レックは
春人も出て来た
レック「…舞い踊ろうか、終わりの時まで…」
春人「お前が勝ったのはまぐれだ!! この天才である僕が負けるはず…」
レック「ほざくな、蛆虫野郎…ウジウジ言ってないで覚悟を決めたら?」
春人「こいつ!!言わせておけば!!」
試合開始と共に春人は雪片弐型で斬りかかった
物覚えも悪く、がむしゃらに突っ込んでいった
レックは何かを展開し、それを投げつけた
春人は気付かず、そのまま勝ち誇った顔をしていた
雪片弐型から謎の光が放たれていた
春人「零落白夜で死にさらせぇぇぇぇぇ!!」
レック「死ぬ? 殺し合いに参加しなかったくせに良く言えるね?」
レックは指を鳴らした、その瞬間、春人の機体が爆発を起こした
さらに、レックは何かを投げつけ、そして、起爆し、春人は墜落した
レック「ありがたく思いなよ、壊していないだけでもさ…」
レックは冷たく春人を見下ろした
春人「クソッ!!!何で僕があんな弱そうなやつに…」
レック「受け入れろ、それが
レックはそう言ってピットの方に戻って行った
ピットに戻ると、アランとナツキ、そして何故か千冬がいた
アラン「レック、鮮やかな投擲捌きだったな」
ナツキ「今度は俺の番か、アランは大取だな…」
アラン「任せろ…」
そんな会話をしていると千冬が近づいてきた
千冬「ネクペクター、フェイリス、ヴォルフス、貴様らの専用機を渡してもらう」
ナツキ「何言ってんだ?」
千冬「貴様らのISのスペックがカタログ以上だ、だからこちらで回収し、解析させてもらう」
レック「はぁ…企業に連絡したのですか? していたら僕達のもとに連絡が来るはずですが?」
千冬「そんなことはどうでもいい、貴様らに拒否権はない」
レック「あのさぁ、ハッキリ言うけど…あんた、自分の弟を勝たせたいという身勝手な理由で僕らの機体を取り上げたいだけなんじゃないの?」
レックは首をコテンと傾けて千冬に尋ねた
千冬「そんなことはない!!良いから寄越せ!!」
レック「図星だね…それと君には何の権限もないはずだよ?」
レックはそう言って踵を翻した
千冬は出席簿を持ってレックに殴りかかったが、ナツキとアランのボディブローが決まり、千冬は蹲っていた
アラン「…やはりここは私達には生き辛いな…」
レック「アラン、一回控室に戻ろう」
そして、二人は出ていき、ナツキも
春人「よく来たね、一夏、また一緒に暮らさない?(こいつの機体を奪って、俺が主人公だと思い知らせてやる!!)」
ナツキ「言いたいこととその玩具にお別れは済んだか?」
春人「もういい!!お前をぶちのめして、誰が優位にいるのかを教えてやる!!」
試合開始と共に、春人は雪片弐型で斬りかかった
対するナツキは何の武装も展開していなかった
春人はビビッて攻撃できないのかと思っていたが、現実は違った
何かが、春人の手を攻撃して、雪片弐型を叩き落とした
何もない攻撃を、ナツキは片手で受け止め、側面から何かで殴り飛ばした
その正体はすぐにわかった
春人「な、何なんだよ、それ、飾りじゃないのか!?」
ナツキ「悪いな、こいつも俺の武器だ」
ナツキの機体の腰の後部に備え付けられている三本の狐の尾、管狐が自由に動いていた
ナツキ「さあ、雅に激しく舞おうか…」
春人「ま、待て!!丸腰の相手に攻撃するつもりか!?」
ナツキ「悪いがこれは試合だ、素手での格闘があるだろ?」
春人は今まで格闘をやったことがない、あるとしても無抵抗の人間に殴る蹴ると言った暴力だけだ
後は周りに指示を出すだけで、自分自ら手を下したことはあまりない
ナツキは管狐を振るい、何度も春人を殴りつけた
その過程で、地面に叩き落した
それにより、春人は何とか雪片弐型を回収した
ナツキ「出血大サービスだ」
『単一能力、アマツキツネ、発動』
ナツキの身体が銀色の輝きを発していた
春人はにやけた顔でナツキを切った
だが、雪片弐型はナツキをすり抜け、空を切った
春人「な、何で!?」
ナツキ「それじゃあ、とどめと行くか…」
ナツキは狐月を展開し、居合切りの構えを取った
ナツキ「『金剛叢雨一閃』!!」
ナツキの姿が消え、春人の機体は一瞬で斬り刻まれSEを空にし、雪片弐型も細切れにされていた
全てが終わり、ナツキは振り返らずに親指を下に突き付けた
春人「な、なんでなんだ!!出来損ないのお前に!!この僕が!!」
ナツキ「受け入れろ、
ナツキはそのままピットに戻った
ピットに戻ると、楯無と簪、箒とレックがいた
レック「お疲れ様!」
ナツキ「ありがとうな、レック」
箒「しかし、お前の最大技を使うほどなのか?」
ナツキ「あれか? ああいうのは、徹底的にやったほうが良いって話だからな」
楯無「へ、へぇ~…」
簪「お姉ちゃん、引いちゃってるよ?」
楯無「簪ちゃんは何で冷静なの!?」
簪「あれぐらいあの世界では普通でしょ?」
楯無「簪ちゃん、お願いだから簪ちゃんはやらないでね?」
楯無は冷や汗を掻きながら簪に懇願していた
そこに、真耶と千冬が来た
真耶「お疲れ様です!フェイリス君!あれって何です?」
ナツキ「あれですか? あれは俺の単一能力、『アマツキツネ』、自分の肉体ごとエネルギー体に変換して高速移動と攻撃をすり抜けることが可能になる能力です」
千冬「それなら、猶更データを取る必要がある、今すぐ寄越せ」
ナツキ「何言ってんだ? 言っておくが、GLCに許可はとったのか?」
千冬「そんなものは関係ない、良いから寄越せ」
千冬が詰め寄った瞬間、辺りが凍てつき始め、異常な寒さに包まれていた
その中で、レックだけが平然としていた
レック「いい加減にしたらどうかな? さっきも訊ねたけど、そんなに弟さんが大事なのかなぁ?」
千冬「そ、そんなことは…」
レック「あるよね? あ~あ、残念だな…ブリュンヒルデ様がまさか弟贔屓する人間だったなんてなぁ…」
レックは心底がっかりしたかのような声音ではっきりと言った後、ナツキを連れて、ピットから出て行った
千冬はレックに向かって出席簿で殴りかかったが、それは何かで止められた
鎖のようなもので千冬の腕が拘束されていた
その鎖は簪が握っていた
簪「…おい…先公…いい加減にしろよ…?」
楯無「簪ちゃん!? 落ち着いて!?蒼翼天女が出てるわよ!?」
簪「…あ、ごめんね、お姉ちゃん…」
千冬「貴様…こんなことをしていいと思って…」
楯無「あら? 私達は生徒に暴力を振るおうとした教師から生徒を守っただけよ? 何か問題でも?」
楯無は扇子を広げ、千冬を睨んだ
扇子には『越権ダメッ!!』と達筆で書いてあった
現在、最後の試合
セシリアは専用機を纏ったまま、地面に降り立っていて、アランと会話していた
セシリア「その…貴方のご友人を侮辱して申し訳ありませんでした…」
アラン「更生してくれたのは良いが…私はまだ、貴様を完全には許してはいない…変身!!」
『CRASH THE INVADER』
アランはネクロムを纏い、空に飛びあがり、試合が開始された
セシリアは落ち着いてスターライトmkⅢでアランを狙い撃ち、途中でBTで動きを抑制していた
セシリア「これならどうですか!?」
アラン「成程…ならば、これならどうだ?」
アランは菫色の目玉のような物、ハンゾウゴーストアイコンを取り出し、メガウルオウダーにセットし、横のボタンを押した
その瞬間、メガウルオウダーから忍者装束のようなパーカーのようなものが飛び出た
そのパーカーのようなものは少し幽霊のようにも見える
アランはリキッドドロッパーのボタンを押した
『TENGAN HANZOU MEGAULOUD』
『HIDE IN THE SHADOW』
三味線のロック風のメロディーが流れると忍者装束のような姿となり背中には大きな十文字手裏剣があり、顔は手裏剣のようなバイザーで、紫色に輝いていた
アラン「フォームチェンジも中々良い…素晴らしい…」
セシリア「そんなこともできましたの!?」
アラン「すまないな、まだこいつには慣れていない性分なのでな…」
アランはそういながら、エネルギーで出来たクナイをセシリアに連続で投げつけた
そこから一気に形勢が逆転し、セシリアはクナイを撃ち落とすので手一杯になっていた
その隙に、アランは十文字手裏剣を手に取り、セシリアに投げつけた
セシリアはクナイに集中していたせいか、十文字手裏剣に注意が行かず、喰らった
セシリア「なかなかやりますわね」
アラン「貴様も先ほどと違って冷静だな…だが、これならどうだ?」
アランはメガウルオウダーのボタンを押してからリキッドドロッパーのボタンを押した
『DAITENGAN HANZOU OMEGAURUOUD』
アランの姿が五十人に増えた
セシリア「な!?」
アラン「わが友には最強の軍師がいる…大軍勢の中、彼女の部隊はたった二十人…だが、彼女の指揮で大軍勢を犠牲無しで倒したという…貴様にそれができるか?」
アランの分身が十文字手裏剣を持ち、投げつけた
数が多く、BTは破壊され、スターライトmkⅢも失い、十文字手裏剣を全て喰らいSEが空となった
これにより、アランの勝利が決まった
えっと、ここでの簪の設定です
異世界から帰還した後、二重人格を持った
二重人格の方はまさにスケバンのような性格でかなり短気
一人称がアタイになる
この性格の時は蒼翼天女などと呼ばれ、楯無でも恐れている
戦闘の際は良く出てくるが、本人が起こった時も出てくる
戦闘力は楯無を遥かに超え、喧嘩では負け知らず
バイクと鎖を使った戦い方を好む
元いた中学では男女問わずに尊敬され、クラスメイトからのあこがれの存在になっている
本人曰く、自分の師は風と呼ばれたライダーらしい
体系も原作とは違ってスタイルがよくなり、専用機の待機状態はアイオライトのついた指輪となっている
専用機 蒼翼天女
と、こんな感じですね…では、また…