二試合目、鈴音はヘッドホンを音楽プレイヤーに刺して、音楽を聴いていた
そこに、ナツキ達が来ていた
鈴音「あ、ナツキ! 応援に来てくれたの?」
ナツキ「ああ、嫁の応援に来ない旦那がどこにいるんだ?」
鈴音「それじゃあ、終わったら可愛がってくれるわよね…?」
ナツキ「ん? それぐらい別にいいぞ?」
鈴音「え?///」
鈴音は顔を赤らめ、頭から湯気を上らせていた
鈴音「あ、そうだ!!そろそろ行かないと!!」
鈴音はそう言って左腕のリングに触れた
鈴音「【麗しき鱗を持つ龍よ、その逆鱗に触れし者を薙ぎ払え、
リングから翼竜が現れ、鈴音を覆い尽くした
そこには
鈴音「凰鈴音、
鈴音はカタパルトから射出され、アリーナの空を舞った
そこには春人がいた
春人「鈴、君があんな出来損ないといる理由がわからないよ、今からでも僕と一緒にいない?」
鈴音「この前も言ったはずだけど、私は犯罪者と一緒にいる気はないわ…」
春人「な、何を言って…」
すると、すぐに個人回線となり、春人の頭の中に声が聞こえた
鈴音「私の友達を犯して殺してそれを一夏に擦り付けた癖に何を言っているのかしら?」
春人「!?(な、何でそんなことを!? ちゃんとあの出来損ないに擦り付けたはずなのに!?証拠だって…)」
鈴音「相手をしてあげる…酔いしれないように注意しなさい!!」
試合が開始され、その直後に、春人は突っ込んでいった
鈴音はそれを少しの動きだけで躱した
そして、鈴音は目を閉じた
春人「おいおい、そんなことをしたらどうぞ攻撃をしてくださいと言っているようなものだよ?」
鈴音「そうかしら、あ、それと注意しなさい…そこ、危ないから」
春人「え?」
その瞬間、春人の身体は大きく吹っ飛ばされた
春人「な、何が!?」
鈴音「あら、これでまだ序曲なんだけど…さあ、奏でましょうか…戦慄の調べを…」
その言葉と共に、春人は何度も吹き飛ばされた
だが、見ていた人たちは何か、違和感を感じていた
それに真っ先に気が付いたのはセシリアだった
セシリア「鈴さん、まるで春人さんが飛んでいく方角を先読みしているようですわ」
アラン「そうだな…」
レック「鈴の師匠が影響しているかな…」
セシリア「鈴さんのお師匠様ってどんな方なのですの?」
レック「音楽家さ」
レックのまさかの答えに、セシリアは驚愕を隠せないでいた
それなりに戦闘に特化した人間だと思っていたので、戦闘とは無縁の人間が鈴音の師匠だったからである
レックは言葉をつづけた
レック「一流の音楽家は空間を認識し、空間を掌握できるんだ」
セシリア「え?まさか…」
箒「ああ、鈴は完全にあの空間を支配している…」
箒はあっさりそう言っているが、周りからすればそれだけでも凄い事だ
春人「り、鈴!! 何か卑怯なことをしているのかい!? その機体、甲龍は衝撃砲しかないはずなのに!?」
鈴音「良く知っているわね、今の攻撃は衝撃砲…でも、甲龍なんて名前じゃないの…私の機体の名は
攻撃が止んだのか、春人が飛ばされることはなかった
春人「な、何とかしのいだ…ここからだ!!」
春人はまた無謀に突っ込んでいった
その時、バリアを突き抜けて、何者かが乱入してきた
その存在は鈍色の光を放ち、全体的に金属でできた存在で、両腕がガトリングのようだった