それではどうぞ!
ーホーリー学園初等部ー
三人称 side
「ここが学校かぁ〜」
「兄さん楽しそうだね」
今竜司に話しかけたのが双子の弟である竜太だ。
「うん?そう見える!?」キラキラ
「う、うん見えるよ」
二人はそう言いながら入ろうとする。
と、先生が話しかけてきた。
「ちょっと君たち、新入生だよね?遅刻だよ」
「「ええ!?」」
先生の言葉に驚く2人。
「兄さんがこの時間って言ってたのにー」
「どうしてだろう?」
「君たちのお兄さんは誰?」
「そ、それは…」
「言えないって事は嘘なんだね、嘘はいけないよ嘘は。」
「嘘じゃないです!兄さんは…「俺の弟たちがどうかしました?先生」
「「賢吾兄さん!」」「よぉー遅刻だけどお前らは違うんだぜ?」
「な、健吾様の弟!?あ、養子ですか」
「「違うよ?」」
「な!?」
「実の弟です。それでは失礼」スタスタスタ
「兄さんこの後どこに行くの?」
「職員室だよ」
「おー!竜太職員室だよ!」キラキラ
「そ、そうだね…」
相変わらずの兄に呆れる竜太だった。
ー職員室ー
トントン
「失礼します、神王健吾です。弟二人を連れてきました」
「「?」」
健吾の言葉を疑問に思う二人。
「そうかそうか君たちが双子の兄弟か」
「「校長先生?」」
「そうだよ、校長先生だ。よろしくね二人とも」
二人の質問に肯定する校長先生。
「「はい!」」
「いい返事だ」
「先生、二人が俺の弟なのは内密に偽名でお願いします。」
「ええ、そうしよう」
「ありがとうございます!」
「「ありがとうございます!」」
健吾の条件を肯定する校長先生に三人はお礼を言った。
ー運動場ー
「えー皆さん今日は紹介したい二人がいます。」
「新入生で学年主席と次席を取った、聖王竜司君と聖王竜太君です」
「「よろしくお願いします」」
「それでは、新入生のみなさんは自分の教室へ行ってください。」
ーAクラスー
「おー教室だー」
「兄さん友達出来るといいね!」
「うん!」
「えーそれでは自己紹介から。」
「まず〜〜」
「次、大野綾さん」
「はい!大野綾です!よろしくお願いします」
(綾さんも居たんだ…)
「次は〜〜」
「次は佐伯虎次郎君」
「はい!佐伯虎次郎です、よろしくお願いします!」
(彼も居るのか…)
「次は塩田あかりさん」
「はい!塩田あかりです!よろしくね!」
ギロッ(睨まれたや…そんなに嫌いなんだ…)
「次、聖王竜司君」
「はい!兄の聖王竜司です。よろしくお願いします」
「次、聖王竜太君」
「はい!弟の聖王竜太です。よろしくお願いします」
「次は〜〜」
どんどん順番が回る。
「次は、高昌みのりさん」
「はい!高昌みのりです!よろしく!」
(彼女もか…)
「次は〜〜」
また順番が回っていく。
「次は火走恋華さん」
「はい!姉の火走恋華ですよろしく!」
「次は火走愛華さん」
「はい!妹の火走愛華です!よろしくね!」
(彼女たちは友達になってほしいな!兄弟と姉妹だし)
「次は、不二周助君」
「はい。不二周助です!よろしくお願いします」
(周助君だ…彼は大丈夫なのかな?)
「それじゃあ次は〜〜」
また進んでいく。
「次は、八神正枝さん」
「はい!八神正枝です!よろしく!」
「次は〜〜〜…これで自己紹介は終了です。今から休み時間とします」
こうして自己紹介が終わった。
「やぁ、久しぶり竜司君」
「あ、周助君。久しぶり」
「ちょっ周助関わるなってそんな奴なんか…「虎次郎は黙ってて」チッ」
周助がそう言うと虎次郎が去っていく。
「竜司君!僕は君の友達だよ!」
「ありがとう!周助君!その、じゃあ弟とも、なって貰ってもいい?」
「良いよ!」
「竜太〜」
「ん?何〜兄さん」
「こっちが僕の友達の周助!で、こっちが僕の弟の竜太」
「「よろしくね」」
握手を交わす二人。
「やったー竜太にも友達出来たー」
「ありがとう兄さん、周助さん」
「うーん呼び捨てでもいいかな?」
「いいよ!僕たちもそうしていい?」
「ありがとう!勿論だよ!」
「「ありがとう!」」
−昼−
「それではまた明日。さようなら」
「「「「「「「「「さようなら!!」」」」」」」」
「じゃあ二人ともまた明日!」
「「うん!バイバーイ!」」
「今日は楽しかったね!兄さん!」
「そうだね!明日は身体能力のテストかぁ〜どうするんだろう僕たち」
「あー父さんが何か言ってくれるのかもね」
「だね!父さんだもんね」
二人がそんなことを言うと、
ー神王の城ー
「ヘックシュンッ!風邪か?」
その時竜幻がくしゃみをしたのだった。
ー帰宅路ー
「おい、お前ら金だせや」
「先輩にはお金払わないとなぁ?」
先輩と思われる二人が竜司たちに話しかける。
「?僕たち持ってないですよ?」
「チッなら高価な物は!」
「無いですよ?」
「使えねぇ」
「おいお前ら!何してんだ!」
「うわ!やばい賢吾だ逃げろ」
二人をカツアゲしていた二人は逃げて行った。
「ほら、行くぞ」
「「うん!」」
ー神王の城・食堂ー
−夕方−
「ねぇ父さん!あの時の周助君が僕と竜太の友達になってくれたんだ!」モグモグ
「そうなんだよ!父さん!」モグモグ
「おー二人ともよかったなー」モグモグ
2人の言葉に感動する竜幻。
「それじゃあ食べたらお風呂に入って寝るんだよ?」
「「はーい」」
〜次の日〜
−朝−
「うぅーん竜太おはよう」
「おはよ〜兄さん〜」
二人は眠そうにベッドから出て着替える。
「今日は身体能力検査だね!頑張ろう!」
「うん!」
二人は楽しみで仕方ないようだ。
ー玄関ー
「二人ともどんなのをするか分からないけど普通の身体能力は全力で、
属性の最適を調べるときは手加減してね?」
「「はーい母さん!!」」
「うん!いい返事ね!」ナデナデ
返事をした二人を撫でる麻耶
「「えへへ〜行ってきまーす!」」
「行ってらっしゃい」
二人を見送った摩耶に竜幻が話しかける。
「行ったのかいゴホゴホッ」
「あなた、風邪を引いてるのだから無理をしないで?」
「分かったよ。いつもありがとう麻耶」ギュッ
「もう、あなたったら////」
イチャイチャする二人であった…。
ー教室ー
「「おはよう!!!」」ガララララッ
「「「「「おはよー」」」」」
挨拶をした二人は席に座る。そしてそこにあかりが近づく。
「ねぇ!どうしてあなたがいるのよ!しかも弟まで!」
「ごめん、話しかけたりはしないよ…でもね、
家族を馬鹿にするのはいくら君でも許さない!」ギロッ
ビクッ!
「ご、ごめんなさい…」ブルブル
竜司が睨むと震えるあかり。
「だ、大丈夫!?」
「大丈夫じゃない…」ブルブル
竜司の言葉に否定するあかり。
ギュッ「!?」
「なら何も力になれないけど…怖がらせてごめんなさい。」
竜司が軽く抱きしめて謝る。
「え…その私も強く言いすぎたよ…ごめんね」ギュッ
「ううん、僕が悪いから…関わらないように…「それは違う!
私は少なくとも竜司のこと好きだよ?」ニコッ
竜司の言葉を遮り告白に近い言葉を言う竜司。だが、
「ありがと♪」ニコッ
ドキッ「う、うん////」
(兄さんが友達よりすごいのを作ろうとしてる…)
鈍感で逆に落とす竜司だった。
side out
今回は、あかりが落ちましたね。
次回は、波乱の身体能力テストです!
乞うご期待!