修学旅行当日、IS学園の一年生達は京都に到着し、それぞれ行きたい場所に向かっていた
レック達も例外ではなく、レックのリクエストで金閣寺に来ていた
レック「金ぴかだ~!」
シャル「初めて見たよ、こんな金ぴかのお寺、レックの世界にはクリスタルを取り囲むようにしてつくられた城はあったけど、建物自体が金色なんて見たことないよ」
アラン「ふむ…これもこれでなかなか風情があるな…」
セシリア「あの、アランさん、そうは言っていますけど、何故ここに来てまでたこ焼きを…?」
ナツキ「セシリア、その質問は意味をなさないぞ…」
ナツキはアランのご満悦そうな顔を見てセシリアにそう言った
セシリアは納得して苦笑いしていた
その後、清水寺に向かい、そこでラウラと合流した
ラウラ「一度ここに来て飛び降りをやってみたかったのだが、何故だか止められた…」
鈴音「そりゃ止められるでしょ、飛び降りなんてしようとしたら…言っておくけど、たぶんあんたの知識にあるそれはテレビの中だけだから」
ラウラ「そうなのか…それは残念だ…」
ラウラは残念そうにしていたが、その後、レック達と京都を回り、楽しんだ
途中で寄った茶屋で出された兎の形をした愛らしい和菓子を見て、ラウラがものすごく食べずらそうに四苦八苦していたのは可愛らしく、シャルロットに撮られていたのは言うまでもない
そしてレック達は伏見稲荷に来ていた
そこにはカイトがいた
カイト「あ、皆さん、こんなところで会うなんて奇遇ですね」
レック「やあ、カイト、その荷物どうしたの?」
カイト「これですか、タテナシさん達へのお土産です」
カイトは笑顔で紙袋を見せ、ナツキは納得していた
ナツキ「それじゃあ、一緒に回らないか?」
カイト「いいんですか!? それじゃあ、ご一緒します」
カイトは夏樹に頭を下げ、そのまま行動を共にした
宿につき、ナツキ達は一息ついていた
ナツキ「それにしても、結構買ったな…」
レック「そうだね、スコール達のお土産のこともあるし…」
箒「まあ、そうだな…」
箒も苦笑いして言った
レック「もうすぐ夕飯だ」
鈴音「確かにそうね」
アラン「では、向かうか…たこ焼きが無いのが残念だが…」
ナツキ「お前は本当にぶれないよな…」
ナツキはそう言ってレック達と共に食堂に向かった
食事も臨海学校の時同様に豪華絢爛だったらしい
その夜、レックは一人、夜風に当たるため外に出ていた
レック「やっぱり、良い風だね…夜景が見れないのが残念だけど……」
レックはそう言いながらウィスキーを飲もうとすると、真耶が慌てた様子で駆けつけてきた
真耶がこっちに向かっているのを確認すると、レックはため息をついてウィスキーの入っているボトルをしまった
真耶「大変なんです!! ヴォルフス君!!」
レック「どうかしたんですか? 山田先生」
真耶「織斑君が行方不明になりました!!」
レック「…マジですか?」
レックは嫌な予感を感じ取り、頭を痛めた
春人「ゲヒャヒャ!! これだ、この力こそ、俺の…俺だけの力だ!!」
春人は真っ黒な白式を纏い歪んだ笑みを浮かべていた