インフィニット・ストラトス 宝石と宙   作:在原昴

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宝獣について2 暴露ときっかけ

本音とセシリアはユニゾンを発動しようとしたが、旨く行かず、他の人から何かいい方法はないかと思い、聞きまわっていた

 

箒「そうだな、私の場合は武具等を自分の腕と思ってから使えるようになったな」

鈴音「あら、私はお師匠様と音楽やっていたら何時の間にか出来るようになったわね」

簪「私はバイクに乗って走っていた時にバイクと一つになっている気分になっていたらいつの間にか…」

楯無「…魔術の練習の一環で水の中にいたら慣れたわ、もしかしたらあの姿は自分なりのやり方を見つけてなる者かもしれないわね、それよりも昨日は本当に危なかったわ…」

 

四人の内容はバラバラで、条件もコツも何もわからず、二人は溜息を付いていた

 

本音「ユニゾンって難しいんだねぇ~…」

アラン「そんなに焦ることはないと思うのだが…皆習得するのに一年と半年を費やしたのだから…」

セシリア「そんなに…」

箒「気を落とすな、自分のペースでやっていけばいい…」

 

箒は微笑みながら二人を励まし、二人はそれぞれ宝石を見つめた

そんな時、ユキがやって来た

 

ユキ「えっと…皆さん、こんにちは…」

鈴音「あ、ユキちゃん、何か用かしら?」

ユキ「その…皆さんの宝獣の様子を見に来ました…」

楯無「あらら、そうなのね、それだったら、出ておいで、ルト!!」

 

楯無はアメジストの付いた扇を取り出すと、それを開き、その扇には『召喚!』と達筆で書かれていた

そして、水がアメジストから放たれ、水が晴れると紫色のコガタペンギンが右腕をあげて鳴いていた

 

ルト「クエー」

本音「可愛い!!」

楯無「でしょ! この子が私の相棒のルト、水を操る能力を持つし、とても愛嬌があるし、お手伝いもしてくれるのよ」

 

楯無はルトを優しく持ち上げ、本音に見せた

本音は目を輝かせながらルトの頭を撫でた

ルトは嬉しそうに目を細めていた

 

簪「ルトが懐くなんて、本音は凄いね…」

本音「そうなの~?」

楯無「ええ…虚ちゃん、何故だかわからないけど、ルトから嫌われているのよねぇ…」

 

楯無は溜息を付き、ルトをテーブルの上に乗せた

 

ルト「クエー」

本音「へ~、お嬢様に好きな人がいるんだ~」

楯無「な!?」

アラン「おい、待て、本音、何故わかった?」

本音「え、だって~、ルトちゃんが教えていたんだも~ん」

 

本音のとんでもない発言に楯無が驚いていた

 

楯無「え? 本音? 今なんて?」

ユキ「その…ルトが教えたって言っていましたが…」

鈴音「…マジ?」

 

皆、本音を見た

本音自身は首を傾げて見ていた

 

箒「まさか…お前…」

アラン「成程、本音、君の相棒、どうやら動物たちの声を聴く能力があるようだ」

本音「そうなんだ~」

簪「そう言えば、お姉ちゃんに好きな人がいるって…初耳なんだけど…?」

 

その言葉と共に、ユキ以外が楯無に詰め寄り、楯無は冷や汗をかいた

だが、女性陣は完全に逃がす気はなく、取り囲んでいた

 

シャル「ぜひとも聞かせて欲しいなぁ」

箒「確かに…私もその辺気になるな…」

鈴音「さんざん良いようにされてきたからね…この機会に弄ってやるわ」

簪「私もお姉ちゃんの思い人が気になる…」

セシリア「私も、恋愛について聞いてみたいですわね」

楯無「あ、アラン!!ヘルプ!!」

アラン「ユキ、私は出かける…門を頼む」

 

アランはそう言って、その場からユキを連れて去って行った

 

楯無「あ、待って!!私を置いて行かないで!!」

 

楯無はアランを引き留めようとしたが、それもむなしく、楯無は取り残されてしまった

その時、外で修行していたレックが思いっきり空気を読まずにナツキと共に入って来た

 

レック「あれ? 何事?」

楯無「レック、ナツキ君、ヘルプ!!」

ナツキ「え? えっと…三十六計逃げるに如かず!!」

楯無「逃がさない、ルト!!」

ルト「クエー!!」

 

ルトの体が液体に変わり、二人の脚に絡みついた

それにより、二人は盛大に転んだ

 

レック「相変わらず嫌な使い方だ!!」

楯無「それよりも、この状況から助けて!!」

ナツキ「仕方が無い、本音、セシリア、今度ユニゾンのきっかけになることを教えてやる、それと、箒、鈴、簪、今度デートに連れて行くから…な? それと、シャルロット、レックが今日一日好きにしていいってよ」

レック「ダニィ!?」

 

それで、解散し、レックはシャルロットに襟を掴まれ、そのまま何処かに消えた

本音とセシリアはそこに残り、ナツキからのアドバイスを聞く気なのだとナツキに示していた

ナツキはそんな二人を見て、溜息を付き、話すことにした

 

ナツキ「そうだな、ユニゾンでうまくいかないんなら、いっそのこと、お前等の相棒に身を委ねてしまえばいい」

 

ナツキはそれだけ言うと、

セシリアにはその意味が分からなかったが、本音は何となくではあるのだが、理解でき、本音は早速行動を起こすことにした

 

 

 

その夜、本音は一人、屋敷の中庭に来ていた

 

本音「なっつーが言っていたのは、ベアちゃんの体に私という名の意識を溶け込ませる…そんなイメージで…」

 

本音は意識をロザリオに集め、ロザリオが輝きだした

その光は本音を包み込み、不思議な感覚を本音は感じながらその感覚に身を委ねた

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