ショートストーリー   作:炭鶏

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ここを開いたということは興味を持ってくれたことですね
まことにありがとうございます。


「左腕」「財布」

「ハッピーバースデー!」

今日は彼女の誕生日、玄関から出てきた彼女にプレゼントの財布を渡す。

「あ、ありがとう」

喜んでもらってなによりだ今日は彼女のわがままを聞てあげると決めてる

「さぁ、どこに行く?」

「動物園行きたい!」

彼女は即答して僕をひっぱって歩き出した。

 いつもと違う動物園に来て彼女の興奮はMAXになった

「子供のゾウさんの水浴びしてるよ~可愛い!」

「キリン、餌食べてくれなかった」

「うさたんこっちおいで~」

お昼を食べた後も変わらず凄い勢いでいろんな動物を見て回った。

動物園を出たのは5時ごろで閉園までいるのかと思ってた

「そうだ、他にも行きたいところがあるんだけど良い?」

もちろん、今日はどこでも連れていくし付いていく

 

 彼女と俺はある通りを歩いている

懐かしい場所だ彼女と初めて会った時を思い出す。

 

 「ちこくする~!!」

俺の横を慌ただしく鞄を振り回しながら通り抜けていく彼女、すると俺の背中に何かが当たって足元を見ると財布が落ちていた。

あれだけ鞄を振り回してる彼女を見たので彼女の落としたものだろう思い彼女を追いかける。

「お~い!そこの女子高生!」

声をかけると

「え?あ、うわ!」

盛大のこけた、いきなり声を掛けられてビックリしてブレーキをかけてバランスを崩したせいだろう

「あ~!パン落とした」

さらに運の悪いことにその横では工事をしていて彼女のこけた振動で立てかけてあった鉄パイプが彼女に向って倒れていく

ガッシャーーン!!

なんと彼女は音が鳴るまで鉄パイプが自分に向ってることを認識してなかったようだ。俺は

「大丈夫?」

左腕で鉄パイプを受け止めて彼女を守った。

工事現場からは救急車よべー!やあんちゃんたちあんま動いちゃアカンで等言ってる

「あの、ごめんなさい」

叫びながら走ってたとは思えないほど声が小さくなってうつむいた。

怖かったのだろうと俺は思ったが実は彼女曰くかっこよすぎて見れなかっただそうだ

その後、救急車が来て二人とも病院搬送、左腕を折った俺はちょっと入院その時見舞いに来てくれた彼女に財布を返してお詫びをすると言って連絡先を交換していろいろあって今に至る

 

 「ねぇ、ここ覚えてる?」

彼女が話かけてくる

「俺が左腕折った場所だね」

「ちょ!その言い方はひどいよ」

頬を膨らませながら怒られた

「でもよかった、覚えてくれたんだ。実はあたし今日ちょっと怒ったんだよ」

??何か怒らせたのだろうか俺は全く覚えがない??

「財布、プレゼントで財布くれるから忘れたのかと思ったじゃない!」

なんだそんなことか

「あたしにとってこの財布はあなたと会わしてくれた大事な物でここはあなたが私を左腕で守ってくれた場所」

「じゃあ、もう一つここで思い出を作ろう」

俺は準備していた物を取り出す。

「俺と結婚しよう」




ぼろくそ言っても構いません準備はできてます。






嘘です!やめてください!死んでしまいます!なんでもしますから!
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