ゴールデンウィーク当日、レック達は待ち合わせ場所に選んだ駅のホームに集まっていた
セシリア「えっと…誰をお待ちなのでしょうか…?」
アラン「私達の友であり、GLCの実質的な経営者だ…」
ナツキ「…でも、もうすぐ時間なんだが…」
?「あ、あの…その…」
振り向くと、ユキがいた
鈴音「ユキちゃん、久しぶりね」
ユキ「鈴お姉ちゃん…久しぶり…」
スコール「ユキちゃ~ん」
ユキが鈴音のもとに来ると、スコールもやって来た
それを見ていたセシリアはスコールをアランの言っていた人物だと予想していた
だが、それが大きな間違いであることはすぐにわかった
スコール「あら、自己紹介がまだだったわね、私はGLCの秘書をしているスコール・ミューゼルよ、それで…今、鈴さんの後ろに隠れているのがGLCの社長のユキ・ジュエリア…」
ユキ「え、えっと…初めまして…」
セシリアはユキをまじまじと見ていた
レック「人を見た目で判断しちゃいけないよ? ユキは三年前、ハーバード大学を首席で卒業したからねぇ…」
セシリア「えぇ!?そうなのですの!?」
ユキ「えっと…その…はい…」
ユキはおどおどしていた
まあ、見ようによっては…色々とまずい光景である…
レック「えっと…とりあえず、行こうか…」
ユキ「う、うん…ドグマ、お願い!!」
その声と共に、いきなり金色の巨大なティラノサウルスが現れ、何もない場所を齧り、齧られた空間に穴が開いた
レック「ここを通れば本社に行けるよ?」
セシリア「じょ、常識はずれですわね…」
ナツキ「今に始まった話じゃないだろ?」
アラン「早くしないと怪しまれるぞ?」
セシリア「は、はい!!」
セシリアは大急ぎで中に入った
それに続き、レック達も中に入って行った
セシリアが最初に見たのはまさに楽園とも言える世界だった
木々のようにそびえる色とりどりの宝石のある庭園のある屋敷が目の前に広がっていた
レック「セシリア、この先がGLC本社だけど?」
セシリア「え、そうなんですの?」
ナツキ「ああ、それも総帥の実家らしい…」
そんな会話をしつつ、屋敷の扉を開けた
レック「ただいm…」
レックが『ただいま』と言いかけた瞬間、何かがレックに抱き付いてきた
金髪で紫がかった瞳の少女がメイド服を着て抱き付いていた
レック「いたた…」
シャル「レック、おかえり♪」
レック「…ただいま♪」
レックは抱き付いてきたシャルロットの頭を撫でて優しく微笑んだ
セシリアは状況が呑み込めず、目を白黒させていた
レック「えっと…自己紹介からだね…彼女はシャルロット・フランソワ、僕の…」
シャル「妻です」
セシリア「えぇ!?その年で結婚!?」
レック「この世界の常識はそっちの世界と違うからねぇ…」
セシリア「え?この世界?…もしかして…ここって…」
アラン「そうだ、ここはお前達でいうところの異世界と言ったところだ…」
アランはそう言うと、セシリアは完全に言葉を失っていた
その後、セシリアに色々と話した後、ナツキはレックと練習試合を行っていた
ナツキは小太刀でレックに斬りかかり、レックはそれをいなしながら、流れるような動きで蹴り上げた
ナツキは飛ばされたが、すぐに体勢を立て直し、右の小太刀でレックに斬りかかり、レックはそれを簡単に躱したが、今度は蹴りも放ち、レックは回避が間に合わず、レックは蹴り飛ばされた
レックはすぐに体勢を立て直し、透明な針を投げつけ、ナツキは動きを封じられた
レック「いやぁ…危なかった…」
ナツキ「そんなのありかよ…」
レック「何だったら、あれで決めてあげようか?」
ナツキ「やめてくれ、あれ喰らったらさすがの俺でも二ヶ月は入院生活だ…」
箒「レック…お前はもう少し加減を覚えてくれ…」
箒にレックは色々と言われ、アランは少し呆れ果てていた
セシリアには今までにないほど生き生きしていたレックとナツキを見て何も言えずにいた
レック「セシリアもしばらくこの世界に滞在してみる?」
セシリア「えぇ!? ですけど、学園などがありますし…」
レック「言っておくけど、僕達はユキに宝獣の加護を受けているから年はとらないし、いつでも帰れるから問題はないよ?」
ナツキ「レック、それ以上はいけない、セシリアが追い付けていない」
セシリアはレックの言葉が若干現実から離れているため、もはやついてけていなかった
アラン「…この世界に存在している物であり、レック達のISのコアだ」
セシリア「成程…それでは、機体の能力とは別と言うことですの?」
アラン「ああ、その解釈で間違いはない」
レック「まあ、アランのほうが説明得意そうだし…」
レックは溜め息をつきながらセシリアを見た
レック「さて…そろそろ戻ってこれからの事を話さないとね…」
ナツキ「そうだな…」
そう言ってみんな屋敷の中に戻って行った