?」
箒「何かあるのか?」
箒は溜息をつきつつ、ルビーのついた腕輪を前に突き出した
箒「【天津神 紅に染まるる 朧月 泡沫の夢 天を射抜かん…
腕輪から赤毛の小型の熊のような生き物が飛び出し、光となって箒を飲み込んだ
晴れると、背中に長方形のような物体を背負い、道着のような装甲の機体を纏っていた
箒「さて、これでいいだろう…」
千冬「篠ノ之…何だそのふざけた機体は…?」
箒「私も企業所属なので…」
レック「そうそう」
アラン「一応、ここは軍隊ではない…覚えておけ…」
レック、アラン、箒、ナツキの四人がすでに展開を終えているのに対して、セシリアは四人よりも気持ち遅れ、春人はその五人よりも二十秒ぐらい遅れた
そして、空に飛び立った
この中ではナツキが一番早く、その次がレックだ…
レック「この装甲外せば早いけどいい?」
ナツキ「授業にならないからやめろ…」
アラン「…レック…君は相変わらずの自由人だ…」
セシリア「お待ちになってください!!皆様、早すぎですわ!!」
レック「あれ? もしかしてやってた?」
箒「全く…スピードをおさえているのだぞ…」
そんな会話をしていたが、レックがセシリアの後ろを見ると、春人がものすごく鈍行で追いかけていた
春人「な、何で早いんだ…」
レック「そりゃ…僕達も僕たちなりに訓練してるから…」
レックが溜息をついていると、千冬の声が聞こえた
千冬『では、そこから地上に向けて落下して途中で制止、目標は十センチ以内だ』
セシリア「では、お先に!!」
セシリアは急降下した後、ぴったし十センチで止まった
それを見ていたレック達も後に続き、ナツキは十センチジャスト、アランは七センチ、箒は九センチ、レックは地面すれすれで涼しい顔をして静止していた、顔を地面に向けたまま
レックはその後、あっさりと回転し、体を起こした
セシリア「レックさん…怖くないですの?」
レック「う~ん…ひもなしバンジージャンプよりは怖くないかな?」
アラン「それをやるのは君だけだ…」
春人「わぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
春人がものすごいスピードで落下し、それもレックの前だったので、レックは冷静に静観していた
そして、春人は地面に落ちた
それにより、クレーターができた
千冬「織斑…何をしている!!」
春人「だって、千冬姉…」
千冬「織斑先生だ…では、武装展開をしてもらう」
アランは特にするわけではない、もともと、ネクロムはこの形態では格闘がメインなのだから…
レックは氷菓、ナツキは玉藻を展開し、セシリアもスナイパーライフルを展開したが、それはレックの前に突き付けられていた
千冬「セシリア…お前はその癖を直せ」
セシリア「で、ですが、これは私のイメージには必要でして…」
千冬「周りを見てみろ」
セシリアは横を見ると、レックが笑顔で氷菓を突き出し、ナツキも玉藻を構えていた
セシリア「ご、ごめんなさい!!」
アラン「…レック…君もする必要はあるのか?」
レック「う~ん…ノリ?」
アラン「確信犯だな…君は…セシリア、そのまま引き金を引いてもかまわんぞ?」
レック「ヤメテ!?痛いんだから!!」
その会話を聞いていた生徒達は笑い出した
レックは怒っていたが、ところどころ笑っていた
春人は遅れて展開が終わった
千冬「…篠ノ之、ネクペクター、武装はどうした」
箒「私のはこれだがな…」
箒は背中の長方形の物体を手に取り、空に掲げた
それは展開し、三日月の光を放ち、大太刀となった
鍔には三日月のエンブレムが輝いていた
千冬「そうではない、拡張領域にある武装だ」
箒「そうか…なら…」
箒は拡張領域から一丁のライフルを取り出した
春人「な、何で!?箒、剣は!?」
箒「…剣だけでは生き残れない、剣が最強とは言い切れない…それを知っただけだ…」
箒は淡々と言い捨てた
その時、千冬が近づいて来た
千冬「貴様…剣が最強ではないと言うのか?」
箒「ええ…剣では限界がある…私の師はそう言いました…それが何か問題でも?」
箒は千冬のにらみに臆することもなく、淡々と言い捨て、ライフルをしまった
千冬「まあ良い…では、オルコット、近接武器を展開しろ」
セシリア「は、はい!!」
千冬「ヴォルフス、フェイリス、貴様等も他の武装を出せ」
レック「ほいほ~い」
ナツキ「はぁ…面倒だ…」
レックは紅雪、ナツキは槍型の武器、時雨を展開した
それに対して、セシリアは時間がかかっていた
レック「セシリア、大丈夫?」
セシリア「あ、大丈夫ですわ…ああ!!もう!!インターセプター!!」
セシリアは声帯認証で呼び出し、ナイフのような武装を展開していた
レックは興味深そうに見ていた
レックは異世界の人間、声で物が出せることはあまり馴染みがなく、アランにしてもこれは便利だと思った
千冬「何秒かかっている、実践で相手に待ってもらうつもりか?」
セシリア「じ、実践では間合いにはいられませんので、大丈夫です!!」
千冬「ではこの前の試合の時はヴォルフス達に手を焼いたそうではないか…」
セシリア「…そ、それは…」
セシリアは個人回線を開き、レック達につなげた
セシリア「貴方達のせいですわ!!」
レック「知らないよ!?」
その翌日、クラスは二組の転校生の話で持ちきりだった
ナツキ「二組の転校生…鈴の事だな、たぶん…」
レック「鈴ねぇ…彼女と戦ってみたかったんだけど…残念だなぁ…」
セシリア「あら、ナツキさん、二組の転校生の事をご存知ですの?」
ナツキ「ああ、俺達の所属している企業の代表だ」
セシリア「そうなのですか? てっきり、代表候補生かと…」
そんな会話をしている最中にアランと箒がやって来た
箒「まあ、そう思うのは無理はないな…」
アラン「何も知らない立場であれば、私もそう予想を立てかねないからな…」
セシリア「成程…そうですわね…」
そんな会話をしていると、教室の扉が開き、何かが飛び込んできた
それはナツキを的確にとらえ、抱き付いてきた
鈴音「ナツキ!お待たせ♪」
ナツキ「鈴!? お前!? と言うか!!何で!?」
レック「わぁお、鈴、君以外と大胆なんだネ…」
アラン「はぁ…鈴、貴様も常識があるのなら少しは場をわきまえたらどうだ?」
アランは溜息をつきつつ、辺りを見ていた
辺りでは落胆やら色々と地獄絵図だった
セシリア「えっと…ナツキさん…そちらの方は?」
ナツキ「俺の友達の凰鈴音だ…」
鈴音「二組代表、凰鈴音よ!あ、それじゃあ私は帰るからまたあとでね♪」
鈴音が行こうとしたときに、春人が話しかけた
春人「やあ、鈴、久しぶりだね」
鈴音「あんた誰?」
春人「おいおい、忘れたのかい? 君の幼馴染じゃないか」
鈴音「おあいにく様、犯罪者の幼馴染なんて私は知らないから」
春人「な!?」
鈴音はそう言って出て行った
クラス全体が静寂に包まれ、千冬が来たことにより、朝のホームルームが始まった