インフィニット・ストラトス 宝石と宙   作:在原昴

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プールの出来事 前編

ナツキ達はレック達がくじ引きで手に入れたレジャー施設のプレオープンチケットを使い、最近できたというレジャー施設に訪れていた

 

ナツキ「いや~、お前らには感謝するぜ」

ラウラ「そんなにいいものなのか?」

レック「ラウラ…君は普通の生活が苦手なんだね…」

箒「そう言えば、アランも誘ったのだろう?」

レック「アランなら、さっきセシリアと会ったから一緒にくるって」

鈴音「噂をすれば来たようね」

 

豪華そうな車からセシリアとアランが出てきてた

最も、セシリアは上機嫌だが

 

アラン「すまないな、少し遅れた」

簪「気にしてないから…大丈夫…」

本音「それじゃ~、れっつらご~!!」

 

全員、レジャー施設に入った

 

 

 

 

 

 

レックとナツキ、アランは先にプールに出て、女性陣を待っていた

 

レック「それにしても、こういうところって結構わくわくするよね」

 

心なしか、レックの後ろに犬のしっぽが見え、そのしっぽを振っているように見える

ナツキとアランは少しあきれ、どこか保護者のような目になっていた

 

ナツキ「なんだか、子供らしいやつだな…本当に…」

アラン「仕方のないことだろう…なんでも、レックは子供のころから修行、冒険とかで子供みたいに愛されたわけでも、子供らしいことができなかったらしいからなぁ…まだ心が子供なのだろうな…」

ナツキ「そう言えばあいつ、ゲームとかそういうの知らなかったしな…」

鈴音「お待たせ…」

簪「・・・」

 

 

鈴音と簪が先に到着していたが、二人の目は何故かは知らないが、憎悪に近い感情が垣間見えていた

 

レック「どうかしたの?」

簪「何でもない…」

鈴音「……世界は悪意で満ちているわね…」

アラン「…なんとなく理由は察したが…ナツキ…何をする気かわからないが、なに舌なめずりしているんだ?」

ナツキ「いや、何も?」

 

ナツキはアランから目線をそらしながら答えた

だが、その目は獲物を品定めしている目だった

そうしていると、箒と楯無、本音とラウラが到着した

 

本音「やほほ~」

楯無「お待たせ~♪」

箒「待たせたな」

ラウラ「少し手間取ってな…」

ナツキ「ん?シャルは一緒じゃないのか?」

 

それを聞かれると、箒たちは不思議そうな顔をしていた

 

箒「シャルロットならもう来ているはずだが…」

ナツキ「今気が付いたが、レックもいなくなってるぞ」

アラン「確かに…いったいどこに行ったのだ…?」

 

全員首をかしげていた

 

 

 

 

 

 

 

 

そのレックとシャルロットはというと…

 

レック「ねえ、シャル…本当に僕たちだけで遊んでいていいの?」

シャル「うん、みんな遅れているみたいだし、二人でこうして一緒に流されていようよ」

 

流れるプールで二人仲良く流されていた

こうなる数分前、レックの背後からシャルロットがレックの肩をたたき、みんなが遅れるようだから二人で遊んでいようと言われ、流れるプールと同様にレックも流して二人きりとなっている

 

シャル「ねえ、レック…」

レック「どうしたの、シャル?」

シャル「…ありがとうね…あの時、僕の居場所になってくれて…」

レック「そんなの気にしなくてもいいのに」

シャル「でも、あの日…」

レック「問題ないさ、僕は大切なものを守るためだったら化け物にも、悪魔にもなる…僕が罪を犯したあの日から決めたことだから…だからさ…シャルが気にする必要なんてないよ…」

ラウラ「ほう、そうなのか…」

 

二人の会話にいつの間にか来ていたラウラが混ざり、二人は驚き、レックに至っては少し溺れかけた

 

レック「アイエェェェェ!!ラウラ、ラウラナンデェ!?」

ラウラ「お前らがいなくなったからな…探してみれば、二人でいちゃついている現場だったとは知らなかったがな…」

シャル「え、あ…ちが…」

 

シャルロットはあからさまにうろたえ、レックは顔を赤くして、頭から湯気を出していた

 

レック「ラ、ラウラ!!からかわないでよ!!」

ラウラ「からかってはいないのだが…そう言えば、カイトとユキを見ないな…」

シャル「ユキは多分迷子センターかどこかの売店にいると思うよ、迷子としていろんな人が保護者だと名乗りあげていると思うけど」

 

シャルロットはユキのことを考えるとその結論に至っていた

勿論、その予想は的中していて、軽く大騒ぎになっていたのは言うまでもない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

箒「まったく…シャルロット、二人きりになりたいのならそう言えばいいではないか…」

シャル「だって…レック、僕と結婚しているのに女の子にフラグ建ててくるし…」

本音「ん~、何か言った~?」

シャル「ふぅん…人の旦那に色々ハニトラ紛いなことをしたリスさんにはわからないよね…」

 

本音とシャルロットの間で火花が散っているのが見え、レックは一人震えていた

 

箒「これが正妻戦争…なんとも言えんな…」

鈴音「え…ええ…そうね…」

簪「そう言えばお姉ちゃん、カイトは?」

楯無「それが…カイト君、水が少し苦手らしくて…プールの監視員のアルバイトをしているみたい…」

 

楯無が後ろを見ると、高台から双眼鏡でこちらを見ているカイトがいた

 

ナツキ「なんでだろうな?」

レック「水が苦手…うぅん…やっぱり彼…どこかで見た気がするんだよなぁ…」

『迷子のお知らせをします、ユキ・ジュエリア十二歳、お連れの方は迷子センターまでお越しください』

 

そのアナウンスが聞こえると、楯無は思わず頭を押さえてため息をついた

なんとなく予想はできた、だが回避はできなかった

楯無たちは迷子センターに向かい、無事にユキを保護した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユキ「えっと…その…ご迷惑をおかけしました」

 

ユキはワンピースタイプの白い水着を着ていた

約数人幸せそうな顔をして鼻から血を出して救急搬送された客がいたが…

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