兵藤一誠に憑依して死神になりました   作:汰灘 勇一

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第二十話「原作開始直前」

 どうも、兵藤一誠です。あれから半年たち、おれは高校二年生になりました。白音、オーフィスは駒王学園に入学しました。ただ……オーフィスは原作のロリっこスタイルじゃなくて、黒髪ショート、巨乳というスタイルに……。なんで、そのスタイルにしたかと聞くと、

 

「イッセー、が好きそうだから」

 

 だそうです。

 

 それで、今は……。

 

「「月牙天衝!!」」

 

 俺は一護先輩に頼んで、訓練をしている。

 

 今のおれの姿は俺の禁手化の一つ、『赤龍帝の死覇装(ブーステッド・ギア・タナトスコート)』だ。俺の赤龍帝の籠手は俺の能力によって禁手化の姿を変えることができる。死神の力を使っているときはこの姿になる。見た目は赤い一護先輩の死覇装だ。

 

「ふう、今日はここ迄にしようぜ」

 

「そうですね……」

 

 俺と一護先輩は死神化を解いて座り込んだ。

 

「しっかしすげえな神器っていうのは、俺にも何かないかな?」

 

「いえ、一護先輩は神器なくても十分強いですよ」

 

 禁手化しないと勝てるかどうかわからないからね。

 

「あと、遊子や夏梨が迷惑掛けてないか?」

 

「ええと、特に何も起きてませんよ?」

 

 一護先輩の妹の遊子ちゃんと夏梨ちゃんはこの春、駒王学園に入学した。俺は色々と二人の面倒をみている。……なぜか白音が不機嫌になってたけど。ちなみに、一護先輩は医療系の大学の二年生。将来病院を継いでいろんな人を助けたいとのこと。

 

「黒崎くーん、差し入れ持ってきたよ」

 

「織姫」

 

 すると、髪の長い女性、井上織姫……訂正、黒崎織姫だった。

 

 一護先輩と織姫さんは付き合っている。なんでも、高校の卒業式の時に織姫さんが告白したそうです。

 

「織姫、いい加減、俺のことは一護って呼べよ」

 

「うん……でも恥ずかしくて……」

 

 ……なにこの空間? めちゃくちゃ甘いんですけど? ブラックコーヒーが甘い飲み物になるくらい甘い。ってか俺空気?

 

「……お二人は大学を卒業したら結婚するんですか?……すいません、調子のりました」

 

 何気なく聞こうとしたら首に斬月を当ててきた。怖いよこの人。

 

 

 

 

 修行が終わり、俺はクリスタルを展開してある場所に行った。そこには一つのお墓がある。

 

 それは兵藤一誠……俺が憑依しなければこの世界を救っていたヒーローの墓だ。

 

「悪いな、俺のせいでお前の人生を俺は無茶苦茶にした。だけど、安心してくれお前の救いたかったもの、守りたいものは俺が救う。俺が命懸けでお前に代わって護る」

 

『相棒……』

 

 ドライグだけにはこのことを話している。俺の相棒だしな。

 

「悪い、さて、帰ろうぜ」

 

 俺が帰ろうとしたその時、一枚の紙が落ちてきた。何だこれ?

 

 拾って読んでみると、そこには……『ごめんね、悪魔に転生できない体にしちゃった。てへっ☆』

 

「はあああああああっ!?」

 

 

「どういうことだよこのくそ神」

 

 俺はウルスラグナのところに殴りこみに行った。

 

「ミス」

 

「死にさらせえええ!!」

 

「危な!」

 

 俺は神殺しの炎をまとって籠手で殴りかかった。

 

「ざけんなよこのくそ神! 今までもミスばっかりしやがって! 今までのミスはまあ、許せた。だけどな、今回はさすがに許せないな……」

 

「ちょ、まってこっちにも事情が……」

 

「んなことしるか! どうするんだよ! これじゃあグレモリー眷属に入れないじゃないか! どうするんだよ! どうやってあいつらと関わるんだよ!」

 

「そ、そしたら、ライザー戦の時に駒をもらって改造してもらえば、死神の駒とかに!」

 

「そんなこと無理だろ、改造できる奴なんて……いや、いた」

 

 俺はとあるマッドサイエンティストと変態ゲタ帽子を思い出した。

 

「まあ、それは置いといて、ある人を紹介したいんだ」

 

「ある人?」

 

「……おい、俺に何の用だよ」

 

 いつの間にか一人の男がいた。そいつは仮面ライダーディケイドの門矢士を中学生ぐらいの背にしたような男だ。

 

「このこはわしが誕生させた二人目の転生者篠ノ之士君。ISと仮面ライダーがクロスした世界の住人じゃ」

 

「何!? てめえ、またミスしたんかい!」

 

「そ、それはすまん。士、こいつは……」

 

「兵藤一誠? しかし、スケベな気配がしないな」

 

「当たり前だ、俺は君と同じこいつに殺された転生者だ」

 

 士は驚いていた。

 

「じゃあ、あなたが?」

 

「ああ、お互い人生を狂わされた者同士だ。なあ、あの神を殺らないか?」

 

「まてい! 怖い相談するな! お主らを呼んだのはほかでもない、お主らの世界にはほかの転生者がいる」

 

「何?」

 

 俺たちはウルスラグナの言葉に驚く。

 

「といっても、ワシのじゃないぞ。ワシの部下の神になりたてのやつのミスで転生しなくていいやつが転生しての。そいつらは下種での」

 

「たとえば」

 

「殺人狂や、幼女ばかり狙う変態、転生先の女キャラを自分のものにしてやるとかいう馬鹿な奴らじゃ。ほれ、イッセーの世界にリリなのキャラがいたじゃろ? あれはミスに気がついたやつがワシに泣きついて来よってな。急きょお主の世界にそのリリなののキャラを避難させたんじゃ。下種な奴に抱かれるぐらいならお主のほうがましじゃろ」

 

「……それで、俺の世界にいる奴らの能力は?」

 

 俺はあえてある部分を無視して話を進めた。

 

「ええと、一人は無限の剣製、もう一人が王の財宝、最後の一人がとある魔術の学園都市の第一位から第七位の超能力すべてじゃったかな?」

 

「えらいチートだな」

 

「お主が言うな!」

 

 ツッコミを入れるごみ。まあ、どうでもいいか。

 

「……この人の能力ってどんだけチートなんだよ」

 

「……完成(ジ・エンド)と自分が考えたオリジナルの斬魄刀。全世界の魔法や魔導の知識。すべての死ぬ気の炎と匣兵器。人心支配、無効脛(ライフゼロ)

 

「ほんとにチートだ」

 

「しっけいな。で、こいつは」

 

 俺は士を指さして聞いた。同じ転生者として気になる。

 

「ディケイドとディエンドを合わせた仮面ライダー。あと別の世界に行ける力だな」

 

「……お前もすごいな。まあ、いいやウルスラグナ、いつかお前をぶっ殺すからな」

 

「俺もな」

 

「怖いわ! あと、お主らに世界に不利益な転生者の能力を奪える能力を加えておく。まあ、倒せたらの話じゃが」

 

 少しムカつくなこの駄神。

 

「俺らがそんな奴らに負けると思ったのか」

 

「俺たちは勝つさ。仲間を守るために」

 

「その粋じゃ。ではさらばじゃ!」

 

 そう言い残すと、俺の意識は消えた。……余談だが、俺の完成が士の能力もコピーしてた。

 

 

「はあ、これからどうなる事やら」

 

 俺は夜道を歩いていた。悪魔に転生できないなんて。

 

「本当、どうしようかな……うん?」

 

「た、たすけてくぎゃあああっ!」

 

 体が牛、頭が人間の化け物が虚に食われている。あれははぐれ悪魔? 確か、前に聞いたけど、魔力が高い=霊力が高いらしい。

 

「ま、ざこ虚に食われるぐらいだから底が知れてるがな!」

 

 俺は死神化して斬魄刀で切り伏せる。……弱いな。

 

 すぐに死神化を解いて帰ろうとしたが……。

 

「そこのあなた、ちょっといいかしら」

 

 聞いたことのある声が聞こえた。俺は着ていた服のフードを深くかぶり振りかえると、そこにはリアスグレモリー、木場祐斗、姫島朱乃の姿が……なんでこんなところで会うんだろ。

 

「そこの悪魔を殺したのはあなた?」

 

「……違う」

 

「そう……でも、あなたからとんでもない力を感じるのよね」

 

「……それがどうした」

 

「私としてはあなたの正体を見たいのよね」

 

 ……何か戦闘する気満々じゅないか。

 

「悪いが、俺は帰りたいんだ。明日、オカルト研究部の部室に行く。そこで詳しい話をしよう」

 

「っ! 待ちなさい!」

 

 俺は闇に紛れるかのように姿を消した。




グレモリー眷属を出すと言っておいて出番が少なくてすいません。

次回はリアスグレモリーとの会談。あの堕天使たちの登場です。

アンケート結果

ゼノヴィアを眷属にする 6

ゼノヴィアを眷属にしない4

ゼノヴィアはイッセー眷属にすることにしました。

さて、壁にぶち当たったイッセー。彼はどうするのでしょうか。

リリナのキャラが今後出てくるのでそろそろタグを入れようかな……。
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