京勇樹の予告短編集   作:京勇樹

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機動戦士ガンダム ADVOFZ 反抗する者

「アキヒサー!!」

 

「ユウジー!!」

 

二人は、お互いの名を憎しみを込めて叫んでいた

 

なぜ、こんなことになったのか……

 

ほんの数年前までは、仲が良く、バカをしながら、同じ訓練生として切磋琢磨していたはずなのに……

 

宇宙世紀0088

 

この年、人類は一つのターニングポイントにさしかかっていた

 

有史以来、人類は幾度となく争い続けた

 

人種差別、主義主張の食い違い

 

様々な理由で戦争は起きた

 

それは、宇宙に進出してからも同じであった

 

宇宙世紀0079年

 

人類が宇宙に進出して、半世紀が過ぎた

 

そんなある日、複数あるラグランジュポイントに建造されたコロニーの一つ

 

サイド3がジオン公国を名乗り、地球連邦に宣戦布告したのである

 

当初、誰もが疑わなかった地球連邦の勝利

 

だが、それはジオン公国が投入した新兵器で覆されたのである

 

人型汎用機動兵器〈モビルスーツ〉である

 

このモビルスーツの投入により、ジオンは連邦を圧倒

 

あっという間に地球の三割近くを制圧した

 

だが、地球連邦軍もヤられてばかりではなく、数の差で戦線を構築維持していた

 

そして、連邦軍は事態の打開にジオンのモビルスーツを捕獲し研究することでモビルスーツの開発に着手した

 

そして、苦難の結果、一機のモビルスーツを開発した

 

それがRXー78ー2《ガンダム》である

 

このガンダムを有する艦は、幾多の激戦を制して、地球連邦軍の劣勢を覆した

 

地球を取り戻し、戦場が宇宙(そら)に移ってからも同じだった

 

ガンダムは常に戦場に立ち、戦場を駆け抜けた

 

そして、宇宙世紀0080、1月1日

 

地球連邦とジオン共和国の間に停戦協定が結ばれて、通称〈一年戦争〉は終結した

 

それから三年後の0083、11月

 

ジオン残党軍がコロニー落としを敢行

 

これを理由に、地球連邦軍所属ジャミトフ・ハイマン当時准将がジオン残党狩りを主目的としたエリート部隊

 

ティターンズを結成

 

ジオン残党や不法住居者狩り

 

更には、スペースノイドへの弾圧を始めた

 

もちろん、そんなことをすれば反発が起きるのは条理だろう

 

ティターンズを快く思わない者達が集まり、反地球連邦組織エゥーゴを結成

 

戦争が始まったのである

 

宇宙世紀0085

 

この年に、多くの少年少女達が大きな戦乱に呑まれていき、それぞれの道を歩み、その道は複雑に混じり合い激動の運命を進んでいった

 

その結末はどうなるのか、当人達は知らない

 

もし、知ってるモノが居るとしたら、それは神以外に居ないだろう……

 

キッカケは、一つのUSBメモリーだった

 

そのUSBメモリーにより、少年少女達の運命は分かたれて、様々な出会いと別れがあった

 

苦難を仲間と共に乗り越えて、苦楽を共にした

 

ある一つの目的の為に、宇宙に上り、全力で戦った

 

そして今、戦乱に終止符が打たれる時

 

お互いに、譲れないもののために戦った

 

その結果で、友人を殺してしまっても仕方ないと思っていた

 

だが、様々な出会いにより、迷いも産まれ、考えて、成長していった

 

戦場というのは、様々な思いが混じり合う場所である

 

政治、個人の意思、企業の思惑

 

そして、散っていく数多の命

 

機体や艦が爆発する度に、多くの命が消えていく

 

誰もが終わりを願いながら、引き金を引き続けていく

 

自分達の正義と思いを信じて、最後まで戦い続けた……

 

その最後は……

 

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