ベルが異世界の自分を知ってチートなのは間違いだろうか。   作:暇人

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解説が多いですごめんなさい。



ダンジョンでスキルを試したりしたよ! 僕は神様の事が大好きです!

この日この時刻を以って、ベル・クラネルは冒険者になった。

何故、彼は冒険者になったのか。それは敬愛している祖父の遺言に従い、別世界の自分に憧れたからだ。ベル・クラネルは良くも悪くも自分に素直だった。

 

まず、ベルは一先ず、廃教会に帰ることにした。装備を揃えなければいけないからだ。

 

エイナからギルドから支給されたナイフがあるが、ベルはこんな安物を使う気なんて更々無かった。

 

ベルは走り出した。

しかし、すれ違う女性のバストと下着姿を想像する事を忘れずに脳内では常人以上の思考速度で考え事をしていた。

 

まずは今日の予定からだ。装備をスキルで創造し、ダンジョンに向かって浅い階層でスキルを試す。

 

しかし、まずはスキルで装備を創造しなければならない。自分が異世界の彼等の様に成れると思うと、胸が躍る。

 

ベルの脚が更に早くなった。

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

ベルは廃教会に帰って来た。中に入るが、そこには誰も居なかった。

 

「神様はバイトに行ったのか。なら、好都合だね! 」

 

ベルは更に地下に降りる。そこには貧相な家具しか並んでいない。

 

ベルは、物部 悠のスキル物質変換を使用した。この世界におけるありとあらゆる物質や現象に変化することができ、最も応用範囲が広い物質転換は空気で、指向性や圧縮率を変換時に調整すれば、攻撃だけでなく防御や移動にも使用することができる。

 

そして空気をミスリルに精製し、その形をキリト最盛期の愛剣を創造した。

 

 

エリシュデータとダークリパルサーを。

 

 

この世界の最硬の金属はアダマンタイトという鉱石らしい。そしてミスリルの鉱石もあるという。

 

しかし物部 悠で精製したミスリルは、上位元素を用いることでしか作ることができない。理論上は最も頑丈で安定した物質で、生成に失敗しても比重が異なったり近い金属に変換する程度になる。

 

即ち、理論上はアダマンタイトよりも硬く、スキルを使用すれば何回でも武器を創造する事が出来るという反則行為も可能だ。

 

勿論、アダマンタイトを精製する事可能だが、今はまだ比率が分からない為断念した。幸いにも神様は『鍛治ファミリア』の主神ヘファイストス様と神友らしいので暇な時にでも会いに行こう。

 

 

「やっぱりこれだよね! 天叢雲剣も捨てがたいけど...次は服装か」

 

ベルは上位元素で再び、物質変換をする。次に創造したのはキリトの愛着であるブラックウィルム・コート。

 

「やったぁ! これでキリトRPが出来る! 」

 

ベルは部屋にある小さな鏡でポーズを取る。その姿を見て、更に興奮していた。

 

「後はダンジョンに潜って、雑魚モンスターを実験台に自分のスキルを試そう! 」

 

ベルは身だしなみを一通り整え、廃教会を飛び出した。

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

ベルは一階層に来ていた。

 

エイナさんの説明によると、この階層にはコボルドとゴブリンが生息していると聞いた。

 

(現在のステイタスは最弱だけど、スキルのお陰で... )

 

キリトの超反応でモンスター達の動きが遅い。行動を後から目で追えている。そして空の近未来予知並みの観察眼のお陰で、次にどの様な行動をするのか分かってしまう。

 

「遅過ぎるし、次は右からの後ろ! いや、僕が速いのか」

 

そして超直感のお陰で、後ろからの不意打ちにも気付いてしまう。

 

僕は何てチートなんだ?

 

「次は僕の番だよ!

 

ベルはキリトが使っていた愛剣を二つ抜き、一気に踏み込んで、加速した。

 

ヴォーパル・ストライク

 

それは一瞬。目の前に居るモンスター達は反応出来ないまま、一体目が即死して次々と残ったモンスター達を切り刻む。

 

「反応速度は申し分無いんだけど、身体が反応速度に追い付いてないな〜 」

 

キリトの動きは再現は可能だが、ベル・クラネルの身体がその反応速度に追従出来ていなかった。

 

「でも魔法なら関係ないよね」

 

新たに壁から生まれてくるモンスター達。それに向けて右手をかざす。

 

爆裂。一条 将輝の必殺技と言っても過言ではない魔法。内容は対象内部の液体を瞬時に気化させる魔法で、生物ならば体液が気化して爆発する。

 

デメリットは一応存在する。単体にしか作用出来ない。劣化版なら面で気化させることが出来る。

 

「CADが無いから発動に2秒掛かるな。この魔法の理屈は分かってるからアスティルの写本でCADの代用するとして...」

 

試す事はまだ沢山ある。

一つ一つのスキルをちゃんと確認していこう。ベルは再び誕生したモンスター達を蹂躙していった。

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

ベルはギルドで魔石を換金していた。今日の稼ぎは800程度だ。ベルの攻撃が苛烈すぎて魔石の事を考えずにモンスターを虐殺した結果だ。

 

「まっ、最初はこんなもんだよね」

 

ベルは急いでいた。原因はこの格好だ。エイナさんに見つかったら質問責めされる筈だ。換金を済ませて廃教会に帰ろうとしたら、声を掛けられた。

 

「ベル君? その立派な武器は何かな? 」

 

 

エイナさんの気持ちも分からなくは無い。自分が担当している冒険者が数時間に会ったら立派な装備を持ってたら、尋ねるのは必然だ。

 

 

「僕の自慢の相棒です!」

 

ベルはエイナに嘘は付きたくなかった。何故か分からないが、彼女の姿がアスナに見えてしまうからだ。

 

「ベル君。立派な武器を持っていても使い手はLv1の駆け出し冒険者なんだからね! 無理は禁物だよ! それによく見たら防具を付けてないじゃないの! あれ程言い聞かせたのに...ベル君、ちょっとお話ししようか? 」

 

ベルは後悔していた。ただ、質問されるのが面倒で早くギルドから帰ることを。

 

エイナさんは綺麗だし、胸は大きいし、お尻も引き締まっている。声も心地良くて嫌味が無い。

 

抱けるかと聞かれればYes!

結婚出来るかと聞かれればYes!

子供を作るれるかと聞かれればYes!

 

ベルはエイナに談話室に連れ込まれ、小一時間程説教された。でもベルは終始笑顔だった。

 

(エイナさんみたいな美人に心配されるのは嬉しいし、それに美人に説教されるのはそそる! )

 

「もう。こっちは真剣に話をしているのに、何でベル君はそんなに笑顔なのかな? と・に・か・く! 今度の私の休み日に防具を一緒に観に行くからね! 約束だからね! 」

 

「はい! エイナさん! 」

 

(これってデートだよね? ナイスな展開じゃないか! )

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

ベルは廃教会に帰って来た。日は既に落ちて夜になっていた。

 

「神様、ただいまです! 」

 

ベルは腹の底から声を出す。

すると地下からヘスティアが走って向かって来た。

 

「おかえりベル君! 怪我とかは無いかい? さあさあ今日も奮発してジャガ丸君のフルコースだ! 」

 

ベルは、またかと思ったがそれもいいと思った。

 

二人は食事を終えるのは、そんなに時間はかからなかった。そしてこの話題になった。

 

「ベル君。スキルの事を教えてくれないか? あんな単純な説明じゃ僕は何のことかさっぱりだぜ」

 

ベルは今日得た成果からヘスティアに報告を始めた。

 

「そうですよね。まず、常時発動と任意発動のスキルが複数あります。常時発動には超反応や超直感や観察眼などがあります。効果はその文字が表す通りです。しかし任意発動のスキルは非常に個性的な構成になってます」

 

ベルは任意発動のスキルの詳細を語り出した。

 

ソードスキルは剣の技を使用できる。インベントリは一枠のアイテムを99まで所有出来る。まだまだ総アイテム限界を検証しなければならない。

 

 

伐刀絶技は完全ステルスの能力と自分に有利な森などを創造する能力。

 

アスティルの写本は魔法のコピーなどが可能。イーリアス断章は解読や補助。

 

盾の焔牙は魂を具現化した武器。破壊されると気絶する。

 

架空武装は99%を上位元素で構成され、1%が物質化した武器。使用方法を挙げるなら魔法をイメージして使用するのがセオリー。槍で陽電子砲を撃つなど。基本なんでもあり。

 

物質変換は上位元素を使用して、別の物質や現象に変換することができる。

 

軍神ウルスラグナ10の権能はその名の通りでウルスラグナの力を振るうことが出来る。しかし制限付き。

 

「聞けば聞くだけ可笑しいよ! 特に一番最後! ウルスラグナって正義の軍神じゃないか」

 

ベルは、ヘスティアに夢の話をしようと思っていた。彼女は自分の主神だからだ。きっと理解してくれると信じたい。

 

ベルは語り出した。

それぞれが別の世界。人種や立場が違う。その夢は進行形で毎日見ていることを。最近の夢は空でジブリールにゲームで負けたことだ。

 

 

「大丈夫だぜベル君大体把握したぜ! 取り敢えず、君が迷宮都市オラリオのナンバーワンだ! だから僕を大手ファミリアの主神に導いてくれぇ! 」

 

「はいはい」

 

ベルは抱きついて来たヘスティアの頭を優しく撫でる。ベルだってこの『ファミリア』をオラリア一番にするのも目標にしているかだ。

 

「それじゃあ、ステイタス更新しようじゃないか! 」

 

「はい! 」

 

ベルは上着を脱いで、ベッドにうつ伏せになった。ベルのお尻にヘスティアが乗る形になる。しかし、ベルには不安な事があった。それは冒険者としては致命的な問題なのだ。

 

ヘスティアが自分の人差し指に針を指して、神の血を垂らす。そしてステイタスを更新しようとしたが...

 

 

「ステイタスの更新が出来ないぜ! どうゆうことかなベル君!? 」

 

ベルの心配が現実になった瞬間だった。

 

「スキルで魔術無効があるんです。そ、そのですね...キスじゃないと魔術や魔法を受け付けないんです! 」

 

「えぇ〜! 」

 

ヘスティアは驚くしかなかった。ステイタスを更新出来ないなんて前代未聞な出来事だ。ただでさえ、早熟するスキルとスキルの中にスキルがある『レアスキル』を発言しただけかと思えば、キスじゃないと魔術の類を無効にされてしまうなんて。

 

「じゃ、じゃあ。僕の血をベル君に飲ませて... キスすればステイタス更新出来るのかな? 」

 

「神様の血を僕が飲み込んで、神様の舌で僕の身体の内側からステイタスを更新すれば可能性はあります! 」

 

ヘスティアはステイタスが更新出来なければどれだけ不便な思いをしなければいけないか理解していた。だから彼女は覚悟を決めた。

 

「ベル君! 舌を出すんだ! 」

 

ベルはヘスティアに言われた通りに、舌を出し、そこにヘスティアは神の血を垂らす。そしてベルは血を飲む。ヘスティアの血がベルの舌に広がり、飲み込んだことにより食堂を流れていく。

 

「ベル君。僕が君を一人前にしてやるぜ! 」

 

「大好きです神様! 」

 

ベルは自分の唇をヘスティアの唇に被せるように押し付ける。ヘスティアの口が塞がれる。しかしヘスティアは受け身にならない。

 

ヘスティアは唇を開き、今度はベルの口を塞ぐようにキスをした。更にベルの唇を自分の口で丁寧になぞる。二人の唇の間には隙間なんて存在しなかった。

 

ベルの背中にあるステイタスが熱を帯びた。

 

ヘスティアは初めての経験なので、舌の動きはぎこちない。しかし異世界で経験豊富なベルがヘスティアの舌に執拗に絡み付く。ヘスティアがステイタスを更新する為に必死にキスをしているのに対して、ベルはヘスティアの口内を蹂躙する。ヘスティアの舌はベルに弄ばれていた。

 

二人の唇を端から唾液が零れしまう程に濃密なキスを繰り返し、二人は口元をたっぷりと濡らしながら、キスに夢中になっていた。

 

「ベル君。ステイタスの更新は! ん、んっ!」

 

ヘスティアはベルのステイタスの更新を終えたのでキスを終えようとしたが、ベルは再びヘスティアの口元を塞ぎ、押し倒した。

 

ベルは常時発動の神殺しのスキルで、心が滾って臨戦態勢になっていた。それに欲望が爆発してしまった。

 

「神様。僕は貴女の事が大好きです。愛しています。神様は僕の事は嫌いですか? 」

 

ヘスティアはベルの言葉に嘘が無いことが分かった。しかし、ズルイと思ってもいた。そんな風に言われたら断れないじゃないか。

 

「ベル君、君はズルイよ。僕が君を嫌いなわけ無いじゃないか。寧ろ僕もベル君の事が大好きだぜ? もう。甘えん坊な子供をあやすのも主神の役目だね。おいでベル君... 」

 

 

 

 




最後に本気を出した。寧ろ最後だけ。
こんなステイタスの更新をした作品が今まであったのだろうか!?

あったらパクってすいません(土下座

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