兵藤一誠に憑依して死神になりました   作:汰灘 勇一

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第七話「空座町へGO!」

???side

 

 駒王町に降り立つ、二人の長身の男性。さらに、中学生ぐらいの背の男。さらに、妖艶な女性が一人。彼らは死覇装を着ている。そう死神だ。

 

「隊長~本当に謎の霊圧の反応はこの町にあるんですか?」

 

「……静かにしろ松本。念のため調べるためだ」

 

「しかし、乱菊さんの言うとおりあるんでしょうか。六車隊長」

 

「さあな。まあ、じいさんからの命令だから仕方ねえだろ」

 

 この四人、護廷十三隊の隊長、副隊長である。銀色の髪の目つきの悪い、九番隊隊長、六車拳西。顔にきずのある九番隊副隊長、檜佐木修兵。背の小さい十番隊隊長、日番谷冬獅朗。そして、十番隊副隊長、松本乱菊。

 

「で、朽木と阿散井はどうした?」

 

「たしか、黒崎に会いに行くと言ってましたよ」

 

「……まあ、いいか」

 

 彼らと六番隊副隊長、阿散井恋次、十三番隊副隊長、朽木ルキアを合わせた六人は、総隊長の命により駒王町に現れる謎の死神……つまり、イッセーを調べるためにきたのだ。その肝心なイッセーはというと……。

 

 

 

イッセーside

 

「空座町最高!!」

 

 空座町に来ています。卍解を習得してから一ヶ月、気分転換に空座町を訪れることに。

 

「いやー、楽しみだな。一護さん達に会えるなんて」

 

 偶然か、尸魂界(ソウル・ソサエティ)からの調査隊が来る直前だった。

 

 そして、俺は浦原商店の目の前にいる。ここは元十二番隊隊長、浦原喜助さんが住んでいる家だ。

 

「ここに浦原さんがいるのか」

 

 俺はすぐに店の中に入ってみた。だけど、誰もいない。

 

「留守なのか?」

 

「ウチに何かご用ですか?」

 

 ふと、声が聞こえて振り返るとそこには巨大な男、テッサイさんがいた。

 

「い、いえ……」

 

「あら~、お客さんですかテッサイさん」

 

 店の奥から深い帽子をかぶってる男、浦原喜助さんが現れた。す、すげえ! 本物だ!

 

「ええと、お客さんは何をお求めですか? うん?」

 

 すると、浦原さんはジロジロと俺のことを見てきた。や、やばい。このままだと死神だと言うことがばれる。

 

「な、何でもありません! 失礼します!」

 

 俺は慌てて、浦原商店を後にした。

 

 そして、でたらめに走っていると……。

 

「はあ、はあ、……黒崎医院?」

 

 そう、黒崎一護の家に着いてしまった。……一護さん、家にいるのかな?

 

 気になって、霊圧探索をしてみた。……誰がどの霊圧か分からないけど、黒崎一護、一心の霊圧の他に二人の霊圧を感じる。行かない方がいいな。

 

「……ウチに何か用があるの?」

 

 立ち去ろうとしたら、突然話しかけられた。振り返ると、セーラー服を着た双子の女の子、黒崎一護の妹の黒崎遊子に黒崎夏梨がいた。

 

「い、いや。何でもないよ!」

 

 俺はさらに慌てて、逃げた。

 

 

一護side

 

「正体不明の死神?」

 

 俺、黒崎一護は尸魂界からきた友人の、ルキアと恋次から話を聞いていた。

 

「ああ、駒王町に正体不明の死神が現れて(ホロウ)を倒しているそうだ」

 

「その死神って尸魂界の死神じゃないのか?」

 

「そうだ」

 

「しかも、そいつの斬魄刀の能力が俺らと同じ能力を使うらしい」

 

「同じ能力?」

 

 俺は恋次の言ってる意味が分からない。

 

「たとえば、兄様の千本桜と同じ姿と能力を使っているということだ」

 

「……そんなことがありえるのか?」

 

「さあな」

 

 ……もしそんなことがあったら怖いな。

 

「うん?」

 

 すると、ルキアが窓を開けて乗り出した。

 

「どうした? ルキア」

 

 外には俺の妹の、遊子と夏梨がいるだけだった。あと、学ラン姿の男の後ろ姿だけだった。

 

「いや、妙な霊圧を感じてな……気のせいか」

 

 ルキアは頭を振り座った。……念のために聞いておくか。

 

「なあ、遊子、夏梨。あの男は何者だ?」

 

「う~んと、たまたま家の前を通っただけらしいよ」

 

「そうか……」

 

 なら、無関係か。

 

「ねえ、夏梨ちゃん、一緒に買い物に行こう」

 

「別にいいけど」

 

 ……さてと、俺も自分の部屋に戻るか。

 

イッセーside

 

「ふ~、疲れたな」

 

 俺はある廃ビルの屋上にいた。

 

「……さてと、そろそろ帰るかな」

 

 俺は疲れて帰ろうと思ったそのとき、巨大な霊圧を感じた。

 

「っ! この霊圧は巨大虚(ヒュージ・ホロウ)?」

 

 ……この町には他に死神がいるから、俺の出る幕じゃないけど……。

 

 俺は気がついたら死神化して走っていた。しばらくすると、20体ほどの巨大虚がいた。そして、遊子と夏梨を囲んでいた。

 

「夏梨ちゃん……」

 

「クッ……」

 

 俺は巨大虚と二人の間に割って入った。

 

「大丈夫か!?」

 

「あ、あんた……」

 

「夏梨ちゃん……どうしたの?」

 

 どうやら夏梨しか俺のことが見えないらしい。

 

「あんた、一兄と同じ死神?」

 

「まあな。俺の名は兵藤一誠。よろしくな。とりあえず、ここは俺に任せな」

 

 俺は斬魄刀を構えた。

 

「いくぜ、隠れろ、霧隠れ! 斬月!!」

 

 俺は、斬月に姿を変えさせた。そして、二体ほど切り捨てた。

 

「月牙……天衝!」

 

 さらに月牙天衝を放ち、巨大虚を五体ほど倒した。

 

「……散れ、千本桜」

 

 すると、刀が花びらのように散った。そして、塵となる巨大虚達。これで、全体倒した。……あっけなかったな。

 

「ふう、これで終わったかな」

 

 死神化を解いて、帰ろうとしたら……。

 

「そこまでだ!」

 

「…………」

 

 そうしたら、滅却師の石田雨竜と茶渡泰虎が現れた。

 

「ここにいたか!」

 

「もう逃げられないぞ!」

 

 さらに阿散井恋次、朽木ルキアが現れた。

 

「遊子、夏梨! 大丈夫か!」

 

 そして、黒崎一護が現れて囲まれた。……やばいな。




ブリーチ原作キャラがついに登場。イッセーはこれからどうなるんでしょう。

次回はソウル・ソサエティにGO!
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