大人しく縄についたランドルを連れて俺たちは家に帰った。
「どうしてこんな事をしたんですか⁉︎」
「特に深い理由はない。地球観光に来たから地球の精神世界に立ち寄っただけ」
「じゃあなんで拘束したんですか」
「テリアの匂いがしたから・・・」
テリアがランドルを尋問している時に俺は疑問に思ったことがあった。先ほどいった世界はこいつらが地球の精神世界と呼んでいるものだがどういうことなのだろうかずっと気になっていたのだ。
「なあ、地球の精神世界ってどういうものなんだ?」
「ん〜そうですね〜以前敵の世界に引きずり込まれましたよね」
「ああ、敵の力が上がるやつか」
「そうです、that's right! あれは相手の精神世界の中で戦っています。」
「精神で戦ってたってことか?」
「それがちょっとだけ違うんですよ、説明しにくいんですけど地球的に言うと精神世界はプロジェクターで現実世界という名のスクリーンに投影するみたいな感じです。なので地球という大きなスクリーンに映し出された範囲の中で肉体的に戦っていたんですね」
「それを地球自体が持ってる・・?」
「そういうことです。今まで自分の中に2つの世界がある現象は確認できませんでした。その地球のプロジェクターは自分たちのいる地球のスクリーンに映像を映し出します。」
「うん」
「すると理論上超新星爆発を起こし、この銀河系はなくなります」
「いきなり話を吹っ飛ばすな」
「まあまあこれは定義なのでこれ以上説明のしようがありません」
「ということは地球を守る理由はテロリストとかに使われてはまずいからか」
「流石ですね!文明の進んでいないこの星の世界をぶつけるのなんて簡単なんですよ、だから地球でいう核兵器みたいな感じでいつテロリストに使われるかはわからないんです」
「へぇ〜、でなに勝手に布団敷いてんだこら」
「あっお風呂入った後の方が良かったですかね」
「そういう問題じゃない」
こいつらをどうするか、俺は考えていた。
「あ、じゃあお風呂入ってきますね」
考えすぎていて、この言葉を聞いていなかったのだ。
しばらく経って俺は家にホームステイさせる代わりに家事を分担することで納得した。
気がついたら2人がいない、だがそんなことを気にしてはいられなかった。
「あ〜今日は疲れたから風呂入るか」
そんな独り言をつぶやいて風呂へと向かった。そして、何の躊躇いもなく風呂場のドアを開けてしまった。
俺の目に入った光景は、風呂上がりのテリアの裸だった
「ちょっと何入ってきてんですか!」
テリアは顔を紅潮させて叫んだ。
「ごっ誤解だ、ちがう」
やばい、本能的にそう思った。
「覗きなんて最低ですよっ」
テリアの投げたものが口に入った。
その後、マンション中に俺の絶叫が響いた。