インフィニット・ストラトス 宝石と宙   作:在原昴

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襲撃の後の事後処理と状況説明

事態が収束し、レック達は会議室に集められていた

そして、事情を知らない教師陣がレック達を心配、または忌々しそうに睨んでいた

 

レック「はぁ…あの宝石のこととかいろいろと話さないといけませんか?」

学園長「すみません…そうするしかないようです…」

レック「分かりました…説明しますね…」

 

レックは教師達に自分が持っている情報を話し始めた

宝獣のこと、異世界のことを特定の部分を隠しながら

 

レック「そんなわけで、僕達は異世界から来た異世界人という存在というわけなんだ」

 

学園長と真耶以外は驚いていた

あそこまでの強さは異世界の人間だからなのかと理解し、納得したが、一部の教師達はレック達を睨み付けていた

 

学園長「それで、あの機体にくっついていた黒い宝石は何ですか?」

アラン「それは、レック達と因縁のある敵の体の一部だ…欠片だけでも体内に取り込めば人知を超えた力を得られるが…取り込んでその力に溺れてしまえばもはや人と言えなくなってしまう呪われた宝石だ…」

レック「この世界にその宝石を持ち込んだ存在がいるってことだろうね…それも僕達の世界側の人間…」

 

レックは難しい顔で考えていると真耶が言おうと思っていたことを尋ねた

 

真耶「あの、先ほど私達に指示を送っていた人のことを知ってますか?」

ナツキ「ああ、それはうちの総帥だな…」

真耶「総帥って、GLCの総帥のあの子のことですか!?」

アラン「ああ、彼女の指揮はたった数十人で大国を落とすことができる」

 

アランはそう言いながらユキを前に出した

 

ユキ「あうぅ…ど、どうも皆さん、先程は失礼しました…」

学園長「いえいえ、先程は助かりました、ありがとうございます、ユキちゃん」

ユキ「い、いえ…」

レック「それで、お願いなんですけど…あの黒い宝石が現れたら僕達に任せてくれませんか?」

学園長「わかりました…それと、教師部隊の指揮なのですが…ユキちゃんにお願いしたいのですが…よろしいでしょうか?」

レック「それは僕達が決めることじゃない、ユキが決めることだから…」

 

レックはそう言ってユキを見ると、千冬擁護派の教員達が異議を唱えた

 

擁護1「反対よ!!そんな子供の命令を聞くなんて!!」

擁護2「そんなことよりもこいつらの持っている宝石を没収するべきです!!」

レック「さっき言ったけどさ、宝石には意思があるんだ、宝石を手に入れても彼等が力を貸すかどうかは彼ら次第、だからこの宝石を手に入れただけじゃ意味がいないんだ…あの黒い宝石と違ってね」

擁護1「私達はISを使えるのよ!! 選ばれないわけないじゃない!!」

レック「無理だね、ISが使えるからと言って選ばれるわけない、そもそも、選ばれるのなんて宝くじで一等を十回連続で当てるようなものさ」

擁護3「良いから渡しなさい!!」

レック「はぁ…仕方がない…」

 

レックはそう言いながらガーネットを渡した

 

レック「それが宝獣の宿る宝石の一つ、ガーネット、彼に認められるなら一応僕が今所有している宝石を渡すけど」

 

それを聞いた千冬擁護派の教師たちは我先にとガーネットに挑戦したが、誰にも反応を示さなかった

 

擁護1「なんで反応しないの!?」

擁護2「何か細工でもしているの!?」

レック「してないよ、まったくもう…」

 

レックが呆れていると、突然ガーネットから眩い光が放たれ、酒瓶を持った狸が能われた

 

狸「さっきからじゃかぁしんじゃ、儂が気持ちよく転寝してるからといって儂の近くでピーチクパーチク、喚きおって、全く…儂は静寂と知略を司る宝獣と知っての狼藉か?」

擁護1「何でも良いから、私と契約しなさい!!」

狸「嫌じゃな、儂は契約に値する人間としか契約しない、ここにいるものは皆、資格がないのう、儂を使って利用したいと思っている者、儂で試そうと企んでいる者…全く、碌な人間がおらぬな」

 

狸は嘲笑いながら千冬擁護側の人間たちを見た

その顔は憤怒に満ちており、狸を睨みつけていた

 

狸「それじゃあ、儂は寝るからの、起こすでないぞ」

 

狸はそう言って宝石の中に戻っていった

 

レック「…そういうわけだし…これ以上は無駄みたいだね…」

擁護3「そんなはずない!! いい加減契約しなさい!!」

ユキ「あの…その宝獣さん、爆発を操る能力持ちなので…あんまりしつこいとこの学園が大爆発しますよ…?」

 

ユキはオドオドしながら言うと擁護派の人間は慌てて離れた

 

アラン「そういうわけだ、さて、我々はこれで失礼する…」

エド「その前にいいか、俺の拘束を解いてくれないか!?」

 

その声とともに振り向くと、エドとミリアが縛られていた

 

ナツキ「エドさん、何したんですか?」

エド「ああ、愛車で侵入者どもを轢いてやっただけだ」

箒「これはエドさんが悪い」

鈴音「そうね…それで、ミリアさんはなんで捕まってるの?」

真耶「この人、生徒にその…破廉恥なことを…」

ミリア「いいじゃない、年ごろの女の子に触れるチャンスだったもの」

楯無「師匠…そりゃ拘束されますよ…」

ミリア「いいじゃない、女同士なんだから合法じゃない」

 

ミリアの必死の訴えにレック達は頭を悩ませた

 

学園長「では、これでこの件は終了とします」

 

学園長によって会議が終わり、千冬擁護派以外の教師達はレック達を頼れる味方だと捉え、千冬擁護派はISと自分たちの地位を陥れる存在だと決めつけた

そして、陰でこっそりとこれを聞いていた物がいたがその人物が辿る末路はとても悲惨なものになるとは考えていなかった

ちなみにエドとミリアはGLCが身柄を拘束するという契約で釈放された

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