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突然だが聞きたい、貴方たちはこの現実に満足をしているか?
俺はしていない。
少しでも気に食わなければ仲間を容赦なくはぶるような人間たちに、
自分が上だと思い上がって上から目線で命令をしてくる堕天使たちに、
無駄にプライドが高く人間を駒としか思っていない悪魔たちに、
神の救いとか言っておいて肝心な時には役に立たない天使たちに、
俺はこんな世の中は糞くらえだと投げかける事ができる。
世の中はつまらない。刺激が少ない。
そして.....。
脆い。
俺はいつしか飽きていた。こんな世界に生きること自体。
だからだろうこんなにも虚しくなるのは....。
・・・・・・・・・・・・・
1
日光ギラつく今年初めての猛暑。そんな中何故か俺は外を重たい買い物籠ぶら下げて歩いている。
「はぁーーー」
なんでこんなめんどくせぇ事俺がしなくちゃいけねぇんだよ・・・。
~回想~
「あ、お菓子のストック切れてる」
「え~~!なんで切れる前に補充しなかったんですか!?」
「いやあ誰かが補充してくれるとおもって..」
「信じられない!どうーすんですか!今私と先輩の二人しかいないんですよ!どっちかが買いにいかないといけないじゃないですか!!」
「...嫌、別に今食べなくちゃいけないわk「今です!今なんです!今食べたいんです!!って事で近くのコンビニまでいってきてください!」
「はぁ!?なんで俺なんだよ!」
「当たり前じゃないですか。普通は男が行くんですよ、
「..いや、そんな『当たり前の事なのにわからないんだこの男は』って顔でみるんじゃねーよ、気まずくなるわアホ」
「もう!ごちゃごちゃうるさいですね!クロちゃん見ておくんでさっさといって来てください!!」
~回想終了~
あの女め、強引に買い出しさせやがって....。
挙句の果てに今晩の夕食の材料まで買ってこいって......。
「あ~~!!もう!なんで俺がイラつかなきゃならねぇんだよ!!」
俺の座右の銘は『極力動くな働くな』なのによぉ~~。最近動いてばかりじゃねぇ?俺って。
「はぁ...誰に言ってんだか.....」
....いつから、だろうな。
もし昔の俺が今の俺を見たらすぐに殺そうとするだろうな。
あいつらのおかげだ。
あいつらみたいなアホ共がいなければ今の俺はいない...。
そういう意味ではあのアホ女にも感謝しなきゃいけねぇんだろ。
「ぜってぇ口じゃいわねぇけどな!」
もし口にする時がきたなら、それは俺が死ぬ直前だ....。
2
ん?あそこにいんのは...全く増えてんじゃねーか。
「せんぱ~い!!遅いですよ!!私溶けちゃいます!!!」
「いちいちあざといんだよドアホ!!勝手に溶けてろバーカ!!」
「なんですかあざといって!!そんな事いったら根暗先輩の方があざといです!!
馬鹿はスルーかよ全く...。でも確かにあいつの方があざといな、天然だからだなきっと。
「さっきから地味に存在を無視しないでくれる?ちょっとイラって来て射っちゃうから」
おー怖い怖い(棒)全く...。
「部活はいいのか?」
「ええ、今はお昼休みだからね」
「ふ~ん、じゃああいつもくんのか?」
「いいえ剣道部はお昼休み今日はないらしいわよ、愚痴ってたの覚えてる」
「...そうか」
「ちょっと!?今度は私を空気にしないでください先輩達!!」
〈ワン!!〉
おっと!そういやクロあずけてたんだっけ。
「クロ、こっちおいで」
うおっと、いきなりとびこんできやがった!若干空気にされてた事怒ってんな...こうなったら。
「あとで高い飯だしてやるからな」
〈ワンワン!!〉
尻尾まで振って、全くこいつは可愛いな♥
「先輩?どうしたんですか気持ち悪いですよ?」
「そうね警察に突き出したくなるわ」
おい!本当に通報しかねねぇぞこの女!!
「やめろ!!」
「わかってるわよ、安心しなさいまだしないから」
まだって言いやがったこいつっ!?
「私もです」
もってつけんな『も』って!!
本当にこいつらは....。でも今は一つの瞬間瞬間を謳歌しよう。
いつ別れが来てもいいようにな....。
だがまずは嘲笑ってやがるこの女どもにどうギャフンと言わせるか考える事にしよう。