春人との戦闘で訓練時間を潰され、適当な自主練で押しとどめて終わってから次の日、学園祭についての説明が行われていた
最後の楯無の話も虚曰く、『今迄で一番お嬢様が輝いていました』と言われるくらい立派なものだった
楯無「さて、皆様、最後ですが私から提案があります、IS学園にいる男子生徒が一年一組に集中しています、これでは不公平だと思います、そこで私はくじ引きで当たったクラスに学園祭の時だけ男子をそのクラス所属の生徒とすることができる権利を提案します」
それを聞いたレック達男性陣以外が一気に盛り上がりを見せていた
レック「異議あり!! 僕たちの企業のトップに許可がありません!!」
楯無「大丈夫です、昨日のうちに取っておきました」
レック「用意周到だなぁ、おい!!」
アラン「カイトはどうなる? あいつは私達とは違う企業らしいから、難しいと思うが…」
楯無「本人からの許可は頂いています」
楯無はあっさり答え、レックはグヌヌとした顔をしていた
その提案は学園長も納得していたのか、トントン拍子で承諾された
そして、現在、一年一組では学園祭の出し物を何にするか話し合っていたが
ナツキ「全部却下だ」
その発言に女子数人が抗議の声をあげていた
女子1「なんで!?」
レック「そりゃそうでしょ!?」
レックはそう言いながら黒板に書かれているアイディアを指さした
男子とのポッキーゲーム
男子とのツイスターゲーム
男子とあっち向いてほい
男子による執事喫茶
アラン「私達は厳正な抽選の元、他のクラスに行くことになったと生徒会長が言っていた、明らかに我々がいなければ成り立たない」
カイト「俺も同意見です…それと…そこにいるフランソワさんが先ほどから拳銃を構えているのですが…たぶん、これを通したら確実に死にますよ!?」
生徒たちはシャルロットを思わず見た、笑ってない笑顔で綺麗な装飾のされている愛銃を構えていた
シャルロットはまさに人を殺しそうな殺人鬼に見えていた
シャル「僕のことは気にせずにゆっくりと最期まで話し合ってね?」
女子一同「「「「真面目に考えます!!」」」」
女子一同は口をそろえて先ほどの提案を撤回し、新たに考えることにした
だが、一向にアイディアが男子達がいること前提の物しか出てこなかった
そんな時、助け船を出したのはラウラだった
ラウラ「それならば、コスプレ喫茶でいいのではないか? それならみんな参加できるし、元も取れる…」
セシリア「なるほど、それでしたら食器類はお任せくださいませ、家から取り寄せますので」
シャル「それなら、間取りは任せて、こういうの得意だから♪」
シャルロットは拳銃をしまい、先程の雰囲気とは違う笑顔で言った
それから話が進み、コスプレ喫茶をすることに決まった
それから放課後の生徒会室
楯無は黙々と書類を終わらせていた
そして、今、最後の書類が終わった
虚「お嬢様、凄いですね…」
楯無「ウフフ、そう思う?」
楯無は余裕そうな顔を浮かべながら、パソコンのキーボードを操作していた
楯無「そう言えば、虚ちゃん、あの時厳選な抽選って言ったでしょ?」
虚「ええ、あれは素晴らしい提案でした」
楯無「アハハ、私が厳選な抽選…? 馬鹿言っちゃ困るわ、出来レースに決まっているじゃない!!」
楯無は笑っていた
虚は何が何だかわからなかった
楯無「ふむ…カイト君の執事服も見てみたかったけど…一年二組のチャイナ服も見てみたい…あ、でも一年三組と二年一組、三年二組はやめておいたほうがいいかもしれないわね、あそこは女尊男卑の思想家だらけだもの…」
虚「…もしかして、お嬢様? 初めからそのおつもりで…」
楯無「…虚ちゃん…? 何を言っているのかしら…?」
虚「そ、そうですよね…まさか…お嬢様がカイトさんの衣装が見たいからと言うだけで…」
楯無「その通りに決まっているじゃないヤダー!!」
虚はこれを聞いた時、いつも通り、楯無を説教しようとして彼女に詰め寄った
虚「お嬢様、さすがに反対ですよ!?」
楯無「あら、虚ちゃん? この法案に乗ったのはあなたよ?」
虚「で、ですけど…」
楯無「この時点で虚ちゃんは私と共犯…さあ、反論できるかしら?」
楯無はクスクスと笑いながら虚に問いかけた
虚はグヌヌとした表情を浮かべていた
なお、この後抽選の結果以下の通りに決まった
ナツキ=フェイリス
一年四組
レック=ヴォルフス
一年一組
カイト=モリガミ
一年二組
アラン・G・ネクペクター
二年三組