兵藤一誠に憑依して死神になりました   作:汰灘 勇一

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第二十六話「つかの間の日常、そして、戦いへ」

 どうも、兵藤一誠です。リン達が仲間になって数日後、今日は……。

 

「アーシア・アルジェントです。よろしくお願いします」

 

 アーシアが駒王学園に転入してきました。アーシアは笑顔をみんなに向ける。ちなみにアーシアには特別な魔法をかけて日本語が話せます。

 

「「「「うおおおおっ! 金髪美少女キター!」」」

 

 おおい、お前らうるさいぞ。ってかどこぞの宇宙仮面ライダーだ!

 

 まあ、いいか。アーシアがみんなと仲良く出来るならそれでいいか。

 

「質問です! どこに住んでますか?」

 

 おい、誰だ失礼なことを聞くのは。殺されたいか。

 

「ええと、私はイッセーさんの家にホームステイしています」

 

 アーシアの爆弾発言。

 

「「「えええっ!?」」」

 

 うおおぃ! アーシア! 何てこと言うんだ!

 

「「イッセーどういうことだ!」」

 

 バカ二人が俺に迫り来る。はあ……めんどくさいな。

 

 俺は取りあえず、二人をぶん殴っておいた。

 

 そして、そのまま何事も起きずに放課後になった。

 

 

 俺は一人、部屋で寝転がっていた。あれから、アーシアはオカルト研究部に入部した。朝、「イッセーさん、どうですか?似合いますか?」と制服を着たアーシアがもじもじと聞いてきたので俺は似合ってると即答した。あと、すごい可愛いと付け加えた。

 

「平和だな……」

 

『そうですね……』

 

 つぶやくと、右腕の籠手のメイビスが答えてくれた。

 

 リンやエルザ達は実体化出来るが、デバイスの中か俺のクリスタルの中に住んでもらっている。メイビスが俺の体から出ることの出来るのがクリスタルの中だけなので、寂しいだろうと思った俺とターニャでリン達、ユニゾンデバイスの理論を応用した体を作ったが、俺から半径5メートル以内でしか実体化出来ないことが分かった。

 

「悪いなメイビス、もっと俺に力があったら……」

 

『いえ、大丈夫です。私はご主人様と一緒にいれるだけで幸せです』

 

「……ありがとうな」

 

 俺はメイビスに礼を言った。俺は恵まれた仲間を持ったな。

 

 のんびりと過ごしていると、床にグレモリー眷属の魔法陣が現れた。

 

 ええと、確か今はフェニックス戦の時期ってことはまさか……っ!

 

 光りが消えるとそこにはオカルト研究部の部長、リアス・グレモリーが立っていた。

 

「り、リアス部長……どうしたんですか?」

 

「イッセー、私の処女を貰って頂戴」

 

 

 はい? はいいいいいっ!?

 

 俺は驚いた。予想していたがつい、驚いてしまった。

 

「ちょっと、事情があって至急処女を貰って貰いたいの」

 

「ええと、別に木場でも良いんじゃないでしょうか?」

 

「あの子はだめ、真面目すぎるから」

 

 それは俺も一緒じゃないのか? と言いそうになったが敢えて言わなかった。

 

「ということで早速、準備しましょう」

 

 ゴパッ!

 

 そう言って服と下着を脱ぎだす部長! 俺は思わず鼻血を出した。くっ、流石リアス部長破壊力がすごすぎる!

 

「あら、あなたの、大きくなったわね。ちょうど良いわ」

 

『この小娘! 私たちのいっくんに何をする!』

 

 落ち着けターニャ!

 

 俺の服を脱がそうとするリアス部長。心の中でターニャを止めようとする俺。

 

「ちょっと待ってください! 何でこんなことするんですか!」

 

「あら、私じゃ不満?」

 

「いえ、ですが、俺はダメだと思います!」

 

「何で?」

 

「だってあなたは俺のことをよく知りませんよね。俺はお互いのことをよく知らないでそう言う関係になりたくありません。初めては大切な人に取っておいてください」

 

「だ、だけど……」

 

 ……リアス部長の目には焦りがある。もしかして……。

 

「ライザー・フェニックスとの婚約ですか?」

 

「っ! どうしてそのことを!?」

 

 リアス部長が驚いたその時、床が光り出してグレモリー眷属の魔法陣が現れた。原作通りだと、あの人が……。

 

「もう来たのね……」

 

 魔法陣から銀髪の美人さんが現れた。

 

「お嬢様、こんなことで破綻に出来ると思ってるんですか?」

 

「思ってないわ。だけど……」

 

「何はともあれ、このような下船な輩に肌を見せるのは感心できません」

 

「……それは言い過ぎ何じゃない」

 

 そう言ってリアス部長はそっとグレイフィアさんに耳打ちする。

 

 すると、グレイフィアさんは驚いた。

 

「……あなたがあの赤龍帝ですか。申し遅れました。グレモリー家に仕えているメイド、グレイフィアです」

 

「赤龍帝、兵藤一誠です」

 

 自己紹介するグレイフィアさんに対して俺も自己紹介をする。

 

「グレイフィア、詳しい話は私の根城でどうかしら?」

 

「分かりました。では行きましょう」

 

「朱乃も同行しても良いかしら?」

 

「ええ、構いません」

 

「そう、イッセー!」

 

 俺は急に驚き、気をつけの姿勢になった。

 

「は、はい!」

 

「今日はごめんね。これはお礼よ」

 

 そう言って俺の頬にキスをする部長。ええっ!?

 

 そして、魔法陣が光り、二人が消える。

 

『あの小娘、次会ったら殺す!』

 

『……よし、殺そう』

 

「落ち着け、ターニャ、シャル。シャル、それ鈴のセリフ。エルザ、剣を研ぐな。チェリー弓矢をしまえ、リン、お前も魔力を押さえろ。メイビス、悪魔に聖なる力はキケンだ」

 

 俺は四大魔王と神、リンを押さえるのに大変だった。

 

「イッセーさん、風呂でました」

 

「良い湯だったにゃ」

 

「ってどうしたんですか、イッセー兄様?」

 

「疲れてそう」

 

「私が癒しましょうか?」

 

 同居人五人が風呂から出て、俺は風呂に入り、心を落ち着かせた。




今回はグレイフィアさんが登場しました。次回は焼き鳥、種鳥?が出てきます。

さて、ライザー戦、どうなるでしょうね。
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