はっはっはー、兵藤一誠だ。今、大変なことに巻き込まれてるぜ。
ソウル・ソサエティへ連行されたぜ!
あの後、十三隊の面々に囲まれて俺は連行された。いやあ、がんばれば振り切ることが出来たんだけど……面倒なことになりそうなんでやめた。
それで、今は一番隊舎にいます。
「……面を上げよ」
顔を伏せていた俺は厳格な声で顔を上げて、驚いた。そこには十三隊の隊長、副隊長が全員いた。さらに、黒崎一護もいる。そして、見えない帝国との戦いで死んだはずの総隊長、雀部長次郎一番隊副隊長と吉良イヅル三番隊副隊長がいた。ど、どういうことだ? まだ見えない帝国との戦いは始まっていないと言うことか?
「……お主、名は?」
「はい、兵藤一誠と申します」
「兵藤一誠、お主は何者じゃ。何故、ワシ等と同じ能力の斬魄刀を使うことが出来る」
「それは、俺の斬魄刀の能力です」
「お主の?」
総隊長達は驚いていた。まあ、そうだよな。
「ある日、俺は偶然死神の能力に目覚めてしまったんです。そして、始解を得たらそんな能力だったということです」
「成る程な……」
一応納得してみてくれたようだから、話を変えよう。
「ええと、総隊長は悪魔と天使、堕天使の存在をご存じですか?」
「一応知っておる。だが、あいつらは彼奴等の存在を知らぬ」
「そうなんですか。では、無限の龍神オーフィスは?」
「そやつも知っておる。昔戦ったことがあるが、勝てなかった」
「ま、マジですか……」
……これも話しておくか。
「……実は、そのオーフィスは俺が保護しています」
「何!?」
メチャクチャ驚いている総隊長。
「……どうして、お主があのオーフィスを」
「拾いました」
「……お主は、本当に何者じゃ?」
……ここは無視しておこう
「では、二天龍の存在は?」
「知っておる。まあ、今どこにおるか分からないけどな」
……成る程。
「ええと、俺はその二天龍の内の一つ、赤龍帝ドライグを宿しています」
「何!?」
さらに驚いているみなさん。まあ、そうですよね。
「……本当なのか」
「ええ、
俺が叫ぶと、左腕に赤龍帝の籠手が現れた。ちなみに、卍解を習得する前には、もう
「……確かに赤龍帝の籠手じゃの。兵藤一誠、お主に頼みたいことがある」
「……何ですか?」
「お主、死神代行にならぬか?」
まさかの提案だった。
「ええと、何でですか?」
「お主は強力な力を持っておる。その力はソウル・ソサエティに有益だと思っておる」
「……いいですけど、条件があります」
「何じゃ?」
俺はある条件を提案した。
「俺は将来、ある悪魔の眷属になりたいと思っています。それを許可してくれるなら、なります」
「……まあ、よかろう」
「ありがとうございます」
俺は礼を言って、下がった。
「ふう……」
やっと、重い空気から解放された。
「よう、ちょっといいか?」
「はい?」
呼ばれて振り返ると、一護さんがいた。
「言い忘れたけど、遊子たちを助けてくれてありがとうな」
「い、いえ。当たり前のことをしたまでです」
「はは、これからよろしくな。兵藤」
「イッセーと呼んでください。一護先輩」
俺は一護さんに出された手を握った。さて、これからどうなるかな。
ソウル・ソサエティへと行った。イッセー。そして、正式に死神代行になりました。
……次回はどうなるでしょうか。