インフィニット・ストラトス 宝石と宙   作:在原昴

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設定ではありませんので悪しからず


宝獣について1

遺跡調査が終わり、ナツキ達はユキの屋敷で休息をとっていた

そんな中でレックは一人、難しいことを考えていた

 

レック「ナツから感じたあの気配…間違いない…天亡だ…あいつ…今度はナツの肉体を乗っ取って復活するつもりなのかな? だとしたら、今度こそ犠牲を出さない、あの時みたいな、アニスと同じ悲劇は繰り返すわけにはいかない」

シャル「レック…入るよ…?」

 

その声と共に、シャルロットがレックの部屋に入って来た

 

レック「シャル、どうかしたの?」

シャル「何だかレックが考え事をしているから、どうしたのかなって…」

レック「うん…ナツの体の中に天亡の欠片が入り込んだんだ…それで…」

シャル「天亡の力に飲み込まれないかが心配…と言うのかな…?」

 

レックはその通りだと言いたげな顔をして苦笑していた

だが、シャルロットはそんなレックを抱きしめた

 

レック「ちょ、シャルロット!?」

シャル「大丈夫、レックは絶対に助けられるし、僕達が手伝うからね…」

レック「…そうだね…」

 

レックはシャルロットに優しく微笑みながら唇を重ね、そのまま押し倒した

 

シャル「レック…?」

レック「何だかよくわからないけど、何だか食べたくなっちゃった」

シャル「…良いよ、食べても」

 

レックとシャルロットは……

あ、この辺大幅にカットで、作者にはこれ以上書くことができません、皆様の想像にお任せします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日、シャルロットと本音はレックに中庭に来るように言われて朝食の後、中庭に来ていた

 

レック「さて、君達を呼んだのは他でもない、君たちの相棒、宝獣についてのレクチャーの為だよ」

本音「宝獣ってレクレクのシロちゃんの事?」

レック「そうだね…」

セシリア「私も契約はしていますが…レックさん達みたいに召喚することもできませんでしたので、とてもありがたいですわ」

レック「そっか、それじゃあ、まずは宝獣について…と言いたいけどこれはやったから良いかな? まずは彼らの形状を、まずはペットのようにデフォルメされた姿から、これは彼ら自身の力で顕現させるわけだから、そうだね、ライターやマッチ、火の付いたもので蝋燭に火を点けるイメージかな…」

 

レックはある程度説明すると、セシリアはイヤーカフスに指を添え、頭に浮かんだ言葉を口にした

 

セシリア「【青空を羽ばたく孤高の翼、千里先の世界を見通せ『青石大鷲(タンザナイトイーグル)』!!】」

 

セシリアが唱え終えると、青い鎧を纏った青い鷲が姿を現し、地面にゆっくりと降り立った

そして、暫くすると、手乗りサイズまで大きさを変え、鎧が消えた

本音はロザリオを握りしめ、念じると、すぐに子熊のぬいぐるみが出てきた

 

セシリア「ふぅ…結構難しいですわね…」

本音「あれ~? 私は普通にできたよ~」

レック「まあ、個人差があるからこればっかりは仕方が無いさ、次は戦闘向きの本来の姿、これは…人の気…とでもいうのかな、僕達はマナなんて呼んでいるらしいけど…その力を彼らに注ぎ込めば本来の姿になる…」

 

二人はレックに言われた通りの事をしようとしたが、なかなかうまくいかない

だが、本音は自分の相棒の目を見た時、瞳を閉じ、深呼吸をしてロザリオを握りしめた

その瞬間、本音の相棒は大きな熊の姿に変わった

 

本音「出来た~!!」

セシリア「え!?」

 

本音がやってのけたことに驚き、セシリアも負けじと頑張っているのだが、なかなかできなかった

 

セシリア「な、何で…」

レック「う~ん…ねえ、セシリア、君の相棒のこと、どう思っているの?」

セシリア「どう…とは…?」

レック「彼等は道具でもないし、武器でもない、意思を持ち、考えを持ち、心を持っている…そう言う存在だよ、もしも彼らを物と思っているなら彼等と契約はできても使うことはできない…」

 

レックは先ほどまでの顔とは違い、とてもまじめで、冷静な顔つきになっていた

セシリアはレックの言っていた言葉に息をのみ、手乗りサイズの己の相棒、メイズを見た

メイズの瞳は小柄ながらも鋭い目付きだった

セシリアはその眼から強い意思を感じ取り、決意を決め、瞳を閉じて集中し始めた

すると、メイズは本来の姿に戻っていた

 

レック「まずは第一関門突破かな」

セシリア「こ、これで第一関門ですの…?」

ナツキ「レックは見かけによらずスパルタだからなぁ…」

 

ナツキがスポーツドリンクを持ってアランと共に現れた

 

アラン「レック、こういうのは楯無に任せた方が良いのではないのか?」

レック「タテナシね…彼女なら変態(ミリア)に追い回されているよ」

アラン「…楯無…ご愁傷さま…」

 

楯無の現状をレックから聞くと、アランは楯無に同情し、ナツキも苦笑いしていた

 

アラン「私もそこまで詳しくはないが、訓練くらいなら手伝おう…」

レック「ありがとね、アラン、それじゃあ、彼らの能力を知っておいた方が良いかもね」

本音「う~ん…わかんない」

セシリア「私はあの時、何となくわかりましたわ」

 

セシリアは意識をメイズに向けると、青き雫(ブルー・ティアーズ)の武装だけを展開し、遠くにある小石を狙い打った

 

セシリア「メイズの能力は千里眼ですわね」

アラン「成程、あの長距離射撃はそう言う事か、ハイパーセンサーでも視認できない程の距離からの狙撃はあちら側からすれば恐ろしい物だな…」

レック「確かに、この世界の武器をセシリアに渡したらある意味最強の狙撃手になっていたかも…」

本音「う~ん…私のは重力かな~?」

ナツキ「…成程、それじゃあ、宝獣使いの上の段階を教えてやるか…出てこい、シラコ」

 

ナツキは自分の相棒、シラコを呼び出すと、シラコは二尾の子狐の姿で現れ、ナツキの肩に乗った

 

ナツキ「出来る奴は今のところ少ないが、自分の肉体を宝獣と同調させ、意思を通わせ、魂を共鳴させて発現する宝獣使い高等技術、人はユニゾンと呼ぶ…」

 

ナツキの姿が七つの狐の尾を持つ妖の姿になった

 

レック「宝獣を自分の体の一部と思う事がコツかな?」

 

その後、二人はやってみたのだが、なかなかうまくいかず、朝の訓練が終わり、昼食を取り、その後も訓練を重ねたのだが、旨く行かず、その日は終わった

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