インフィニット・ストラトス 宝石と宙   作:在原昴

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異世界の町と師と…

屋敷に戻り、今後のことを話し出した

 

セシリア「私はこの世界の事を教わって行きますわ」

レック「…まあ、僕等はここでまた修行かな?今度は君たちの師匠が来てくれるようだし…」

セシリア「あ、あのう…町に行きたいのですが…」

ナツキ「町か…ここから一時間程なのでかかる場所にあるが…」

セシリア「それでしたら是非とも行ってみたいです!!」

 

レックはやれやれというような顔をして出掛ける支度をしだした

 

 

 

 

レック達は定期馬車に乗り、近くの町に来ていた

町並みはイタリアのヴェネチアのようで橋の上に築かれ、活気に溢れていた

 

セシリア「えっと…此処は…」

レック「水の町、オルキヌス・リバー、日用雑貨から武器まで取り揃えている…言ってしまえば、商人の町かな?」

セシリア「あ、彼方のティーセット、かなりの年代物とお見受けいたしました!!」

レック「人の話を聞いてくれないかな…?」

 

セシリアは近くの店の骨董品を見ていた

レックは血管を浮き上がらせながらセシリアに優しく話しかけていた

 

ナツキ「これあげるから…質屋で換金してきて買い物して良いぞ…」

 

ナツキはそう言って野球ボールサイズのエメラルドを渡した

 

セシリア「えっと…ナツキさん…良いのでしょうか? こんな高価そうな物を売っても…」

ナツキ「屋敷の近くで取れるから問題はないぞ?」

 

その後、セシリアは心の中で少しあの夢のような光景を思い浮かべ、罪悪感に駆られながら質屋でエメラルドを売り、資金を確保したらしい

 

セシリア「えっと…ナツキさん、先ほど五十万vis等と言われましたが…これで買えるのでしょうか…?」

ナツキ「ああ、大丈夫だ、一vis=五百円と取った方が良いだろう…そうだな…おおよそ、二十五億円ぐらいになるな…」

セシリア「あら、それなら納得できますわ」

箒「取り合えず、それでアンティークでも買うと良い…一visから四十visくらいで買えると思うぞ?」

 

その後、セシリアはティーセットを購入した後、色々と見て回り、現在、こじゃれたカフェに来ていた

 

セシリア「こちらの紅茶、とてもいい香りですわね、我が家でも購入したいほどですわ!!」

レック「そう言って貰えると、この世界出身の僕からするとうれしい物があるかな」

アラン「レック、そろそろギルドの方にも顔を出してやらないとみんな心配していると思うぞ」

レック「いや、アランも僕もあそこに所属してるわけでもないから…」

 

そんな会話をしているときに、外で騒ぎが起きていた

セシリアが見ると、ラファールを纏った女性が何かをわめいていた

それを周りの人々は嘲笑ったり、呆れたりしていた

 

女性「良いからここがどこか教えなさい!!」

町民1「おい、見て見ろよ、彼奴、旧式を纏っているぜ?」

町民2「本当ねぇ…」

女性「貴方達!!最強の兵器を何だと思っているの!?男は大人しく言う事を聞きなさい!!」

 

その時、ライダースーツを着た男性が近づいてきた

 

男性「お嬢さん…ちっとばかし、おいたが過ぎているようじゃねぇか?」

女性「な、何よあんた!?」

 

その瞬間、男性はラファールの装甲の一部を片手で破壊した

 

男性「こんな風になりたくなけりゃ、大人しくしてねぇと、行けやせんぜぇ?」

女性「こ、この!!」

セシリア「やめなs…」

 

女性はラファールの武装のサブマシンガンを取り出し、男性に向け、セシリアが制止に入ろうとした時、サブマシンガンが見事に賽の目に切り裂かれていた

女性が近くを見ると、和服を着た狐耳の少女が刀を持って立っていた

 

狐耳「全く、私の旦那の気配を感じて来たのじゃが…気のせいかのう?」

男性「おいおい、お姫様、色々と言いたいことがあるんだが…」

 

そんな会話をしていると、レック達が出てきた

 

レック「エドにツキネじゃないか、久しぶり」

エド「おお、白銀の夜叉様じゃないか、此処しばらく会ってなかったが…元気そうじゃねぇか」

レック「まぁね、風のライダーさん」

 

二人は少し皮肉ぶって挨拶を交わしていた

その時、レックは脇腹に凄まじい衝撃を受けて崩れた

その方角を見るとツキネと呼ばれた狐耳の少女だった

 

ツキネ「会いたかったぞ!!我が麗しの伴侶!!」

レック「誰がだ!?」

ツキネ「さあ、今こそ夫婦の契りを交わそう出はないか!!」

レック「何でさ!? 君のところ行ったら僕の人生が終わるじゃないか!!」

ツキネ「ホホホ、何を言っておる…私は可愛い物が大好きな女子ぞ?」

 

色々ともめていると、銃声が鳴り、シャルロットがいた

 

シャル「そこで何しているのかな…?」

レック「シャルさん…?」

ツキネ「ほぉ…お主はいつぞやの小娘か…久しぶりにやるか?」

 

シャルロットとツキネから火花が散り、レックは怯えていた

それを制止したのはエドだった

 

エド「止めんか!お嬢さんがた!!」

ツキネ「え、エド…」

シャル「…ごめんなさい…」

レック「謝らなくても…でも、エドおかげで助かった…」

 

レックがホッとしているときにセシリアは疑問に思ったことを近くに居た鈴音に訊ねた

 

セシリア「あの方たちは一体?」

鈴音「ああ、あのおっさんはエド、簪の師匠で『風のライダー』と呼ばれているわ、あっちの狐の耳付きのは…」

箒「ツキネ様、一国の王女にして私の師だ…『紅き戦巫女』なんて呼ばれている…」

 

鈴音と箒が、二人の紹介をし、二人は一応挨拶だけして、レック達の下宿所に向かった

 

 

 

下宿先に着くと、セシリアは気になっていたことをレックに訊ねた

 

セシリア「あの…白銀の夜叉とレックさんは呼ばれていますが…どういう関係ですの?」

レック「えっと…世界を救った仲間?」

ユキ「その…私達は一緒に旅をした仲間なんです…その過程で世界規模の災いから世界を救ったので…」

 

レックの抽象的な説明の後、ユキが補足して説明した

 

アラン「レックとユキ…そしてそこにいる二人の他に、『星空の音楽家』、『最強の軍人』、『錬金銃士』、『霧の魔術師』の四人いる…」

レック「そうそう…色んな場所を旅して、色々出会って、色んな奴らと戦ったなぁ…」

 

レックは昔の事を思いながら紅茶を飲み、茶菓子のケーキをほおばった

 

ユキ「…えっと…その…セシリアさんも…この世界の事を知っておいた方が良いので…セシリアさんの面倒は私が見ても良い…?」

レック「良いけど…セシリアは?」

セシリア「ぜひともお願いいたしますわ!!」

 

セシリアはユキの手を取って懇願したがあまりの勢いにユキは驚いてしまい、涙目になっていたのは言うまでもない…

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