ごめんなさい!
ネタがなかなか浮かばなかったのと、本編執筆に時間がとられてました
今回は、ISとログホラのクロスです!
「嘘だろ……」
彼、
服装は最近よく着るIS学園の制服ではなく、白を基調とした侍鎧
周囲の光景は、見慣れたIS学園の敷地ではなく、自然が生い茂る街並みだった
そして、その光景と装備をナツは知っていた
「なんで、エルダーテイルのアキバに居るんだよ……」
エルダーテイルというのは、ナツがプレイしている二十年の歴史を誇る老舗のMMORPGである
そして、アキバというのは
なお、彼は本来だったらIS学園の寮の自室に居るはずだったのだ
「今日は確か、何時も通りに千冬姉に叩かれながら授業をこなして、外出許可を貰ってノゥアスフィアの開墾を買ってインストールして……」
ナツは今日の行動を必死に思い出しながら、どうしてこうなっているのかを考え始めた
だが、幾ばくも経たない内に頭の中で電話のベルのような音が聞こえた
「ボイスチャット? 誰からだ?」
ナツはそう呟きながら、その音に意識を集中した
すると、目の前に電話のマークが浮かび上がった
「なるほど……意識を集中させると、メニューが使えるのか……って、それよりもボイスチャットだよ!」
ナツは知り得たことの一つに喜ぶが、すぐさま表示されている名前を見て目を見開いた
「バレット!」
相手は、ナツの親友からだった
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「ナツ! こっちだ!」
ナツが指定された場所まで走ってくると、聞き慣れた声が聞こえた
「バレット! スズ!」
更には、周囲にIS学園で共に過ごしている少女達の姿もあった
「全員、無事だったんだな!」
ナツが声を掛けると、バレットが頷いて
「スズが知ってたからな。簡単に集められたぜ」
バレットはそう言うと、背後の一人に視線を向けて
「だけど、虚さんだけは俺が見つけたぜ!」
と、親指を立てた
バレットの背後に居たのは、メガネを掛けたエルフの
「そうだ! 全員、名前と
ナツがそう言うと、続いてバレットが
「俺はバレット、
と自身を指差しながら、名乗った
「あたしはスズ、
バレットに続いて、スズが名乗った
すると、ナツが
「なあ、猫人族って猫の見た目だったよな?」
と問い掛けた
なぜかと言うと、今のスズの見た目は現実とほぼ同じだったからだ
「ああ、俺が持ってた外観再決定ポーション使った」
「なるほど」
外観再決定ポーションというのは、時々運営側から配布されるイベントアイテムの一つである
それを使えば、一回だけ自分の姿や性別の変更が可能なのだ
「アタシ、設定してた身長が高過ぎてまともに動けなかったのよ」
「なるほど……」
スズの話を聞いてナツは納得したのか、視線を動かして
「次は右から順に頼む」
と言った
「私はシノだ。職業は
シノと名乗ったのは、ナツの幼なじみの
「神祈官にしたのか」
「最初は武士にしようか迷ったが、巫女でもあるからな」
箒の実家は神社と剣術道場を兼ねており、箒は巫女でもあるのだ
「なるほどなぁ」
とナツが納得していると、金髪ロングの少女が前に出て
「私の名前はティアですわ。職業は
と言ったのは、ティアことセシリア・オルコットである
彼女は現実世界でも、後方支援系を得意としている
「僕はウィンド、
ウィンドと名乗ったのは、シャルロット・デュノアである
彼女は遊撃を得意とするISを使っていたので、盗剣士はうってつけだろう
「私の名前はハーゼ、職業は
次に名乗ったのは、ハーゼことラウラ・ボーデヴィッヒである
「暗殺者か……ハーゼなら、守護騎士とか選ぶと思ったんだが」
ナツがそう言いながら腕組みしていると、ハーゼは頷いて
「まあ、攻撃職が良いと思ってな。暗殺者にした。それに、黒も似合いそうだ」
と言った
因みに、黒は彼女が率いる部隊のテーマカラーである
そのことにナツが納得していると、続いてメガネを掛けて少しオドオドしていた少女が
「私の名前はカンザシ……職業は
そう名乗ったのは、カンザシこと
どうやら、彼女は名前を現実と同じにしたようだ
まあ、簪という名前はかなり珍しいので、誰も本名とは思わないだろう
「次はお姉さんだねー。私の名前はカタナ、職業は守護騎士よ」
と名乗ったのは、
カタナというのは、彼女の本来の名前である
余談だが楯無というのは、更織家の当主が引き継ぐ名前であり、本名は
閑話休題
「私の名前はホロウ、職業は
と名乗ったのは、ホロウこと
エルフなのと相まって、完全にどこぞの秘書官に見える
そして彼女は、カタナのメイド兼監視役である
「私の名前は~ノホホンで~職業は
とノンキに告げたのは、ノホホンこと
ノホホンというのは彼女公認のあだ名である
彼女は狐尾族のようだが、普段のコスプレもあって違和感が皆無である
「結構、バランス良いな……これなら、大抵の戦闘には対応出来そうだな……」
「だな……さて、どうするかな……」
バレットの言葉に頷き、ナツが腕組みしていると再びナツの脳内に電話の着信音が響いた
「誰だろ……」
ナツはその音に意識を集中させて、名前を表示させた
そして、その名前を見て目を見開いた
「シロエさん!」
その人物は、ナツとバレットにとってとても信頼出来る人物だった
「マジか!?」
バレットは嬉しそうにしており、スズやほとんどのメンバーは首を傾げている
だが、カタナやカンザシは驚愕で目を見開いていた
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「シロエさーん!」
ナツはシロエに指定された場所まで走ると、手を振った
「シロエさん! 師匠!」
ナツに続いて、バレットも手を振った
ナツ達の視線の先に居たのは、メガネを掛けた三白眼が特徴の付与術師と守護騎士が居た
付与術師の名前はシロエで、守護騎士の名前は
二人とも、ナツとバレットにとってはとても頼りになる人物達である
「直継さん、復帰したんですね?」
「ああ。仕事も一段落したから、ノウアスフィアの開墾をインストールして再開したんだが……なんでこんなことになったのやら……」
直継はそう言いながら、足元の石を蹴った
「そういう意味じゃあ、お前も奇特な運命じゃんか。ナツ?」
「IS学園はどうだい?」
直継に続いてシロエがそう問い掛けると、ナツは肩をすくめて
「気苦労が絶えませんよ。まあ、知り合いに会えたのはラッキーでしたがね」
と言った
するとシロエは、微笑みながら
「それで、後ろの皆は?」
とスズ達を指差した
「ああ、リアルの知り合いです。皆、自己紹介してくれ」
ナツがそう言うと、スズ達は一列に並んで
「あたしはスズ。格闘家よ」
「シノだ。神祈官だ」
「ティアですわ。妖術師です」
「ハーゼ、暗殺者だ」
「ウィンド、盗剣士です」
「私はノホホン~召喚術師で~す」
「ホロウ、施療神官です」
「……カンザシです。森呪使いです……はじめまして、シロエさん」
「カタナ、守護騎士よ。お会いできて嬉しいわ、腹黒メガネさん」
カタナの告げた《腹黒メガネ》という言葉に、ほとんどのメンバーが首を傾げた
「カタナさん……腹黒メガネって?」
ウィンドが問い掛けると、ナツとバレットが
「シロエさんに与えられた二つ名だよ」
「因みに、シロエさんとしては不本意な二つ名だ」
と説明した
「アハハハ……あんまり、呼ばないでね」
シロエが苦笑いしながらそう言うと、全員は頷いた
「で、シロエさん。これからどうするんですか?」
ナツが問い掛けると、シロエは頷いてから
「止まってても仕方ないから、動こう。情報を集めよう」
「はい!」
「わかりました! みんなもそれでいいよな?」
ナツの言葉に、スズ達は無言で頷いた
「それじゃあ、僕に付いて来て。知り合いのギルドの場所に行こう」
「わかりました!」
シロエの言葉に全員は頷いた
こうして、日本サーバーだけで推定三万人以上の
これから綴られるのは、