兵藤一誠に憑依して死神になりました   作:汰灘 勇一

9 / 43
第八話「ソウル・ソサエティへGO!」

 はっはっはー、兵藤一誠だ。今、大変なことに巻き込まれてるぜ。

 

 ソウル・ソサエティへ連行されたぜ!

 

 あの後、十三隊の面々に囲まれて俺は連行された。いやあ、がんばれば振り切ることが出来たんだけど……面倒なことになりそうなんでやめた。

 

 それで、今は一番隊舎にいます。

 

「……面を上げよ」

 

 顔を伏せていた俺は厳格な声で顔を上げて、驚いた。そこには十三隊の隊長、副隊長が全員いた。さらに、黒崎一護もいる。そして、見えない帝国との戦いで死んだはずの総隊長、雀部長次郎一番隊副隊長と吉良イヅル三番隊副隊長がいた。ど、どういうことだ? まだ見えない帝国との戦いは始まっていないと言うことか?

 

 

「……お主、名は?」

 

「はい、兵藤一誠と申します」

 

「兵藤一誠、お主は何者じゃ。何故、ワシ等と同じ能力の斬魄刀を使うことが出来る」

 

「それは、俺の斬魄刀の能力です」

 

「お主の?」

 

 総隊長達は驚いていた。まあ、そうだよな。

 

「ある日、俺は偶然死神の能力に目覚めてしまったんです。そして、始解を得たらそんな能力だったということです」

 

「成る程な……」

 

 一応納得してみてくれたようだから、話を変えよう。

 

「ええと、総隊長は悪魔と天使、堕天使の存在をご存じですか?」

 

「一応知っておる。だが、あいつらは彼奴等の存在を知らぬ」

 

「そうなんですか。では、無限の龍神オーフィスは?」

 

「そやつも知っておる。昔戦ったことがあるが、勝てなかった」

 

「ま、マジですか……」

 

 ……これも話しておくか。

 

「……実は、そのオーフィスは俺が保護しています」

 

「何!?」

 

 メチャクチャ驚いている総隊長。

 

「……どうして、お主があのオーフィスを」

 

「拾いました」

 

「……お主は、本当に何者じゃ?」

 

 ……ここは無視しておこう

 

「では、二天龍の存在は?」

 

「知っておる。まあ、今どこにおるか分からないけどな」

 

 ……成る程。

 

「ええと、俺はその二天龍の内の一つ、赤龍帝ドライグを宿しています」

 

「何!?」

 

 さらに驚いているみなさん。まあ、そうですよね。

 

「……本当なのか」

 

「ええ、赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)!」

 

 俺が叫ぶと、左腕に赤龍帝の籠手が現れた。ちなみに、卍解を習得する前には、もう禁手解禁(バランス・ブレイカー)に至っている。

 

「……確かに赤龍帝の籠手じゃの。兵藤一誠、お主に頼みたいことがある」

 

「……何ですか?」

 

「お主、死神代行にならぬか?」

 

 まさかの提案だった。

 

「ええと、何でですか?」

 

「お主は強力な力を持っておる。その力はソウル・ソサエティに有益だと思っておる」

 

「……いいですけど、条件があります」

 

「何じゃ?」

 

 俺はある条件を提案した。

 

「俺は将来、ある悪魔の眷属になりたいと思っています。それを許可してくれるなら、なります」

 

「……まあ、よかろう」

 

「ありがとうございます」

 

 俺は礼を言って、下がった。

 

「ふう……」

 

 やっと、重い空気から解放された。

 

「よう、ちょっといいか?」

 

「はい?」

 

 呼ばれて振り返ると、一護さんがいた。

 

「言い忘れたけど、遊子たちを助けてくれてありがとうな」

 

「い、いえ。当たり前のことをしたまでです」

 

「はは、これからよろしくな。兵藤」

 

「イッセーと呼んでください。一護先輩」

 

 俺は一護さんに出された手を握った。さて、これからどうなるかな。




ソウル・ソサエティへと行った。イッセー。そして、正式に死神代行になりました。

……次回はどうなるでしょうか。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。