あれから食事を終え、レック達は店を出た
レック「いや~、食べた食べた♪ ここのお好み焼きは絶品だったなぁ~」
ナツキ「いや、だからってお前、5000円分食う必要はあったのか!?」
本音「私も結構食べちゃったよ~」
そんな会話をしながら、歩いていると、町の広場の方から騒ぎ声が聞こえた
レック達は騒ぎを聞きつけ、広場に向かうとアランとセシリアと遭遇した
レック「アラン、それにセシリア、どうかしたの?」
アラン「無能な軍隊が遺跡調査に行くと言っているが、近衛兵がそれを止めているところだな」
レック「う~ん…僕たちが最初に遺跡に行こうと思っていたんだけどなぁ…」
ナツキ「軍の奴らも考え方によっちゃ、旅人にとっては厄介な存在だな…」
セシリア「そういえば、アラン様からお聞きしたのですけど、軍の人たちってまともに報告しないのですか?」
レック「うん、これはゆっくりする暇もないかもね…」
三人はこそこそと話しながら、シャルロットと本音を連れて立ち去ろうとしていた
その間も軍と近衛兵達の醜い言い争いが続いていた
軍1「ここは我等、王国軍が調査をすべきだ!!」
近衛兵1「だから、貴方達は王の命令が来るまで待機してくださいと言っているんです!!」
軍2「何を言っている、我々は強いのだぞ!?」
近衛兵「報告書に不備が多いから問題なんです!!」
そんな会話が聞き取れ、レック達は少し、機嫌が悪そうな顔を浮かべていた
丁度その時、お好み焼き屋の格好をした王様が現れた
王様「何の騒ぎだ」
近衛兵「陛下!! この者達が王命に反旗を翻して勝手に遺跡調査に向かおうとしています!!」
軍1「陛下、こ、これは…その…」
王様「お前らの言い分は後で聞いてやる…今は撤退しろ…」
軍3「で、ですが陛下!! 軍備増強のためにも遺跡調査をするべきだと思います!!」
軍の人間が王様に自分たちの考えを伝えて、認めてもらおうとしたが、王様は認めず、軍隊は撤退するしかなかった
レック達は取り合えず、アランの屋敷に来ていた
レック「さて…ホウキ達に連絡しないとね…」
ナツキ「そいつは任せろ」
ナツキは携帯電話を取り出し、ホウキ達に連絡を取り始めた
その間に、レックはアランとセシリア、本音、シャルロットにこれからのことを話した
レック「さて…このままだと、軍隊が僕達よりも先に遺跡に行っちゃう…それまでに早く遺跡に行かないと…」
アラン「そうだな…本来ならもう少ししてから行きたかったのだが…仕方がない…ユキの相棒の力で遺跡に向かう、レック、ユキと連絡は取れるか?」
レック「わかった…」
レックは携帯電話を取り出し、ユキに連絡を取った
レック「もしもし、ユキ、今いいかな?」
ユキ『レック、えっと…何…?』
レック「これから遺跡調査に行くんだけど…ドグマで送ってくれないかな?」
ユキ『わかった…ちょっと待っててね…』
レックが携帯電話を閉じると、同時に黄金の扉が開き、中からユキが出てきた
ユキ「レック、皆、荷物も持ってきたよ」
レック「ありがとうね、ユキ」
本音「この子がユキちゃんか~、私は布仏本音だよ~」
ユキ「あ、はい、よろしくお願いします…」
ユキは恥ずかしそうに挨拶して、そそくさと扉の中に入って行った
レック達は荷物を持ち、扉の中に入って行った