兵藤一誠に憑依して死神になりました   作:汰灘 勇一

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第二話「幼馴染登場」

 どうも、兵藤一誠です。最近になってやっと慣れてきた。あれから五年経って。俺は五歳の幼稚園児になりました。

 

 今、俺が使える能力は完成(ジ・エンド)に滅竜魔法が少し、天体魔法に雨の死ぬ気の炎が出せる。まあ、完成だけでもチートだと思うけど。

 

 で、俺は今、家の近くにある幼稚園に通っている。まあ、最初は嫌々だったけどそれなりに楽しんでる。

 

「さて、誰を助けるか」

 

 俺は物陰でそんなことを言っていた。原作ブレイクをする。そう言ったのは良いんだけど、具体的に誰を助けようとかは考えてなかった。

 

「……木場と朱乃さんはグレモリ―眷属に必要な人だからな。それに、朱乃さんは手遅れになってるかもしれない。木場はどこにいるかわからない。取りあえず、黒歌と小猫を助けるか」

 

 あの姉妹は本当は仲良しだったんだ。だけど、黒歌がある上級悪魔を殺して姉妹の絆は壊れてしまった。そんなこと、させるものか。

 

「あとは、アーシアだな。あいつにはもっと幸せな人生を送ってほしい。……個人的にレイナーレ、カテレア、ジャンヌも助けてえな」

 

 よし、目標ができた。明日からの修行を頑張ろう。強くなって変えるんだこの世界を。

 

「ねえ」

 

「うん?」

 

 呼ばれて振り返ると、そこには栗色の髪の毛の女の子がま、まさか……。

 

「君も私と一緒に遊ばない?」

 

「ええと、君は誰?」

 

「私? 私は紫藤イリナよろしくね」

 

 や、やっぱり! 一誠とイリナって幼馴染だったよな……。

 

「お、僕は兵藤一誠よろしくね」

 

「イッセー君か、よろしくね。じゃあ、向こうで私とヒーローごっこしよ~」

 

「あっ、ちょっと……」

 

 俺はイリナに引っ張られていった。……イッセーってこんなことされてたんだ。

 

 イリナとたくさん遊んだ俺は家に帰ると、自分の部屋の中に入って、鞄からクリスタルを取り出して投げた。このクリスタルは魔力を込めると、使用者をクリスタルの中にある修行スペースへと導く。前、ウルスラグナからもらった。

 

 俺は修行スペースへ行って、魔法の特訓を始めた。

 

火竜の咆哮(かりゅうのほうこう)!!」

 

 魔力を使い、口から灼熱のブレスを放つ。うん、原作通りのパワーが出るな。なら次は、

 

天竜の咆哮(てんりゅうのほうこう)!!」

 

 続いて、天空の滅竜魔法。こちらは、原作よりパワーが上がっているな。

 

「……滅竜奥義! 紅蓮爆炎刃(ぐれんばくえんじん)!!」

 

 ノリで滅竜奥義を放ってみた。すると、灼熱の刃があたりを焼き払った。

 

「やっぱり、強力だな。……ぐっ」

 

 放った後、俺は膝をついた。やはり、魔力消費が大きいな。

 

「まだまだ……」

 

 俺は魔力が空っぽになるまで修行を続けた。そのあとは、死ぬ気の炎が尽きるまで修行して、家に帰り就寝した。

 

 そんなこと二年間ぐらい続けると、すべての魔法を使えるようになった。

 

 そして、イリナは外国に転居することになった。

 

「ねえ、イッセー君」

 

「何、イリナ?」

 

 転居する前日、イリナに呼ばれた俺はイリナの家に。

 

「そ、その、将来、私をイッセー君のお嫁さんにしてくれる?」

 

 イリナは顔を真っ赤にしながらそんなことを言ってきた。これって告白か?

 

「え、ええと。そのじゃあ、イリナが僕に勝てるようになったら結婚するよ」

 

「本当!?」

 

 イリナとはよく剣道をしていた。まあ、いつも俺が勝つんだけど。

 

「う、うん」

 

「約束だからね、イッセー君!!」

 

 俺はおされ気味にうなずいた。

 

 そうして、イリナは海外に旅立っていった。

 

 




まさかのイリナ登場、次回は黒歌と白音を出す予定です。

その前にバカと幻夢と召喚獣を書きます。
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