~転生者深海棲艦奮闘記~前世持ちの姫がチート鎮守府とか相手に頑張るお話~ 作:R.H.N
深海棲艦になった主人公が己の泊地を作ります。
なおかなり濃いオリジナル設定が混ざっており、長めの解説が入ります。
思いっきり経営SLG要素が混ざりましたので、そう言うのが苦手な方はブラウザバックするのを推奨致します……。
~????~偽装航空戦艦姫が泊地を建てるそうです~
「ざっと辺りは探索したかなぁ・・・・。」
「それにしても採掘場があんなにあったなんて驚いたわ……、そして辺りに散らばっているアレ・・・・見た目は艦これの資源だよね……。」
時刻は午前11時頃、絢香はいつの間にか来ていた島の探索を一通り終え、最初の浜辺で情報の整理をする。
まず、この島には何かの採掘場と思われる建物がいくつもあった事である。
試しに深海棲式隠密偵察機を飛ばし、軽く島を調べたら直ぐに見つかった。
細かく調べてないため詳しくは判らないが、どの採掘場も、何かの露天掘りをしていたようだ。
二つ目には、この島中に艦これにおける「資源」(燃料、弾薬、鋼材、ボーキサイト)の見た目そのまんまの物が沢山あった事であった。
空豆みたいなサイズの資源がそこら辺に散らばっており、偵察機で採掘場の群れを調べた時。
とある採掘場は弾薬がびっしりと、山のように集まっており
また別の採掘場だと鋼材がかなり沢山転がっていたり
また別の採掘場には先の二つ程ではないが、燃料が多くあったりするなど。
恐らくだが、これは、これからの泊地生成に関してかなり重要な事なのかな?と絢香は山勘ながらに思った。
「何かのメモ帳みたいなのがほしいわね、パソコンみたいなのないかしら?」
(ヌッ)
絢香がぼやいた時、帽子の口から黒いパソコンのようなものが出てくる。
「…………見た目はほぼ完全にノートパソコンね、なんでか外側にヌ級の目がある以外は。」
絢香はパソコンについている軽母ヌ級の目を気にしつつ、そのノートパソコンみたいなのをを開く。
ノートパソコンみたいなのを開くと見た目は完全にパソコンであり、さりげなくマウスまで付いていた。
「試しに立ち上げて・・・っと、おお!メモ帳の他に偵察機からの映像が纏められてあるじゃない、これまた便利な代物ね。」
絢香は立ち上げたパソコンのメモ帳アプリに今回整理した情報を事を記録する。
そして情報の記録が完了し、遂に泊地生成をし始めようと行動に移る。
「えっと深海棲艦泊地生成装置を取り出してと、これは・・・・旗?」
「取り敢えず地面に刺せって事なのかしら・・・・えいっ、」(グサッ)
帽子から取り出した深海棲艦泊地生成装置は長い棒についた黒の四角い旗と言う見た目の物であり、絢香は取り敢えず的な感覚でその場にその旗を思いっきり刺す。
そうすると辺り一体が黒い何かによって変容し始め、徐々に港の形を形成し始める。
「合っていたみたいね~(ピカー)ん?あのこっち来てる光の球体はな、うわなにをするやめ。」
黒い物体が港を形成し始め、さりげなくいくつかの建物を形作り始めた頃、突如上空から飛来した光る球体に絢香は飲み込まれてしまうのであった・・・・。
~???~神様とその部下による説明~
「う・・・・ん?」
「やっと起きたか、南丞絢香」
「やっと起きましたねぇ・・・・。」
「あなたたち、いったい何者?」
絢香が目を覚ますとそこにいたのは二人の男性、一人はなんか仙人みたいな姿した老人で、もう一人はなぜか歌舞伎とかでよく見る黒衣の衣装を来ていた。
「私?、一応神様と言う奴だね、隣はその直属の部下だよ。」
「今回君がここに来たのは君がこっちの時間感覚にして数時間前の出来事を覚えてなさげだったんで一応説明のためにね。」
仙人みたいな姿した老人が自分を神様だと言うとなんか微妙に申し訳なさそうな表情で何かを説明しようとする。
「数時間前?仮にモノホンとして・・・・もしかして貴方達私が何故か深海棲艦に転生した理由を知ってるの!?」
「知ってるも何も、当事者ですし・・・・」
絢香の質問に黒衣の男性が答える。
「まぁそのなんだ(どうしてこうなった)的な疑問が君に残っていたからそれの解消をとね、」
「そういうわけです、あっ、私の名はオープニングと言います。」
「なるほどねぇ・・・・」
「そんなわけだし、ちょっと過去の映像を流すとしよう。」
仙人が指パッチンをし、出てきたモニターから少し前の映像が流れる。
~転生少し前~南丞絢香は転生するようです~
絢香「・・・・うん?、あれ……私……確か艦これしてたときに倒れてきた本棚に頭をぶつけて……」
オープニング「気がつきましたか?南丞絢香さん」
神様「おっ気がついたか・・・・さてここからが本題だぞ・・・・。」
絢香「ん!?此処はどこ?貴方達はいったい何者!?」
神様「ワシは俗に言う神様と言う奴じゃよ、隣は直属の部下のオープニング」
神様「今回、君が呼ばれたのは他でもない、君ね、そこのオープニングの手違いで死んじゃったんじゃよ。」
絢香「はぁ!?ちょっとどういう事よ、生き返らせるなりなんなりしてよ!」
神様「すまんの~、生き返らせるのは無理なんじゃ、だから・・・・」
オープニング「許して下さい!!生き返らせる以外ならなんでもしますから!!」
神様「と、言うわけなんじゃ」
絢香「生き返れないのか・・・・ん?今なんでもするって言ったわね?」
絢香「それじゃあ艦隊これくしょんの世界にチート特典付きで転生したいんだけど・・・、無理かしら?」
神様「そのくらいならお安いご用、転生先は提督?それとも艦娘?」
絢香「いや、深海棲艦でお願い、」
オープニング「へ?まぁ良いですけど・・・」
神様「深海棲艦になるとして・・・・、特典は?」
「取り敢えずキャラクターエディット出来る?オリジナルの深海棲艦で転生したいから。」
神様「構わんが・・・・何を作ることやら。」
~自身の転生する深海棲艦を形成中~
絢香「出来た、名付ければ(偽装航空戦艦姫)ってところかしらね。」
オープニング「空母ヲ級の変わり種と言う感じの見た目とステータスですね。」
神様「思いっきり姫クラスだがな、まぁこれでどう転生させようかも決まったわい。」
絢香「後残りの転生特典なんだけど・・・・、転生先の日本の日付と時刻がわかるように、と言うのと、深海棲艦の姫として持ちうる能力に一部ボーナスを、そして自身の活動拠点を一つくれないかしら?」
神様「最後のは転生のしかたの関係上すぐ手に入るし・・・・、あ、そうじゃ!、手に入った拠点運営が少し楽になるようにしといてやろう。」
絢香「拠点運営って・・・まあいいや、それでおねがい。」
オープニング「それじゃあ転生させます。」
神様「あ、転生の内容なんだけど、君には深海棲艦達の一つの勢力圏の長をやって貰うよ、長をやる上で必要なことは拠点である深海棲艦泊地を生成したときにメモを出しておくからそれを参考に頑張ってね。」
絢香「因みに転生先は何処なの~?」
神様「面白いことになりそうだから初期位置はニューカレドニア島だよ~ほんじゃあ頑張ってね~」
~以上、回想終了~
「あ~、そう言うことだったのね、やっと思い出せたわ、ありがとさん。」
流れた過去回想を見せられ、転生前の出来事を思い出した絢香。
神様とオープニングは絢香が記憶を取り戻したのを確認すると、新しい生を頑張ってくれと言い残し、光の珠となって空の彼方に消えて行く。
気がつけば絢香は先程の砂浜に寝転がっており、さっき建設され始めた自身の泊地は、既に建設が完了し、鎮守府みたいな設備や、深海棲艦が生まれる、海軍工厰のような施設や工場みたいなものまで、黒や灰色等の黒に近い色で統一されながらも、深海棲艦の軍事基地として申し分ないものが完成されていた。
「これは凄いわね・・・・、あっ、あれは倉庫かしら、どれどれ・・・・へぇ~この島内のあのちっこい資源を引き寄せて自動で回収するんだ~メモしとこ」
絢香が見たのは、灰色で統一され、マークとして分かりやすく艦これでの各資源のマークがついている倉庫、各倉庫の正面右隣に各資源の残量を示したメーターがあり、今は各資源4000と表記されていた。
更に、ボーキサイト倉庫正面に張られていたメモ用紙によると、この倉庫は常時定期的に自然発生する島内の資源を引き寄せて自動で回収してくれる便利な物だとの説明があった。
「これなら資源の心配はあまり必要なさそうね、んじゃこのまま一人じゃ寂しいし、仲間を呼び出しますか。」
倉庫を軽く確認した絢香は、早速配下を産み出そうと、《深海棲艦出現ドック》へ向かう・・・・。
~深海棲艦出現ドック~偽装航空戦艦姫が新しい深海棲艦を生み出すようです~
「へぇ~‥‥‥深海棲艦を生み出すドックってこんな感じなのねぇ~。」
偽装航空戦艦姫(絢香)がドックの中を確認すると、そこには16個の部屋へのドアがある空間になっており、その16個の部屋から深海棲艦がやって来るようであった。
「メモによると‥‥‥‥なるほど、世界の海のどこかで生まれるのを待っている深海棲艦を呼び出す装置なのね、」
ここにもやっぱりメモは貼られていて、内容によれば、このドックは、世界中の海で「生まれ待ち」してるらしい深海棲艦の魂を呼び出し、肉体を形成するための装置なんだそう。
特に装置を使うのに必要な資源は無く、呼び出すのに掛ける時間がやってくる深海棲艦の種類を絞る方法だとの内容が記されていた。
因みに、起動させれるのは緑色のオーラをした姫、水鬼クラスをだけらしく、呼び出される深海棲艦は、強い奴ほど呼び出すために時間を掛ける必要があるらしく、配下として姫クラスを呼ぼうとすれば丸2日は必要らしい。
そして最後に、深海棲艦は人で言う食事みたいな感じで、毎週種別ごとに一定の資源量を食さないといけないと書いていた。
「要するに維持費ってことね・・・・、まぁ最初だし8時間くらいかけますかね。」
偽装航空戦艦姫は目の前の部屋の手前にあるパネルを操作し、6時間かけての深海棲艦を捜索するようにした。
ついでに待ち時間の間は暇なので休憩もかねて昼寝をする個とにした。
そして6時間後‥‥。
「アラヨット・・・・アンタガ、オレのボスナノカ?オレとオナジ航空戦艦ナンテカワッテルナァ・・・・、コレカラヨロシクナ!!」
「ちょっ、戦艦レ級じゃない!?おまけに‥‥エリートクラス・・・・」
部屋が出てきたのは白い頭髪で、服に付属した黒いフードをかぶっている幼い少女の外見をした深海棲艦、偽装航空戦艦姫を見ると、右手で敬礼しながら挨拶してきたその深海棲艦は赤いオーラ纏う「重雷装航空戦艦」と呼ばれた、戦艦レ級。
そのエリートであった。
~続く~