「おはよう、イッセー君」
「おはよう、イッセー」
「おはようすずか、アリサ」
アーシアがやってきた次の日、俺は普通に学校にやってきた。アーシアには家で待機してもらっている。念のため、厳重な結界を張っておいた。
「ええと、一限目は……「「イッセー死ね!!」」しつこい」
俺に襲いかかってくる変態二人を返り討ちにした。
「しつこいなお前達」
「うるさい! クラスのアイドル月村さんとバニングスさんを呼び捨てにして、何かあっただろ」
「……別に何もない」
「「何かあっただろ!」」
しつこいな……。仕方ない。
「カラワーナ! ミッテルト! お前等の彼氏が女子のスカートをめくったぞ」
「「詳しく聞きましょう」」
「「お、落ち着け! 俺はそんなこと……ぎゃあああっ!」」
ゴミ二人が消えた。さてと授業の用意を……。
「ちょと待つにゃ」
「……なんだよ黒歌」
「どういうことか説明してもらうにゃ」
「……ここで説明できねえからあとでな」
俺がそう言うと、黒歌はため息をつく。
「まったく、昨日は金髪シスターを家に連れてきて、今日はクラスメイト二人手込めにするにゃんて」
「黒歌ちゃん、その話聞かせて」
「あと、イッセーとの関係も」
……こっちもこっちで大変なことになってらっしゃる。
深夜
あれから部活動に参加した俺は(黒歌と白音、辰美、すずか、アリサも入部した)夕方までいてその後、死神の仕事をして家に帰る途中なのだが、ある家から異様な雰囲気を感じる。
「妙な気配と……プラスの気配だな」
俺はその家の中に入って奥へ進む。生きてる人の霊圧を感じない……。
リビングに来てみると、無残な姿になった男性の姿が……。
「これはもしかして……」
「おんやぁ~そこにいる君はだ~れですか?」
すると、奥から白髪の男が現れた。
「お前はフリード・セルゼン!」
そう、こいつははぐれエクソシストのフリードだ! こんな所で会うなんてな。
「けっ、何でお前クソ兄貴の名前を知ってるんだ? 俺の名はフォーバル・セルゼン。とあるエクソシスト組織に所属してる末端だぜ」
「はい?」
えええええええ!? 何、こいつフリードの弟!? あいつに弟いたの?!
「まあ、何でクソ兄貴の名前を知っていたかはどうでもいい。お前はここで死ぬんだからな!」
フォーバルは斬りかかってくるが、俺は霧隠れで受け止めた。
「ほう、なかなかやるな」
「……お前があの人を殺したのか?」
「ええ、そうですよ。何たって悪魔を何回も呼んでいた悪い子ちゃんですから」
「そうか……」
こいつのことはよく分かった。原作のフリードのような屑だとな!
俺はフォーバルの光の剣をはじき、右手で思いっきり殴り飛ばした。
「えぼらあっ!?」
変な悲鳴を上げ、フォーバルは壁を突き破って道路に飛び出した。
……弱いな。
俺はキョロキョロと被害者の魂を探して魂葬して遺体のまぶたを閉じさせた。
「さてと、帰るか……」
「イッセー! 大丈夫……ってあれ?」
帰ろうとしたその時、リアス眷属と黒歌達がやってきた。
「どうしたんですか部長?」
「ええ、あなたの近くにエクソシストの気配を感じてやってきたんだけど……」
「俺が倒しましたよそいつ」
「そ、そう……」
フォーバルが倒れていた所を見たが、いなくなっていた。……いつの間に逃げたんだ?
「部長、これから俺ははぐれエクソシスト集団をぶっ潰しに行きます。ご遺体の処理をお願いします」
「え、ええ」
「イッセー君、僕も行くよ。神父や教会には恨みがあるからね」
木場がそんなことを言う……やっぱまだ憎いのか。
「いいけど、やることねえぜ」
数分後、町外れの廃教会に行った俺と木場は大いに暴れた。暴れすぎて教会が跡形もなくなってしまったが、問題ない。フォーバルを除いたはぐれエクソシストは捕まえた。フォーバルはどこかに逃げたらしい。戦っていた木場がそう言っていた。……何があったのかあいつを敵視している。
ええと、今回はフリード改め、フォーバルの登場回でした。フリードは今後出てきます。
はやくフェニックス編に入りたくて今回で一巻の内容を終わらせました。
次回からフェニックス編です。次回はイッセーに新たな力と仲間が! そいつはとんでもないやつだった! リリなのキャラが出てきますよ。