秋めいてきたIS学園、キャノンボール・ファストは学園祭の時の襲撃により先送りにされ、修学旅行が先に行われることになり、現在、レック達は食堂でどこに行くかを話し合っていた
レック「京都か…僕あの金ぴかのお寺に行ってみたい!!」
シャル「それって、金閣寺のことかな?」
レック「あ、そうだった…あんなの僕の世界の東の国にもないからねぇ…」
シャル「確かに、でもレックってここに来た時あっちこっち旅していたんじゃ…?」
それを言われたレックは何も言えなかった
ナツキ「それなら、案内できるよな?」
レック「・・・」
アラン「タコ焼きの店しか知らないが…」
シャル「ああ…確かに…アランがタコ焼き食べたいからって…」
シャルロットは少しあきれながら持ってきた観光雑誌を机の上に置いた
レック「へぇ~、シャル気が利くね」
シャル「スコールさんにお願いしてね、それで…」
レック達はこれからどこに行こうかと心を躍らせながら話し合っていた
その頃、IS学園特別監獄房では問題を起こした織斑春人がうずくまっていた
此処に閉じ込められ、いやという程の反省文と奉仕活動を課せられていた
全ては自業自得の結果なのだが、それを春人は受け入れていなかった
レックというイレギュラーとナツキの存在が自分をここまで狂わせたと思い込み、憎しみを燃やしていた
だが、自分にはその力はない
努力を怠ってきたこともあるが、レック達の持つ機体も規格外の性能を持っている
春人は何としてでもレック達を抹殺する算段を考えていたが、どれもこれも成功する未来が見えない
女性権利団体に懇願してもGLCという大きな壁が存在していて、万が一レック達に被害が行くようなものならGLCの総力を以て返り討ちにされるだけではなく、何をされるか分かったものでは無い
だからこそ、より強い力を欲していたが、それはどうやっても手に入れることは出来ない
そんな時、黒い宝石が彼の目の前に落ちてきた
春人がそれに触れると、その場に黒づくめの男が現れた
?「初めまして、我が主よ…」
春人「!? て、てめえは何者だ!?」
?「私、天を統べる者、天亡の欠片…気軽に
春人「天片…?」
天片「はい、私はあなたに力を授けるものです」
春人はそれを聞いて心の中で歓喜していた
レック達を始末するほどの力を得るのかもしれない
そんな期待に胸を弾ませていた
天片「ですが、代償がありますので…」
春人「そんなのどうでもいい!! よこせ!!俺に最強の力を!!」
春人は歓喜の感情が先走り、代償のことなど考えずに天片に力を渡すように懇願してきた
天片はそれを見てほくそ笑んでいた
天片「(ああ、ここまで屑だとは、忌まわしき織斑の科学者の実験に干渉してこいつの魂の入った肉塊を創っておいて正解だった、さあ、あのダイヤモンドの夜叉に俺様の復活の邪魔をされた借りでも返しますかね)」
陰謀蠢く修学旅行がもうすぐ幕を開けようとしていた