グリムガル〜灰燼を背負いし者たち〜   作:ぽよぽよ太郎

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épisode.6

 

 

 

 

          *

 

 

 

 「……イブキはよくここに来るのかい?」

 

 「いや、今日が初めてだな」

 

 「なんだ、僕と一緒か」

 

 セイヤはそう言って苦笑する。

 俺たちはカウンターで隣同士に座って、酒を飲んでいる。俺は二杯目で、セイヤは一杯目。

 

 「今日、初めてゴブリンを倒したんだ。だけど、問題ばっかでさ。全然眠れなくて、一人でシェリーの酒場で飲んでたんだけどどうにもしっくり来なくて、気が付いたらここにいた。俺はそんな感じかな」

 

 「なんか、わかる気がするな。僕たちも、先輩たちを見て焦る気持ちはあるし」

 

 マイ、シュン、タケシの三人を「足手まとい」と評して置き去りにしたセイヤ。正直言うと、あの時は少し憤りだってあった。だけど今は、生きていくためにああやって最適な判断をできることが、純粋にすごいとも感じている。

 だからだろう。今はこうしてサシで酒を飲んでいても、特に何も思わなかった。むしろ、話しやすくさえあった。ああやってぶつかった後だから、くだらないことでも話せる気がする。

 俺以外の3人からしたら、そうじゃないのかもしれないけどさ。

 

 「……なんか最近さ、パーティーが家族みたいに思えてきたんだ」

 

 セイヤは嬉しそうにそう言い、グラスを傾ける。酒には弱いのか、少し顔が赤くなっている。

 

 「ショウヘイは手のかかるヤンチャな長男。ケンボーは奔放な次男で、マイカは意外と家庭的なお母さん、理屈っぽいトミは末っ子って感じでさ」

 

 チャラ男がケンボー、派手めな金髪の女がマイカ、メガネの女がトミというらしい。

 あの派手めな女――もとい、マイカって意外と家庭的なのか。うん、意外だよな、確かに。

 

 「セイヤはなんなんだ? 親父か?」

 

 「いや、僕は……なんだろう、ペット?」

 

 「ペットって……なんだよ、それ」

 

 自分のことは考えていなかったみたいで、セイヤは困ったように笑った。

 

 「――まあ、損得で彼らを切り捨てた僕に、こんなこと言う資格はないのかもしれないけどね」

 

 そう言って、寂しそうに笑う。後悔は、したんだろう。きっと悩みもしたんだと思う。あの時見せた力強い瞳はなく、不安そうに揺れる子犬のような瞳があるだけだった。確かに少し、ペットっぽいかもな。

 そんなことを思ったりもしたが、結局俺は何も言えなかった。

 

 「だけど――」

 

 だが、セイヤの瞳が一瞬だけ鋭く炎を灯す。

 

 「――家族が危険に陥ったら、なりふり構わず守るつもりだ。何も犠牲にしても、何度後悔することになっても、きっと……」

 

 それは、重みのある言葉だった。グリムガルという死と隣り合わせの、命が極端に安いこの世界で、”守る”ということの難しさは計り知れない。俺自身、あの三人とともに義勇兵としての戦いを経験し、それが良くわかった。

 

 だけどセイヤは、なんの迷いもなく言い切った。

 

 セイヤのこういうところが、すごいんだよな。

 俺はセイヤみたいになれないと、そう思った。そして同時に、俺がリーダーに向いていないってことも理解させられた。

 

 俺たち四人は、どうなのだろう。これからどうなるのだろう。セイヤたちみたいに、いつかお互いを家族だと思えるような、そんな日は来るんだろうか?

 

 ……いや、俺たちは俺たち。セイヤたちはセイヤたちの形がある。

 ここで焦っても仕方がない。

 

 だが――

 

 「――きっついなぁ……」

 

 リーダーとしての差を、まざまざと見せつけられた気がする。

 

 「……どうかした?」

 

 「いや……なんでもない。それよりさ――」

 

 その後も、俺とセイヤは様々なことを話した

 セイヤたちのパーティーの役割だとか、俺たちの役割分担。セイヤたちの初陣。俺たちの初陣とそれの愚痴。

 

 セイヤたちもまだ本格的に始動してから二日目で、問題も多いみたいだ。

 やっぱり、最初から上手くことなんか少ないんだと思う。だからこそ、時間をかけてでも調整していかなきゃな。

 

 結局、マスターが店を閉めるまで、俺たちは一杯の酒をお供に話し続けた。

 

 

 

 

          *

 

 

 

 それから俺たちは、森のゴブリンを中心に狩り続けた。

 なんでもゴブリンスレイヤーと呼ばれていたパーティーがサイリン鉱山のほうに狩場を移したみたいで、ゴブリンが少しずつ増えたみたいだ。そして、数が増えたことでダムロー旧市街からあぶれたゴブリンたちが、森へと落ちてくる。

 

 そんなゴブリンたちを狩る日々を通して、だんだんと連携も良くなっていった。稼ぎこそ最初みたいな額は出ないが、コツコツと貯め続け装備も少しずつ整えられ、今では誰も怪我を負わずに立ち回れるようになった。

 マイもゴブリンに魔法を当てられるようになったし、タケシもスタッフでゴブリンに立ち向かえるようになった。今だに癒し手(キュア)のスピードだけは遅いんだけど、これはもうしょうがない。

 一応、2体程度のゴブリンなら難なく倒せるようになっているから良い方だろう。

 

 また、貯めたお金で各々スキルを覚えたりもした。俺は”雄叫び(ウォークライ)”という、相手を怯ませるスキル。シュンは”斜め十字”という剣鉈スキルで、マイは光弾を飛ばして攻撃する”魔法の光弾(マジックミサイル)”と”影縛り(シャドーボンド)”という足止め用のスキルを覚えた。タケシは”癒光(ヒール)”という癒し手(キュア)の上位版を覚えたみたいだ。もっとも今は怪我をすることすらほとんどないために、未だ使う機会はないのだが。

 

 それと、情報交換がてらに例の酒場でセイヤと飲んだりもしていた。あの酒場は白い月という名前らしく、それを知った時はセイヤと二人 でなぜか妙に納得してしまった。お互いに近況を報告しあったり、情報のすり合わせをしたりなどして、ずっと交流は続いている。

 

 先日セイヤたちは団章を買えたみたいで、俺たちより一足先に義勇兵になった。それでもダムローの旧市街でコツコツと経験を積んでいる段階のようで、サイリン鉱山に行くのはまだ不安みたいだ。

 

 

 

 

 

 

 「次から、ダムローに行ってみようかと思ってる」

 

 「ダムロー?」

 

 いつも通り森でゴブリンを狩り、その持ち物を物色していた俺たち。そこで俺は、みんなにそう言った。前持ってダムローについては色々と話していたのだが、シュンはダムローのことが頭から抜け落ちているのか、きょとんとした顔で首を傾げている。

 

 「えと、ダムローって、ダムロー旧市街のこと……だよね?」

 

 「私たちにできるかな……?」

 

 タケシとマイはダムローのことは憶えているようで、少し不安そうにそう呟く。

 確かにダムロー周辺は徒党を組んだゴブリンたちが多くいる。だが、その分持ち物は高価なものが増えるし、その中でも少数で行動しているゴブリンたちだっている。そこらに狙い目を絞れば、俺たちでもなんとかなると思う。

 最近は森ゴブリン程度なら慣れてきている二人だが、そろそろステップアップする頃合いだろう。惰性は慢心を生む。今の所は連携に不安はないし、ダムローの方ならば少しが稼ぎが良くなるみたいだから義勇兵に近付ける。

 

 「大丈夫だ。ダムローは広い。中には少数で行動しているゴブリンもいるから、それを狙い目にすればいい。そうすれば、今となにも変わらないんだ。むしろ森ほど歩きにくくないから、楽な部分もある」

 

 実際、マイとタケシは最初のほうは靴づれを起こしたりして結構大変だった。それに転んで服を破ったりしたこともあるし、虫だって苦手みたいでしょっちゅうびっくりしてる。

 それに比べれば、ダムローのほうがいくらかやりやすいのかもしれない。

 

 だが、ダムローは森と比べるとイレギュラーが起こる可能性が高い。頭の良いゴブリンなどは人間を罠に嵌めよとするだろうし、そういったことに咄嗟に対処できるよう、ここで経験を積む必要があったのだ。

 

 「俺が賛成かな。ぶっちゃけ、このままじゃいつまで経っても団章買えなさそうだし」

 

 シュンがそう言って同意してくれる。

 シュンは最初のほうこそ立ち回りに迷いが見えたが、今は臨機応変に対応できるようになった。回避重視で、且つ敵の注意を引きつける立ち回り。それのおかげで、俺は目の前のゴブリンを集中して倒せるのだ。俺は長くても一分あれば一体倒せるので、それまではシュンを前にマイが魔法で援護しつつもう一体を足止め、タケシは二人のフォローといった具合で戦闘を進めていた。

 

 たぶん、一番成長したのはシュンだろう。身体は小さいが、肝が座っている。本人はまだまだ不満みたいだが、ギルドの教官からも結構な評価をもらえているらしい。

 

 もっとも、これらは俺の武器がハルバードだからこその戦術でもあるんだけどな。ハルバードは一対一に強い。ましてやゴブリンのように間合いの狭い相手なら、何もさせずに一方的に攻撃できるのだ。

 スピアでの刺突や斧での殴打、それらを避けられても引き際に鉤爪(フック)で足を引っ掛ければ、それだけで相手の体勢を崩すことができる。あとはそこにもう一度攻撃を行えば、接近を許すことなく倒せる。仮にそれが決定打にならなくても、また繰り返せばいいだけだ。

 

 ガルバスに散々扱かれたおかげで、武器の扱いは相当に上手くなったと思う。上手くは表現できないが、戦っていると自然と身体が動いてくれるような感覚がある。対人戦闘という一見無駄に見える訓練だったが、おかげで今まで人型のモンスターに遅れを取ることはなかった。ガルバスレベルの実力者でもない限り、負けることはない……と思いたい。まあヤバそうだったら逃げるけどな。

 

 俺はシュンの言葉に頷いて、二人を見る。

 

 「マイ、タケシ、試しに一回ダムローに行ってみて、厳しかったらまた森に戻ることにしよう。ダムローで問題なく狩りができれば、今よりも稼ぎは確実に増える」

 

 稼ぎ、という言葉にタケシが反応した。食用が旺盛なのか、はたまた元々浪費家なのか、タケシは常に金欠みたいだ。シュンにしょっちゅうお金を借りている。シュンもシュンで断れないのか、毎度苦笑しつつも貸してあげているようだ。ダムローに行けば、それがいくらか解消されるだろう。

 

 マイもお金を稼げることに越したことはないようだ。見知らぬ場所に行くことへの不安感が大きかったようで、最悪ここに戻ってくると言ったら頷いてくれた。

 

 「ありがとう、みんな。それじゃあ帰ろうか」

 

 この日はゴブリンを合計で7体倒した。稼ぎは、初めて5シルバーを超えた。

 

 

 

 

 

 

 「へえ、もうダムローに行くんやなあ」

 

 「ああ。連携も良くなってきたし、団章を買うために稼がなきゃなんないからな」

 

 その日の夜、俺は共用炊事場近くにあるベンチが置かれた場所で、ユメと話をしていた。ハルヒロからダムローに関する話を聞いた帰り、ばったりと会ったのだ。なんでもマイが出かけていてまだ帰ってこないから、帰って来るまで起きているつもりらしい。

 

 一緒の部屋に泊まらせてもらっているだけでもありがたいのに、本当に感謝しかない。

 シホルは半ば無理やり寝かせて来たみたいだが、ユメだって眠そうにしている。ここに来たのも、眠気覚ましに顔を洗おうとしてのことみたいだ。

 

 グリムガルの季節は変わるのか知らないが、夜は少しだけ肌寒い。なので、ベンチの近くにはある火を()べる場所で、白湯を作って二人で飲んでいた。火かき棒みたいなもので温まった(かめ)を引っ掛け、そのまま傾けてカップに注ぐ。カップは共用炊事場に置いてあるハルヒロたちのものだ。ユメはもちろん自分のを、俺は余っているカップを借りて使わせてもらっている。

 

 グリムガルで目覚めた当初はこういった古典的な道具の使い方に戸惑ったりもしたが、今ではもう慣れたものだ。

 

 「ユメたちなあ、ダムローには良い思い出と嫌な思い出、どっちもあるんやねんかあ。だから、イブキくんたちも気ぃつけないとあかんよ」

 

 嫌な思い出については、聞かない。きっと、パーティーの仲間以外に軽々しく話したくない内容なんだろう。ユメは普段通りぽわわんとして見えるが、なんとなく哀愁のようなものが感じられた。

 

 その後もユメと話して時間を潰していた。本当はユメにもダムローについて色々と聞きたかったのだが、気が付いたらハルヒロのことばかり話し始めるので諦めることにした。たぶんユメ、無意識なんだろうけど。……ハルヒロのやつ、羨ましいな。

 

 しばらくすると、ユメのウトウトが極限まで来てしまったので、説得して部屋に返した。

 マイのことは俺がホールで待っていることにしたのだ。今まで各自のプライベートについては全然詮索していなかったので、こうして迷惑をかけていることは知らなかった。今日が初めてだったみたいだが、これについてはマイに一言言っておかないとユメたちに申し訳ない。

 

 マイのプライベート。……全然知らないな。

 シュンのも、タケシのも。タケシも休日前はよく宿舎を空けているが、特にそれについて聞いたことはない。シュンだってたまに一緒にシェリーの酒場に行ったりはするが、それ以外はあまり交流はしていない。

 

 なんとなく、お互い立ち入らないようにしているのだ。

 

 それが正しいことなのかはわからないが、少しずつ慣れていくしかないのかもしれない。

 

 うじうじとそんなことを考えていると、宿舎の門から人が入ってくるのが見えた。どうやら二人組みたいだ。暗くて顔が良く見えない。片方は少し背の高い、ショートカットの女の子。もう片方は、背が低い女の子だった。

 

 「――マイか?」

 

 もしかしたら、と思って声をかけてみる。誰かに送ってきてもらったのだろうと思ってのことだ。

 だが、返事はなく、むしろ警戒するような雰囲気に変わった。

 

 この棟は一号宿舎で、ハルヒロたちとマイ、俺たちの一つ先輩の義勇兵たちが泊まっているらしい。俺たちは二号宿舎に泊まっているから、今まで接点らしい接点はない。

 どの棟へ行くにもこのあたりを通るため俺はここで待っていたのだが、どうやら彼女は人違いだったみたいだ。

 

 確かに夜にデカイ男が一人で座ってて、しかもそいつから突然声をかけられたら警戒するわな。背の低い女の子を庇うように、ショートカットの女の子が俺との間に立った。

 

 「な、なにか用ですか?」

 

 ショートカットの女の子は気丈にそう言うが、その声は少し震えていた。

 ……なんだろう。すごく罪悪感がある。

 

 「あー、すまん。人を待っててな。どうやら人違いだ」

 

 「……そうですか」

 

 俺の言葉に、彼女は安心したようにほうっと息を吐いた。

 

 「あなたもここにいるなら、義勇兵なんですよね? 早く寝なくていいんですか?」

 

 ショートカットの女の子は俺に害意がないのがわかったのか、皮肉げにそう言う。たぶん、私たちより先輩なのにここに泊まってるとか恥ずかしくないの?みたいな意趣返しなんだろうけど……。

 

 「あー、俺この前来たばっかの見習いなんだよな……。今は色々あって、パーティーメンバーが帰ってくるのを待ってるだけでさ」

 

 「え? 見習い? ってことは、後輩?」

 

 ショートカットの子は驚いたようで目を見張っている。二人はだいたい15〜16歳くらいに見えるから、俺の方が二つくらい上だ。いや、俺自身自分の正確な年齢はわからないんだけどさ。まあ身体もデカイし、先輩だと勘違いするのもしょうがない……のかな?

 俺は一応首から下げている見習い章を見せる。

 

 「まあなんつーか、よろしくです、先輩」

 

 「〜〜〜っ! チョコ、もう行こう!」

 

 俺が皮肉っぽくそう言うと、彼女はむっとした顔になり歩いていく。その後ろから、チョコと呼ばれたボブカットの女の子も慌てて駆けて行った。年下に見えるけど、あの二人は首から義勇兵の団章をかけていた。俺らの先輩なんだし当然なのかもしれないが、俺らって、彼女たち以下なのか……。

 

 若干気落ちしつつも、そのままベンチに座ってマイの帰りを待つことにした。瓶から白湯を注ぎ、静かに口に含む。

 

 

 

 「……イブキくん?」

 

 彼女たちとの邂逅から程なくして、ぼけ〜と待っていた俺は声をかけられた。

 声のしたほうを見ると、案の定不思議そうにしているマイが立っていた。

 

 「ど、どうしてここに……?」

 

 「いや、ユメとばったり会って、マイが戻らないからって心配しててさ。帰ってくるまで起きてるって言ってたから、俺が代わりに」

 

 「あっ……! ご、ごめんなさい!」

 

 ユメに何も言っていないことに気が付いたのか、マイは焦った様子で慌て始める。

 そんな様子に苦笑しながら、俺は立ち上がった。

 

 「――明日、ちゃんと謝っておけよ? ユメも俺も、心配してたからさ」

 

 「……うん」

 

 「んじゃあ、おやすみ」

 

 それだけ言って瓶を片付けようとしたが、不意に服の裾を掴まれる。

 

 「……なにも聞かないの?」

 

 マイは、小さな声でそう言った。

 

 「……なにしてたんだ、とか。どうして遅くなったんだ、とか」

 

 「――俺たちはパーティーだ。だけど、プライベートにまであれこれ言う権利はないだろう?」

 

 そこまで介入していたらキリがない。きっと面倒なことになる。

 俺たちは、セイヤたちとは違うんだ。

 

 ――いや、俺がセイヤとは違うのか。

 

 俺の言葉に、マイは「……そっか」とだけ呟く。

 そして、裾を離して数歩下がった。

 

 「……うん、わかった。それじゃあイブキくん、また明日ね」

 

 「……ああ」

 

 そして、そのまま宿舎へと駆けていく。

 

 ……俺は、どう答えるべきだったんだろうか?

 

 不器用な自分が酷く嫌になり、ベンチに座り込む。

 ()べていた火は、いつの間にか消えていた。

 

 

 

 




アニメは二巻までっぽいですね。
わかる人はわかるとおもいますが、この物語は時系列的にアニメが終わる少し前くらいから始まっています。
ハルヒロたちがサイリン鉱山に行き始めたくらいです。

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